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【TVアニメ毎週日曜午後5時放送中!!】『シャングリラ・フロンティア』人気VTuber歌衣メイカ×原作・硬梨菜先生の特別対談を大公開!!

TVアニメ『シャングリラ・フロンティア』毎週日曜午後5時放送中! 今回は、TVアニメ大人気を記念して、人気VTuber歌衣メイカさん×原作・硬梨菜先生の特別対談を大公開しちゃいます!
※11月19日(日)放送のTVアニメ『シャングリラ・フロンティア』第8話は、30分遅れて午後5時30分からの放送となります。

 

●TVアニメ大人気御礼特別企画!
『シャンフロ』の面白さを語り合う超豪華対談!

TVアニメ毎週日曜午後5時から放送中! MBS/TBS系全国28局ネットにて!
YouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」ではTVアニメ第3話までを完全無料配信中!

Profile
歌衣メイカ
チャンネル登録者数44万人超(2023年10月現在)の大人気バーチャルYouTuber(VTuber)。2018年より、YouTubeチャンネル「メイカちゃんねる」にてゲーム配信実況や楽曲カバーなど多方面の動画を投稿している。

 

■今年買ってよかったものNo.1!
出会いのきっかけは刺激不足!?

―歌衣メイカさんには、以前YouTubeに投稿した動画内で「2023年上半期で買ってよかったもの」として『シャングリラ・フロンティア(以下、シャンフロ)』を挙げていただきました! 『シャンフロ』と出会ったきっかけを教えてください。


歌衣メイカ:僕が『シャンフロ』を知ったのは、友人で同じくVTuberのアステル・レダ君からの紹介がきっかけです! 2人でゲームをしている時に、「最近刺激が足りないから、何か気合が入る作品はない?」と聞いたところ、真っ先に名前が挙がったのが『シャンフロ』でした。僕は昔、『シャンフロ』のようなMMO(多人数同時参加型オンラインゲーム)に熱中していた時期があったので、MMOを題材にしたこの作品はとても面白かったです。『シャンフロ』を読んでいると、当時の高揚感を思い出させてくれます!


硬梨菜:ありがとうございます! 歌衣さんと同じく、アステルさんは僕も好きなVTuberなんです! その人が、歌衣さんに勧めるくらいに『シャンフロ』を推してくれたのは嬉しいですね。

 

歌衣メイカ:アステルー! この記事を読んでるかー!?(笑)


硬梨菜:歌衣さんは『シャンフロ』のどういったところを魅力的に感じていただけたのでしょうか?


歌衣メイカ:主人公のサンラクにゲーマーとして共感できたのが一番の魅力でした。サンラクが『シャンフロ』の息抜きに別のゲームを遊んだり、詳しく調べ過ぎず初見プレイに拘ったりする姿は特に共感できましたね。効率だけを求めると、「このゲームだったら、最初にどのルートを通って、何のアイテムを拾って…」みたいなことを調べてしまいがちですが、サンラクは効率だけを求めていると忘れてしまう高揚感を思い出させてくれます! 硬梨菜先生はサンラクにどんなキャラクター性を込めたんですか?


硬梨菜:サンラクはよく「作者自身の投影なんじゃないか?」と言われますが、少し違っています。サンラクは僕よりはるかにゲームが上手い理想的なゲーマーなんです。あと、『シャンフロ』以外のゲームに途中で浮気するところもそうです。実際のリアルなゲーマーって、例えば一つのゲームにハマっていても人生でそれ以外のゲームを遊ばない事はないだろうという思いがあって、ああいうキャラクターになりました。

 

歌衣メイカ:良いですね! 僕、サンラクにはゲーム配信をやって欲しいなと思うんです! 配信者映えする性格ですし、配信中にコメント欄と喧嘩しているのも見てみたい!(笑)


硬梨菜:現在のゲーム配信を見ていると、昔のゲームの実況動画に比べて、プレイする人と見ている人の「時間差」が縮まっているように感じますよね。今は視聴者とコメント欄でリアルタイムに相談が出来て、あれもゲームの魅力の一つだと思います! 実は、原作では「墓守のウェザエモン」を書く前に配信要素を入れようと考えた時期もあるんです。


歌衣メイカ:え! そうなんですね!


硬梨菜:ただ、配信要素を盛り込むと情報過多な作品になると思ってその時はやめました。それに、自分だけが見つけたゲームの隠し要素は、配信せずに秘密裏にクリアしたい気持ちもありますし、サンラクはそういうタイプかなと。ただ、サンラクは難解なシナリオをこっそりクリアした途端、ゲーム全体にアナウンスされましたが(笑)。


歌衣メイカ:ああ! 確かにそういった場面がありましたね! 僕なら目立って大喜びしてそうです(笑)。

 

▲サンラクはゲーム開始序盤で、ユニークシナリオ「兎の国からの招待」と遭遇する。自分しか知らない隠し要素を発見するのは、ゲーマーなら誰でも憧れる瞬間だ。

 

■歌衣メイカはサイガ-0推し!
原作者が名前の由来を初告白!?

硬梨菜:歌衣さんが『シャンフロ』で一番好きなキャラクターは誰ですか?


歌衣メイカ:僕はサイガ-0が好きですね! あの一発高火力型のロマン砲は熱いです。昔『メイプルストーリー』というMMOに熱中していた頃があったんですが、当時も火力が高いゲーマーは有名でしたし、僕の憧れでした。そんな僕は、強くなるために友人からおさがりの装備を借りて胸を張っていたんですが…(笑)。でも、プレイヤーとしての「サイガ-0」には憧れますが、本名の「斎賀玲」をもじっただけのプレイヤーネームは身バレしそうでヒヤヒヤしてしまいますね。

 

硬梨菜:そうですよね。実はサイガ-0という名前を決める時、参考にしたのが「神羅万象チョコ」というお菓子に入っていた「聖龍王サイガ」なんです。「サイガが欲しくても出なかったんだよな~」という思い出だけ残っていて、それがきっかけにヒロインの名前を「斎賀」にしました(笑)。名前の後に数字や番号を付けるゲーマーは結構いますから、「サイガ-0」だとキャラクターの名前っぽいし、誤魔化せるかなと…。「流石に本名をそのままもじったプレイヤーネームにする人はいないだろ」という、現実でのゲーマー目線での落とし穴にもなるかなと思いました(笑)。


歌衣メイカ:確かに、あそこまでド直球のプレイヤーネームだと疑いもしないかもです(笑)。


硬梨菜:ちなみに、サイガ-0の中身である斎賀玲ちゃんはどう思っていますか?


歌衣メイカ:可愛らしいですよね! なかなか恋愛が進まないからムズムズしちゃいますが、玲ちゃんがトップ層のプレイヤーなのも魅力的だと思います。戦える強いヒロインだからこそずっとサンラクの側に居られますし、現状でも居心地よいのも分かります。それに、僕の場合はゲームにハマっていたら恋心を忘れてしまいそうなので、現実の自分の気持ちを忘れず過ごしているのは偉いです!(笑)

 

▲歌衣メイカさんが推している『シャンフロ』のメインヒロインのサイガ-0。ゲーム内の厳ついアバターとは裏腹に、中身は楽郎に恋する一人の乙女。

 

■運営との戦いが好き!?
歌衣メイカのお気に入り場面!

硬梨菜:『シャンフロ』でお気に入りのシーンはありますか?


歌衣メイカ:一番好きなのは、水晶群蠍との戦いです! サンラクが水晶群蠍を崖から落としたり同士討ちさせたりと、ゲームの仕様を突く戦い方をするのが堪らなく好きなんです。


硬梨菜:原作で水晶群蠍との戦いを書いている当時、崖からぶら下がる事が出来るゲームも自由にエリアから出られるゲームも少なかったんです。でも、『シャンフロ』ほどリアルさを追求するゲームなら、「モンスターも勢い余って崖から落ちるんじゃないかな」と思ったのが、水晶群蠍を攻略する糸口となりました。


歌衣メイカ:『シャンフロ』は、プレイヤーの柔軟な発想がゲームに反映される自由度がワクワクする要素ですよね! まあ、サンラクは自由にやり過ぎたせいで、運営が水晶群蠍に修正を入れましたが…。実は僕、以前ゲームを作る仕事に携わっていた時代があり、ゲームの仕様を考える事があったんですが、仕様の穴を突いてくるプレイヤーは実際にいました(笑)。そんなプレイヤーとそれを直す運営はまさに人間同士のPvPです! この戦いはその部分を感じられてとても良かったです!(笑)

 

▲サンラクが出会った強敵・水晶群蠍。この強敵から経験値とアイテムを手に入れる為に、サンラクは「落下死」というゲームの仕様を突く戦略を駆使する。

 

硬梨菜:あまりコミカライズ版では描かれていないのですが、原作のサンラクは結構運営にメールを送るタイプなんです。例えば、「この仕様はゲームバランス的にまずいのではないですか?」と勝ち誇りながら送る事があります。


歌衣メイカ:なるほど! 「俺、見つけちゃったんすけど~」的なテンションでメールを送るんですね。


硬梨菜:そうなんです。「秘匿はしたいけど、勝利宣言もしたいタイプ」です(笑)。


歌衣メイカ:腹立つ~(笑)。それを言われたら運営側は直すしかないですね! 『シャンフロ』はゲームの設定が複雑ですし、オープンワールドなのでプレイヤーが順序通り進めてくれないので運営は大変だろうなと思います。ただメンテナンスの時間を設けず、プレイヤーがゲームをプレイ中に修正を入れてくれる「リアルタイプアップデート」が採用されていて、『シャンフロ』は最高のゲームだなと思いました。


硬梨菜:あれは近未来の技術なので! 読者から「そんな事出来ないだろ」とツッコミが入ったら、「未来だから実現しているんです!」と答えて乗り切るようにしています(笑)。

 

■リスナーの反応が即座に分かる!
歌衣メイカが語る配信者の楽しさ

―歌衣メイカさんはゲーム配信者として活躍されていますが、ゲーム配信の楽しさや魅力はどう感じていますか?


歌衣メイカ:配信者目線だと、自分が頑張って作ったものをすぐ世界に発信して反応をもらえるのが嬉しいですね! 以前ゲームを作る仕事をしていましたが、そのゲームが世間に出るまで、どんなに早くても作ってから半年はかかるんです。その点、例えば生配信では、自分の発言に対する返事が一瞬で返ってきます。この反応の早さが余りにも楽しくて、ゲーム配信者という仕事に身を捧げようと決めました。


硬梨菜:歌衣さんの配信、よく見ています! 気になったのですが、配信者の皆さんって他の活動者さんたちの配信も見るんですか?


歌衣メイカ:見ていますよ! 視聴者目線に立つと、自分一人では気付けない伏線・考察・キャラへの愛着を発見出来て面白いんです。僕の好きな実況者に、ゲームの登場人物全員にあだ名をつける人がいるんです。その人があだ名をつけてイジる事によって、カッコいいが売りのキャラにも愛嬌を感じて、ゲーム内の感動的な場面でボロボロ泣いちゃうんですよね。


硬梨菜:メイカさんは多くのゲームを実況していますが、人生で一番プレイしたゲームは何でしたか?


歌衣メイカ:やっぱり『メイプルストーリー』ですね! 『メイプルストーリー』のようなMMO(多人数同時参加型オンラインゲーム)って、僕にとってのゲームの在り方を変えた存在なんです。小さい頃から友人とゲームをするのが好きでしたが、夕方18時まで誰かの家で遊んだら解散して、後は自宅でソロプレイするしかない…なんて時代がありました。そんな中、夜でも誰かと一緒に遊べるMMOを知った時は衝撃でしたね。下校してすぐゲームを起動し、そのまま朝までゲームをして眠らずに学校に行く、なんて日々を繰り返していました。実は『メイプルストーリー』を止めたら偏差値が10上がったなんてこともありまして(笑)。脳みそのキャパシティーを偏差値が10変わるくらいには、ゲームに使っていたんだなと。硬梨菜先生がハマったゲームは何ですか?

 

▲『シャンフロ』のようなMMOは、どこに居ても何時でも、友人たちと一緒に同じゲームを楽しむ事が出来るのが大きな魅力。

 

硬梨菜:自分の人生に深く突き刺さっているのは『ゼノブレイド』です! 巨大なロボットと草原に突き刺さった剣だけのゲームパッケージがあまりにもカッコよかったですし、世界観にも衝撃を受けました。しかもゲームを始めた途端、最初のエリアで高レベルの敵といきなり遭遇する展開には度肝を抜かれましたね。初代の『ゼノブレイド』はWii専用ソフトだったんですが、妹のWiiを寝ている間に勝手に借り、中に入っていた『Wii Sports』を取り出してから夢中になって『ゼノブレイド』を遊んでいました(笑)。


歌衣メイカ:そういったご自身で遊んだゲーム体験が、『シャンフロ』の創作に影響することはあるのですか?


硬梨菜:もちろんです。それこそ知っている人が『シャンフロ』を読んだら、『ゼノブレイド』の影響も受けているのが分かると思います。例えば先ほど話題に出たサンラクが用いた水晶群蠍の攻略法は、『ゼノブレイド』のゲーム内でできる、とあるレベリングの小技に近いものがあるのです(笑)。

 

■君はどう遊ぶ!?
ゲーム『シャンフロ』の遊び方

硬梨菜:もし『シャンフロ』のゲームが現実にあったら、どんな風にプレイしますか。


歌衣メイカ:僕はゲームのプレイスタイルがかなり浮気性でして、もし『シャンフロ』を現実に遊べるなら、レベル50くらいで飽きてジョブチェンジして…を繰り返しそうです(笑)あと今はゲーム配信をやっているので、強いリスナーの皆さんの力を借りてパワーレベリングしちゃってそうですね! 硬梨菜先生ならどうプレイしますか?


硬梨菜:『シャンフロ』のように遊び方の自由度が高い作品だと、僕だったら生産職をやってそうです! 鍛冶屋になって武器を作っている気がします。


歌衣メイカ:似合いそう! それこそ、ビィラックのように「古匠」とかになりたいですよね! コミカライズ版をすでに読んでいるので、達成条件は知っていますし(笑)。今から『シャンフロ』を始めるなら、鍛冶屋はありですね!

 

▲硬梨菜先生が憧れる鍛冶屋は、サンラクがラビッツで出会ったNPCのビィラックの職業。戦いをせず自分の仕事を究めるのも、『シャンフロ』の楽しみ方の一つ!?

 

■爽快で見ていて飽きない!
TVアニメ『シャンフロ』の魅力

―10月からTVアニメ『シャンフロ』が始まりました! 歌衣さんもご覧になりましたか?


歌衣メイカ:見ました! 戦闘シーンが良かったです! 主人公のサンラクが敏捷力特化タイプだからこそ、アニメ映えするスピーディーな戦いを見せてくれますし、「クリティカル」の文字の演出も爽快でした!明るくコミカルなパートとシリアスな戦闘パートをサンラク役の内田雄馬さんが上手く演じ分けていますし、見ていて飽きないですね。原作者の立場で、TVアニメで苦労した事はありますか?

 

▲歌衣メイカさんがTVアニメの見どころに挙げた戦闘中の「クリティカル」の表示。TVアニメならではの爽快感のある演出に注目して欲しい!

 

硬梨菜:TVアニメの中で、陽務楽郎の自室のゲーム棚が初めて正確に描かれたのですが、TVアニメの制作陣から「棚に入っているクソゲーのタイトルを考えて欲しい」と相談を受けた時は大変でした…! 棚を埋めるほどの本数を考えて送ったら、次は「サンラクが最初に職業選択をする時、職業欄をスクロールするのでその職業も考えて欲しい」と言われまして(笑)。


歌衣メイカ:あれも硬梨菜先生が考えたんですね!


硬梨菜:量が多くて大変でしたが、自分で考えるのはとても楽しかったですし、それをしっかりTVアニメで描いてくれて嬉しかったです!

 

―最後に、『シャンフロ』をまだ読んだことがない人に、『シャンフロ』のおすすめポイントを教えてください!


歌衣メイカ:今回の対談記事を最後まで読んでくれた上で、もしまだ『シャンフロ』を読んだ事がなかったら、それは勿体ないです! ここまで対談記事を楽しく読めたなら、『シャンフロ』を楽しく読む素質、そして僕のリスナーになる素質があります(笑)。…真面目な話をすると、ゲームを初めて触った時の高揚感は誰しもが経験した事があると思います。ですが、「これから何が起こるんだろう?」というワクワクは、色々なゲームをやればやるほど薄れていきますよね。『シャンフロ』は、そんな忘れてしまいそうになる気持ちを、フレッシュに思い出させてくれるので、最近ゲームに夢中になれていない人ほど読んで欲しい作品です! 『シャンフロ』を読んでゲームライフのための活力を貰って、存分にゲームを楽しみましょう! ……そしてあわよくば僕のゲーム配信まで見に来てくれたら嬉しいです!(笑)

 

―お2人とも本日はありがとうございました!


歌衣メイカ硬梨菜ありがとうございました!

 

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