「最強の魔法師」に憧れるマガポケ読者のみなさーん!
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』は読んでいますか~?
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』は、王立魔法学院で仲間たちと共に伝説的な成果を上げた後、宮廷魔法師となったアレクが――
わがままな王太子によって、宮廷から追放された結果――
かつての仲間たちと伝説のパーティー“終わりなき日々を(ラスティングピリオド)”を結成し、再び最強を目指していく超王道ファンタジー!
アレクは王立魔法学院を主席で卒業した超天才魔法師。
繰り出す魔法はどれもすごいのですが――
この魔法陣を使ったアクション、かっこよすぎませんか⁉
かっこよすぎますよね!?!?
僕もアレクのようにかっこいい魔法陣を出してみたいなぁ……なんて考えていたのですが、あることに気が付きました。
これ、作れるんじゃない?
魔法は使えませんが、魔法陣だけならいけるんじゃない?
これはもう、「最強の魔法師」に憧れる一般人を代表して作ってみるしかない!
目標は当然、アレクと同じ多重詠唱です!
それではさっそく作っていきますよ! 目指せ、最強の魔法師!
●まずは魔法陣の型紙を作っていく!
さて、魔法陣はアクリル板で作ろうと思いますが、どうやって絵柄を写すべきか……。
悩みに悩んだ末、魔法陣の形に切り抜いた厚紙をアクリル板にかぶせ、その上から色を塗るという作戦で進めようと決めました!
とりあえず、魔法陣の型を用意していきましょう!
魔法陣がきれいに写っているシーンを選び……
……
…
現代魔法である画像加工ソフトにより、なんとなくそれっぽい形を抜き出す!
あとは……
厚紙をいい感じに切り抜いたらどうにかなるでしょう……!
アクリル板にこの紙をのせてスプレーなどを振りかけたら魔法陣完成! という計画なので、早速この模様の形に切り抜いて………
この形に切り抜く……!?!?!?!?
動揺してしまいましたが……とりあえず……とりあえずやってみます……
ドキドキ……
こう……かな……?
真ん中部分を切り抜くだけで、思っていた倍の時間がかかってしまいました。
何かもっといい手段がある気がしてきましたが、ここまできたらやるしかありません!
なんかこう……頑張って切り抜いて……
こう………
この呪文みたいな部分、キツいな……?
今さらですが、魔法陣って難しくない……?
当然といえば当然なのですが、描くだけならともかく、加工するとか切り抜くとかになるとこの手の図形は難易度が高い!
なぜ切り抜いて色を塗るという方法を選んだのか、作戦を考えていたときの自分を問いただしたい気持ちでいっぱいです……!
序盤の勢いはどこへやら、カッターを握る手がなかなか進まなくなってきました……。
ひぃひぃ言いながら立ち向かうこと、2時間。
出来上がったものが……
こちら!!!
ひたすら切り抜いただけあって、いい感じの型紙になっているのではないでしょうか!?
●魔法陣を仕上げていく!!!!
型紙が完成したところで、魔法陣を仕上げていきたいと思います!
アクリル板に型紙を乗せて……
スプレーを振りかける!!!!
魔力IN !!!!!!!!!!!!!!!
あまりやりすぎない程度に抑えつつ、スプレーでシャーっと全体に塗装していきます!
なかなか乾く気配のない魔法陣を見ていると、「これうまくいくのかな……?」とかなり不安になってきましたが、ここまで来たら幸運を祈るのみ。乾くのを待って型紙を取り外せば、魔法陣が完成しているはず………
はず………
あれ……? 魔力、漏れてない……?
魔法陣の原型はとどめているものの、ちょっとあちこち滲んでいてかわいそうな感じになっていますね……。
「マスキングテープなどでスプレーが垂れないようにする必要があったな」と今さら気付き、絶望的な気持ちになっていますが……とりあえず本家と見比べてみましょう。
アレクの魔法陣、綺麗だな!?
それに比べて僕の魔法陣は魔力漏れが発生しているし、完成度が違いますが……
半日かけて魔法陣を作っていた社会人の努力に免じて、完成度には目をつぶってください!!!!
●最後は魔法陣を展開!!!!
アレクのような魔法陣は作れませんでしたが、僕の魔法陣もかっこよく持てばそれっぽく見えるはず! 希望は捨てませんよ!!!!
アクリル板を構えて……
魔法陣展開ッ!!!
………
……
…
ここで致命的なミスに気づきました。
この魔法陣、持つと手が塞がりますね……!?
アレクのようにかっこいいポーズを決めながら四方八方へ展開するつもりが、ただ持っているだけになってしまいました……。
ちなみに、やる前は「型紙を作るんだからいくつも量産して多重展開できるじゃん!」と思っていましたが、1回塗ったら型紙がボロボロになって使えなくなりました。良く考えたらそうですよね……。
……というわけで、魔法陣を手作りした結果、ひとつ展開するだけでもかなり大変なことがわかりました。
アレクならこれを一気に大量に作ることができるのですが、我々一般人は半日かけて(魔力漏れしている)魔法陣1枚が限度。やっぱりアレクは最強ですね……!
ここまででアレクの魔法のすごさ&かっこよさは十分に伝わったかと思いますが――
『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』は、アレクの魔法の他にも見どころがたくさん!
かわいいヒロインたちとのラブコメ展開に――
仲間とのアツい友情――
迫力満点のバトルシーンなどなど――
ここだけでは紹介しきれないほど、魅力が詰まりに詰まった作品なんです!
マガポケで本編を読んでアレクたちの旅路を応援してください!
●『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』単行本第6巻、好評発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!