皆さん、2025年も夏が始まり、暑い日が続きますね!
そして、そんな夏の暑さに負けないアチアチの恋が……ついに始まります!
そう、マガポケの大人気連載漫画『薫る花は凛と咲く』のTVアニメが!!!!
本作は、主人公の男子高校生・紬凛太郎(つむぎ りんたろう)とヒロインの女子高校生・和栗薫子(わぐり かおるこ)が、お互いの立場の壁を乗り越えつつ、心を通わせてゆくピュアラブストーリー!
そんな素晴らしい漫画をアニメでも見られるなんて……この幸せと感謝を、僕はいったい誰に伝えればいいのでしょうか!?(クソデカ感情)
……はっ、そうだ!
抑えきれないこの想いは、本作の紹介記事を作成することでその感謝を伝えられるじゃないか!
というわけで、TVアニメ開始のこのタイミングで本作を大特集しちゃいます!(ドンドンパフパフ)
本作『薫る花』といえば、主人公たちふたりの恋模様だけでなく、登場人物全員の「人が人を想う尊さ」が、とんでもなく丁寧に描かれていることが特徴!
凛太郎と薫子さんの関係が変化してゆくとともに、彼らの周囲の人間模様もまた、少しずつ変化していくんです!
そこで今回は、凛太郎と薫子さんをとりまく人々の魅力や関係性を、3回に渡ってじっくりご紹介しちゃいます!
第1回目は、凛太郎とその同級生、千鳥高校の友人たちです。
●不器用ながらも成長し、変化してゆく主人公・紬凛太郎
仲間たちを紹介する前に、まずは本作の主人公・紬凛太郎をご紹介しなくては、このお話は始まりません!
凛太郎は、大柄(190cm)、金髪、ピアス、目つきが悪いと、見た目が厳つい男子高校生。
また凛太郎の通う千鳥高校は、偏差値が低めのいわゆる“底辺”男子校。
そのため、初対面の人から否定的に見られることに慣れており、人とある程度の距離を置いて生きていくのが、凛太郎の中で当たり前になってしまっていたんです。
ちなみに実家は人気のケーキ屋さん。よくお手伝いもしているのですが、そのことすら誰にも話していません。
店番をしていても、女の子に逃げられる始末!?
毎度このような具合なので、自分が誰かに好意を抱かれるなんて思ってもみませんでした。
そんな凛太郎の前に現れたのが和栗薫子。
さっき逃げ出した(?)女の子じゃないですか!
実は彼女、凛太郎のことを最初から知っていて、彼を見た目や学校名で怖がったことなんて一度もなかったんです! 本当に、1mmも!
そんな薫子さんとの出会いが、固く閉ざされていた凛太郎の心を開き、次第に彼の表情や行動も変化していきます。
最初は自分のような人間と関わりを持つと、薫子さんに迷惑をかけるかもしれない……とさえ思っていたのに――
ばちっ!
っと、視線が重なっただけで2人のお顔が真っ赤に……!? 甘酸っぺぇえええええ!!!(尊死)
(凛太郎と薫子さんの尊すぎる恋愛模様の詳細は、TVアニメや漫画本編をご覧ください! マジでおすすめです……!)
こうして、薫子さんと出会うことで「彼女のことを知りたい」と思う気持ちが芽生えた凛太郎。この出会いをきっかけに、自分以外の人、そして今まで考えてこなかった「自分の気持ち」とも向き合うようになっていきます。
そんな凛太郎の変化が、周囲にいる友人たちとの関係にも影響していくのです……!
それではここから、凛太郎と同じ千鳥高校に通う、同級生の親友3人を紹介していきましょう!
●そのまっすぐさが、友を救う! “最高”の男・宇佐美翔平(うさみ しょうへい)
1人目にご紹介するは、宇佐美翔平!
宇佐美は結論から言うと、裏表がなくて、まっすぐでマジで最高にいいヤツ! ……と言われて思い浮かんだいいヤツを、もう2倍くらい良くしたナイスガイ!!!!
彼がどれほど“最高”かということをご紹介するにあたって、まずはこちらの「宇佐美劇場」をご覧ください……!
凛太郎が桔梗の女子と知り合いと知っては、号泣するほど羨ましがり――
凛太郎が薫子さんと仲よさそうな姿を見ては、1人だけ画風が変わる程に驚き――
学校のスポーツ大会で負けて悔しい思いをすれば、特訓しようと言い出し――
大きなすれ違いがあって、そのことを謝られたら、すぐに笑顔で手を差し伸べられる――
自分の気持ちを内に秘めてしまうタイプの子が多い本作の中で、宇佐美の全力で自分をさらけ出していく姿が、とても、と~~~っても重要になってくるんです!
思ったことを恥ずかし気もなく自然と伝えられる宇佐美の言葉は、彼自身が気づかないうちに、たくさんの友人たちを救っています。
また、他の誰もが聞けずにいた薫子さんとの関係にも――
「でも好きなんだろ?」って、ド真ん中ストレートを放り込む!!! 思わず凛太郎もこの表情!(笑)
こんなデリケートな話題にも、まったくの嫌味なく自然と踏み込んでいけるし――
混じりっけなしの本心からくる彼の言葉は、いつだって“最高”の結果をもたらしてくれるんです!!!!(力説)
「いい子」なのはお前だよ……!!!(釣られ泣き)
こんなヤツが友だちだったら、学校生活はきっと“最高”に楽しいですよね!
これからも変わらない君でいてくれ、宇佐美……!
●その不器用さ、ギネス級!? クールなイケメン男子・夏沢朔(なつさわ さく)
思ったことをすぐ口にする友人がいる一方で、言葉にして伝えるのが本当に苦手な友人もいます……!
それがこちらの方!
2人目は、クールな夏沢朔!
千鳥高校の生徒には珍しく、文武両道で非の打ち所のないイケメン男子! ……に見えるのですが?
「ありがとう」と真正面から言われると、「…もういいよ」なんて顔を逸らしてはぐらかす。そして、それが照れ隠しであることはバレバレなクーデレ系男子!?
宇佐美のようなタイプとは正反対だけど、結果的に感情ダダ漏れやん!(最高)
底辺高校に通ってはいますが、とてつもなく頭が良く、なんと勉学においては桔梗に通う薫子さんたち以上によくできる!
……が、頭の回転が早い故にわかりやすく伝えるのが苦手のようで……?
女子ふたりも思わず「…?」となってしまう始末(笑)。
紆余曲折を経て、伝えることに慣れた夏沢が成績の悪い同級生たちに勉強を教えるシーンでは、「教えるのがうまい」と褒められると、ぷいっとそっぽを向くのがあまりにも……(かわいい)。
もう、おわかりいただけましたね……?
はい。この男、と~~~~っても不器用なんです!!!
その不器用さときたら、あの凛太郎といい勝負!
それゆえに、不器用な者同士の凛太郎とは気持ちがすれ違ってしまうことも……。
このときは、凛太郎に隠し事(薫子さんとの関係のことです!)をされたのがショックで、つい彼を責めるような言い方をしてしまいます。
過去の出来事から、凛太郎をとても信頼している夏沢にとって、それはとても辛いことだったのです。しかし、どうやっても当たりの強い言い方になってしまう不器用さ……。そんな夏沢がとても青春していて……良いのです!(力強く)
そんな夏沢も、友人から指摘を受けて凛太郎の胸の内に気づくことができます。
後日、この誤解も解くことができるのですが、言葉にするのは苦手だけど、言わなくてはいけない時はしっかりと覚悟を決めるのもエモポイント!
「ごめん」と一言。
自分が悪いと思ったことは、うやむやにせずちゃんと謝罪します。
そして、薫子さんの存在は夏沢にも少なからず影響を与えていました(どう影響を受けていたのかは……本編をチェックしてください! 号泣必至です……!)。
「二度と言わないからな」と前置きしてからの……?
がんばれ、夏沢……! がんばれ!!!!
「心の底から 信頼してる」
渾身のお言葉、いただきましたぁ!
とても不器用だけれど、実は誰よりも仲間を信頼しているアツい気持ちを持つ夏沢朔!
そして実は彼には、もうひとつの注目ポイントがあるのですが……それは本編を読んでのお楽しみとしておきましょう……!
●頼りになりすぎる! 皆のまとめ役・依田絢斗(よりた あやと)
最後にご紹介するのは、トラブルメーカーな凛太郎たちをまとめてくれる存在、依田 絢斗!
穏やかな笑みを浮かべる依田は、小柄な平和主義者。
その見た目から、可愛い系の優男感が漂いますが、他の3人にとって、非常に頼れる存在なんです!
例えば、凛太郎と夏沢が喧嘩をしてしまったシーン。すれ違うふたりを見つめる依田の瞳は、いったい何を思っていたのかといいますと?
彼は、積極的に自分の話をしない凛太郎の変化を敏感に感じ取っていて、そのせいですれ違ってしまっているということを夏沢に伝えたのです!
このように、のほほんとしているように見えて、鋭い洞察力で人のことをよ~く見ているんですね!
そんな依田は、皆を見守りあたたかく包み込んでくれる存在……かと思いきや!?
持ち前の朗らかな笑顔でズバッと切り込む! 鋭いツッコミも持ち味!
「教え下手だ」という事実を夏沢にはっきりと伝えます(ふたりの関係性あってのことですが!)。
さらに、凛太郎と薫子の関係にもズバズバ切り込む!
依田にロックオンされた凛太郎に、もはや逃げ場無し!?
もちろんその切り込みは、凛太郎をからかうためでも、興味本位でしたわけでもありません。「好きな人と付き合う」とはどういうことかを真剣に考える凛太郎に対して、率直な考えを伝えてくれます。
相手や周りに流されず、自分の考えを伝えることはなかなかに難しいものですが、決して取り繕った言葉を使わずに、ありのままの考えを共有し、肯定してくれる。
「僕は応援するよ」
って直接伝えてくれる友人……。こんな心強いことってありますか!?
そして、“強い”のは心だけではなく……?
え、なになに!?
あの朗らかな表情の依田が、見たこともない鋭い目つきに!?
どうやら、不良に絡まれた凛太郎と薫子を逃がすために仲裁に入ったようですが、かつて凛太郎に怪我をさせたのがその不良たちだとわかった途端……。
夏沢「…あ」
宇佐美「やば」
えっ、どういうこと? 何がヤバいの???
依田くん、目が据わってらっしゃいます……(震え)
さっきまでの穏やかな笑顔はどこへ……?
そして次のシーンには――
ぶっ倒れる年上の不良たちの中心に、平然とたたずむ彼の姿が……。
え、ひとりで全員ボコボコにした……ってコト!?
そのベイビーフェイスに似合わぬ武闘派の依田。彼がなぜこんなに強いのか、その正義感はどこからくるのか……?
それは本編で語られておりますので、ぜひご一読くださいね! 読んでいけば依田の――
こ~んなゾクゾクッとする顔が拝めちゃったりするかも!?
乞うご期待です!
さてさて! 『薫る花は凛と咲く』アニメ化記念記事の第1回目として、千鳥高校の仲間たちをご紹介させていただきました!
心の通った友だちがいれば、ごくありふれた日常がこんなにも輝くのですね……(眩しい)。
うわ~~ん! 僕も学生に戻って、こんな青春を送りた~~~い!!!!
と自分の灰色だった青春時代に打ちひしがれつつ、第2回は【桔梗学園女子高校編】を紹介します! お楽しみに!
『薫る花は凛と咲く』はマガポケで大好評連載中! そして、TVアニメ『薫る花は凛と咲く』は本日7月5日(土)の24時30分から放送開始です!!!
アニメの最新情報は公式サイト、ならびに作品公式Xをご覧ください!
僕も今からTVの前に正座待機します!!!(約24時間待機)
●『薫る花は凛と咲く』
単行本第17巻、大好評発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!