大人気連載中のファッション漫画『ランウェイで笑って』がTVアニメ化!
今回はアニメ化を記念として、主演キャストお二人に対談をしていただきました!
お二人の熱を感じながら、アニメ放映と続報をお待ちください!
写真左:
花守ゆみり(千雪役)
趣味・特技:
卓球・ゲーム・テニス
出演作:
『転生したらスライムだった件』( シズ役 )
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』( 早坂愛役 )
etc...
写真右:
花江夏樹(育人役)
趣味・特技:
テニス・デザイン画・ワープロ・歌・音声編集・靴ひもを1秒で結ぶ
出演作:
『鬼滅の刃』(竈門炭治郎役)『四月は君の嘘』(有馬公生役)
etc...
お二人の好きなキャラ! 千雪と育人への印象は?
―――千雪役、育人役で出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
花守さん:
すごく驚きましたし、とても嬉しかったです!
はじめは、ファンの方に薦めてもらったことがきっかけで『ランウェイで笑って』を知りました。そこからこの作品が物凄く好きだったので、「アニメ化したらオーディションを受けられたらいいな」と思っていたんです。
そしたら本当にオーディションの話をいただいて、記念受験のつもりで受けたら千雪役に決まって、嬉しすぎてびっくりしました。教えてくれたファンの方に感謝したいです。
花江さん:
すごくいい話!
育人役に決まったときは僕もとても嬉しかったですね。オーディションの話をいただいた時点ではまだ作品を読んだことがなかったのですが、既に千雪役に決まっていたゆみりちゃんと現場でたまたま会ったんです。
そのときに原作を薦められて読ませてもらったらすごく面白くて、「絶対出演したい!」と思ったんです!
花守さん:
これにもとってもいいお話があって! オーディションを受けるのを決めたときの花江さんが「ランウェイで待ってて」って言ってたんですよ! かっこよかったですけど、もし役をいただけてなかったら……(笑)。
花江さん:
恥ずかしい奴にならなくてよかった……!(笑)
―――千雪と育人に対して、どんな印象をお持ちですか?
花守さん:
千雪はファッションモデルを目指すうえで「低身長」という大きな壁があって、それに対して「むきーーっ‼」となりつつも頑張る、強い女の子だと最初は思っていました。
でも作品を読み進めていくにつれて、自分がモデルとして弱いことを自覚しつつ頑張る彼女の姿に儚さも感じるようになりました。
花江さん:
わかる!
読み進めると印象が変わるよね。僕にとって千雪は、最初は気が強くて少し高飛車な女の子に思えていたけど、目標に向かってストイックに頑張っている姿を見て、芯があってカッコいいと思うようになりました。
一方で、育人は最初「なよなよしてるなぁ」と思ってました(笑)。
でも、育人も千雪と同じように、夢に向かって一生懸命努力して成長していく、主人公としてのかっこよさがあって痺れますね。
花守さん:
私にとっても育人の第一印象は、家庭の事情で夢を断念してしまったけれど、千雪と出会ったことでもう一度夢に向かって走り出す、千雪に引っ張られる存在でした。
でも、実際は自らの力で夢への道を切り開いていき、それによって千雪を引っ張っていく存在で、やっぱり主人公なんだなと今では思いますね。
花江さん、千雪と育人以外で好きなキャラクターはいますか?
花江さん:
柳田ですね。
最初は嫌な奴だと思っていましたが、ファッションデザイナーとして第一線で頑張っていて、生半可な気持ちで目指してはいけないと分かっているからこそ、あの厳しさがあるんだと。
それに、なんだかんだ面倒見が良いですし、育人の服を作りたいという想いを汲んで、認めてあげる一面もあって好きです!
花守さん:
私は心ちゃんが大好きです!
誰もが認めるモデルとしての才能を持っていて、服を作る才能が秀でているわけではないのに、「服を作る人になりたい」という強い想いがあるところに惹かれます。
自分のやりたいことが、自分の才能と一致しないことはすごく辛いことだと思います。それでも夢に向かって頑張っている心ちゃんを応援したくなります。
アニメの見どころは?
―――特に映像化を期待する原作でお気に入りのシーンがあれば教えてください。
花江さん:
僕は3巻の、育人が家族に「ファッションデザイナーになりたいんだ」と言うシーンですね。夢に向かう育人の強い決心がかっこよかったです。それを家族が心から応援している様子にもウルっときて。
花守さん:
あそこは泣けますよね!
私は2巻の、千雪が柳田のショーに急遽代理のモデルとして出るシーンです。柳田のことを「すっごい性格悪い」と言っていたのに、きちんと彼に頭を下げた千雪がかっこいいと思いました。
仕事のためなら、夢のためなら、頭を下げることも厭わない、その覚悟の強さに憧れます。その後、自分も緊張して追い込まれているはずの状況なのに、「わたしを見て」と言って育人の緊張をほぐそうとしているのにも惹かれました。
―――ズバリ、アニメ「ランウェイで笑って」の見どころは?
花江さん:
まず、アニメになって服に色がつき、動画で質感が伝わりやすくなると思うので、原作の服の新しい魅力が感じられるのはアニメならではの見どころだと思います。
もう一つは、モデルさんが動くことで実際のファッションショーの臨場感がより伝わりやすくなるところかな。ゆみりちゃんは?
花守さん:
私はとにかく熱量がすごいことを推します! 原作のアツいドラマに引っ張られて我々の演技も白熱しているので、見応えのある作品になっていると思います! 楽しみにしていてください!
アフレコ現場の雰囲気もすごくいいんですよ! とても仲が良い現場だと思います。アフレコの休憩中は常にみんなで談笑したりして。
花江さん:
そうですね! にぎやかな現場でなんでも話しますが、やっぱりファッションの話をよくしますね。
花守さん:
そういえばこの前のアフレコ、サンダルに花柄の靴下を合わせて履いていったら花江さんに「足元派手だね」って言われました(笑)。
花江さん:
(笑)。オシャレを褒めたんですよ! 僕も最初はファッション漫画の現場だから、ピシッとしたシャツを着て臨んでいたんですけど、だんだんラフになってきてます。気合入れないと(笑)。
花守さん:
花江さんは、私服にこだわりはありますか?
花江さん:
僕は着やすさと機能性を重視しますね。
それと飼い猫の毛がつきにくいことも大事にしているので(笑)、ナイロンっぽい素材が好きです。あとは、毛がついても目立ちにくいので白い服が多いかも。
それにしても、昔よりだいぶ服に気を使うようになりましたね。昔は500円のTシャツとか着てたのに(笑)。
花守さん:
猫重視ッ!(笑)花江さんが服に目覚めたきっかけはなんですか?
花江さん:
先輩に良いブランドのお店に連れていってもらったことがきっかけですね。
そこでTシャツに一目惚れして奮発して買ったら、とても気分が明るくなって。それ以降洋服にお金をかけるブレーキが弱くなってしまいました(笑)。
あとは結婚ですね。うちの奥さんがすごくオシャレなんですよ。僕に似合う服を買ってきてくれたり、その日の仕事に合わせて服を選んでくれるので、それで洋服への意識が変わりましたね。
花守さん:
うわ~~~いいですね‼
花江さん:
ゆみりちゃんは?
花守さん:
私の場合はそのとき入っている現場によって服を変えます。
自覚はなかったんですけど、人から指摘されて気付きました(笑)。演じるキャラに合わせて、ジーンズにTシャツでラフっぽい感じだったり、ドレッシーな服装にバッチリメイクだったり。戦闘服としてその日のコーディネートを選んでいるのかもしれません。
花江さん:
なるほど。 僕も気合い入れたいときは黒い服を着るので、とてもわかります!
―――お二人が異性に着てほしい服装はありますか?
花守さん:
私は断然、スーツです!!!
それで中にはベストを着てほしい。スーツ姿、本当に尊い……。似合ってる人を見ると、キュンってなっちゃいます(笑)。
花江さん:
僕は割とボーイッシュな服装が好きですね。Tシャツにキャップでラフな感じ。
でも、その人が自分で良いと思って着ている服なら、なんでもいいと思いますね。
―――ありがとうございました! 最後に一言お願いいたします。
花守さん:
現場に来るたびに、他のキャストさんやスタッフさんのかける熱量に圧倒されるくらい、力の籠った作品です。
色や音楽といった、アニメならではの演出で、原作を既に読まれている方でも「この服はこんな色だったんだ」とか「モデルさんのウォーキングがカッコいい!」など新しい発見があると思います! 是非よろしくお願いします!!
花江さん:
『ランウェイで笑って』は読んでいて、つい泣いてしまったり、「僕も頑張らなきゃな」って思えたり、心動かされるシーンがすごく多いです。
そんな素晴らしい作品の主人公である育人を演じられるのがとても光栄ですし、皆さんに早く見ていただきたいです。よろしくお願いします!
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Ⓒ猪ノ谷言葉・講談社/ランウェイで笑って製作委員会