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最強の双子陰陽師VS呪いの主! 『陰陽事変』運命に立ち向かう双子陰陽師と仲間たち

かっこよくて――
人の役に立てて――
モテモテになれる職業に就きたい――

 

そんなことを考えて現実逃避しているみなさんに、おすすめの職業があります!

 

それは……「陰陽師」です!(唐突)

陰陽師とは、悪霊や呪いに悩む人々を特別な力で助ける、まるでスーパーヒーローのようなかっこいい職業。

 

そんなかっこいい陰陽師が活躍する漫画がこちら!

双子の陰陽師が織りなすリベンジアクション『陰陽事変』です!

 

●『陰陽事変』はこんなお話!

本作の主人公は、普通の男子高校生・蘆屋北斗(あしや ほくと)。

 

大好きな彼女・小松千花(こまつ ちか)と、順風満帆な高校生活を送っています。

 

そんなある日、とある人物が北斗のもとにやってきます。

その人物とは、生き別れた北斗の双子の兄・蘆屋南斗(あしや なんと)。

 

北斗が南斗に会うのは、なんと10年ぶり。

南斗が10年ぶりに姿を現したのは、北斗にあるお願いをするためでした。
そのお願いとは――

 

陰陽師の仕事の手伝い……⁉

 

陰陽師とは、その力で悪霊を祓ったり、時には人を呪い殺したりする存在のこと。
北斗と南斗は、陰陽師の家系に生まれた、「双子の陰陽師」だったのです。

 

2人はとても仲の良い兄弟でしたが、両親の死をきっかけに、兄の南斗が本家へ、陰陽師の才能がなかった弟の北斗は親戚に引き取られ、離れ離れになったのでした。

 

その後10年間、南斗は陰陽師の修行をしていましたが、師匠が行方不明になったことで仕事が回らず、北斗を頼ってきたというのです。

 

兄からのお願いを無下にすることもできず、10年ぶりに陰陽師の力を使う北斗でしたが――

そこは流石の「双子」!
2人は息を合わせて、無事に陰陽師の仕事を完遂します!!

 

そして仕事を終えて日付が変わると、その日は北斗の誕生日。
北斗は、千花とのデートへ向かいます。

 

今まで隠していた陰陽師の家のことや、双子の兄のことを、千花に知っていてほしい――
そんな想いを胸に、北斗は待ち合わせ場所へと向かいます。

 

しかし――

北斗の願いが叶うことはありませんでした……。

 

それは突然のこと。千花は血を吹き出し、呪いの言葉を吐きながら、橋の上から身を投げます。

 

 
状況を呑み込めずにいる北斗の目の前で、千花はあまりにも突然に命を落としたのです。

 

事件後、警察で取り調べを受ける北斗ですが――

突如南斗が現れ、この事件は南斗が所属する陰陽師達の総本山・七曜陰陽連(しちようおんみょうれん)の管轄になったと告げられます。

 

突然のことに驚く北斗ですが、事件現場で黒い狐の面をつけた怪しい人物を見たことを思い出します。

 

北斗はこれで犯人を捜せると意気込みますが――

 

南斗は、北斗に事件のことをすべてを忘れさせようとします。

 

というのも、北斗が見た黒狐の面の者こそが、千花を呪い殺した犯人で、七曜陰陽連も総力を挙げて行方を追っている危険な呪いの主だというのです。

 

危険な任務に北斗を巻き込みたくない南斗ですが――

北斗の「千花の死の理由を知りたい」という意志は固く、とうとう南斗が折れることに。

 

こうして、10年ぶりに再会した双子の陰陽師は、黒狐の面の者を追って旅に出るのです。

 

まだまだ謎の多い本作。ここからは本作を彩る魅力的なキャラクターたちを紹介します!

 

●覚悟を決めて前に踏み出す! 一途で心優しき青年・北斗

10年ぶりに陰陽師の世界に舞い戻った北斗。

 

そんな北斗を待っていたのは、久しぶりに過ごす、兄との楽しい時間。
そして――

 

大好きな彼女との別れ。

 

黒狐の面の者によって、千花が呪い殺された後、北斗にはある後悔が残りました。

それは、千花の死を前にして、なにもできなかったこと。

 

あのとき、あと一歩足が前に出ていたなら――
もっと自分の能力や陰陽師の仕事に向き合っていたら――

悔やんでも悔やみきれない想いを抱えながら、北斗は千花のお葬式に出席します。

 

お葬式には、憔悴しきった千花の母親の姿がありました。
千花の事件はひき逃げ事件として処理されており、千花の母親は「犯人のことを教えてほしい」と北斗に詰め寄ります。

 

そんな母親に対して、北斗は謝ることしかできません……。

 

そして、北斗は千花のご両親と自分に誓います。

 

必ず千花を殺した犯人を捕まえて、千花が殺された本当の理由を突き止める、と。

 

そんな後悔と決意を胸に、高校を休学して旅に出た北斗でしたが、10年のブランクはなかなか埋まるものではありません。

 

当面の目標は、陰陽師初級術で九字護身法のひとつ「破邪の法(ドーマン)」の習得。
初級術ですら満足に扱えないのが、今の北斗の現状です。

 

そのため、陰陽師としての自信を持てずにいますが――

危険にさらされた人を守るために力を振り絞り、ついに陰陽術「破邪の法(ドーマン)」を習得!

 

千花が死んだあのとき、一歩も動けなかった後悔があるからこそ――

 

踏み出したその足は、もう止まることはありません!
決意した北斗の成長を、これからも見守りたいですね!

 

●ニヤけた顔ですべてを背負う! 弟思いのお兄ちゃん・南斗

北斗の双子の兄で、陰陽師の修行を積んでいた南斗。

 

飄々としてつかみどころのない性格の持ち主ですが――

陰陽師の仕事となると、真剣そのもの!
そして、その真剣さは、弟のことになるとさらに加速します。

 

千花の事件の後、北斗から黒狐の面の者について聞くやいなや、北斗に忘却術をかけてすべてを忘れさせようと迫るのです。

 

危険な任務に北斗を関わらせたくない――
弟を大切に想う兄の姿がそこにはありました。

 

では、そんな弟想いの南斗が、北斗に「陰陽師の仕事」を頼みにきたのはなぜでしょうか?

南斗が北斗のもとにやって来た本当の理由は、北斗の出生の記憶を消し、この先も一生陰陽師と関わりを持たせないようにするため。

 

その想いは強く、七曜陰陽連の総督・卑弥呼(ひめみこ)が、北斗を陰陽師の世界に巻き込もうとすると――

 

真剣な眼差しで食って掛かるほど。

 

そして嬉しいことに、そんな兄の想いは弟の北斗にたしかに届いています。
だからこそ、北斗は南斗と一緒に、逃げずに真相を追うと決意したのです。

 

ひとりですべてを背負い生きていくことを覚悟していた北斗ですが――

これからは、すべてを背負う必要はありません。2人は“双子”なのですから!

 

まだまだ秘密を抱えていそうな南斗ですが、大好きな弟と共に困難を乗り越えていってほしいですね!

 

●頼れる姉御肌! 鬼熊を狙うマタギ・狩野美香(かのう みか)

北斗が旅の途中で出会った女性・狩野美香。
猟銃を片手に働く、美人マタギです。

 

美香がマタギになったのには理由があります。
それは――

 

「鬼熊」と呼ばれる熊を殺すため。

 

きっかけは、10年前、美香たちの暮らす山に鬼熊が現れたときのこと。
山中を荒らす鬼熊に手を焼いていた住民は、「山神の怒りによって熊が呪われている」という陰陽師の言葉を信じ、駆除を任せます。

 

その結果、鬼熊は祓われたそうですが――

陰陽師と一緒に山に入った美香のおじいさんは、それから二度とマタギの仕事をすることはありませんでした。

 

おじいさんから生きがいを奪った鬼熊が再度現れたと聞いた美香は、おじいさんの猟銃と共に山へ向かっていたのです。

 

美香は北斗の忠告に耳を貸さず、単身で鬼熊に対峙しようとしますが――


心配した北斗と南斗が後を追い、山の中で共闘することに。

 

そこで、鬼熊によって穢れをうつされ、「被穢体(ひけんたい)」となった鹿を目の当たりにします。

 

 
鬼熊のせいで山が荒らされていると分かれば、美香が黙っていません。南斗の反対を押し切り、3人で“鬼熊狩り”が始まります!!!

 

はたして、美香たちは無事に鬼熊を討つことができるのでしょうか?
先が読めない展開から目が離せません!

 

魅力的なキャラクターたちが挑む、怪奇な存在との戦い。続きが気になった方は、ぜひマガポケでチェックしてみてください!

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