10月に最新巻が発売した五十嵐正邦先生が描く『川柳少女』。
作中に出てきた数多くの川柳の中から、担当編集が思い入れのある5つの川柳を選んでもらいました!
「構わない どう見られても 君となら」
第1・2話 P20
担当編集コメント:
七々子を気遣い、離れて歩くことを提案したエイジへ贈った川柳。
七々子のエイジに対する真っ直ぐな思いが籠もった一句です。
ちなみに、雑誌では「どう思われても」になっていますが、単行本では「どう見られても」に修正されてます。
「…もし他に アテがないなら 横 どうぞ?」
第25話 P8
担当編集コメント:
雨の日、放課後の下駄箱で、傘を忘れたエイジに贈った川柳。
「女子から誘った相合い傘で下校すると、その二人は結ばれる」という、部長の嘘を信じた七々子が、頑張ってエイジを誘っている姿がいじらしいです。
「お返しだ! コレでおあいこ 許します!」
第68話 P8
担当編集コメント:
創作ダンスで失敗し、七々子を抱きしめてしまったエイジに贈った川柳。
ちょっと貴重な、やんちゃな七々子が見られるシーンです。
「雨の日の 景色は雨の 日だけだよ!」
第136話 P7
担当編集コメント:
七々子の誕生日に皆で山へピクニックに行くも、山頂に着くと生憎の雨…。
そんな状況で落ち込む皆に対し、七々子が楽しげな表情で詠んだ川柳。
七々子の前向きな姿勢が伺える、清々しい一句です。
「怖いけど… 告白します エイちゃんに!!」
第141話 P8
担当編集コメント:
修学旅行に直前、部長に背中を押され、覚悟を決めた七々子が詠んだ川柳。
この決意の行方は今週発売の週刊少年マガジン49号にて明らかに!!
必読です!
みなさんのベスト川柳もぜひ教えていただきたいです!