マガポケベースマガポケの秘密基地! ここだけで読める面白記事あります!

マガジンライズ12月期結果発表! 『ただの棒』がゴールド賞を受賞!

「マガジンライズ」は新人漫画家に向け、毎月開催している新人賞。
今回は12月開催のマガジンライズの結果を発表します!

 

▼ゴールド賞(賞金30万円)
『ただの棒』49P
顔木 七菜(19)

天才と秀才 2人が互いを理解したとき、最強コンビが爆誕する!!
良かったこと
外連味のあるキャラクターがとにかく魅力的。主人公である弟の普段のセリフ回しがいい意味で力が抜けていることで、シリアスなシーンとの抑揚の大きさになっている。加えてコマ割りの表現力も高いのでしっかりと魅せるべきキメシーンでカッコよさの到達点の高さを出せている。素晴らしい才能だと思います。そんな才能を更に輝かせるために必要なことは、とにかく画力の基礎値を上げることかと感じます。将来がとても楽しみです。期待しています。

▼この作品はマガポケで公開中!!

pocket.shonenmagazine.com

 

▼シルバー賞(賞金5万円)
『青春×フィルム』53P
泉 将大(22)

好きになった人が普通じゃなかったら? 映画同好会を舞台に紡がれる、淡くて眩しい青春譚。
設定に新しさのあるラブコメではありませんが、キャラクターの心情を丁寧に深掘りしていった結果、唯一無二の作品となっています。主人公とヒロインの距離感が絶妙で、もっと二人を応援していたいという気持ちにさせられました。画力が上がればデビューもすぐだと思います。

 

▼ブロンズ賞(賞金3万円)
『デカパイ本仕込』31P
櫻井 修磨(26)

未来は1人の異端により大きく変わる
女性から乳房が失われてしまった世界で、大きな乳房を持つことになってしまった本仕込さん。一見バカバカしい設定を呑み込ませてしまうキャラクターの勢いとギャグセンスが素晴らしい! 31ページに収めたテンポの良さもお見事。あとはクライマックスやドラマ部分をもう少し作りこめれば、笑って泣ける漫画が描けると思います!

 

『幼なじみ。』75P
CZ(17)

17才の俊英が描く、幼なじみたちのホラーサスペンス。
もどかしく甘酸っぱい幼なじみの青春ものかと思いきや、衝撃の展開へ。違和感の入れ方とキャラクターの感情表現が上手で、ぐいぐいと読ませるネームが素晴らしかったです。読者に伝わり切らないラストになってしまったところがもったいなかったので、次回作では「このシーンでこの感情になってほしい」という目的を具体的に掘り下げて描いてほしいです!

 

『ミヤコキングダム』56P
秋吉 翔平(21)

スーパーパワーを手に入れた妹がグレた!? 超スケールで描かれる兄妹喧嘩の行方は――!
独創的な絵柄と、疾走感あるネームで引き込まれました。セリフに体重が乗っていて、キャラクターを生き生きと動かせていたと思います。終盤の「最終決戦」感を煽るフリをもう少し強めれば、さらに盛り上がったのではないかと思います!

 

『老人と傍観者』57P
葵 雫(20)

事なかれ主義の大学生とゴミを拾い続ける男。人はみな懸命に生きている。
運命的な再会を、とにかく気持ち良い見せ方、そして心温まる雰囲気で描き切っていて、すごく感動しました。きっと演出の引き出しがもっと増えると、さらに描きたい物語に近づける気がしました。今はそのための画力向上を!

 

▼アイアン賞(賞金1万円)

『キモに免じた消化音』33P
タクヤトキ(20)

 

『アオマルサマー』50P
作画/夏目 夕(24)
原作/三島 透(31)

 

▼ネクストライズ賞(賞金5000円)
『救済脳幹』ハラウエ(33)
『死後の洗霊』森 浩太朗(22)
『UMH(Unidentifide Mysterious Human)』下暗 灯(22)
『グラス・オン・アイドル』七瀬 フミ(23)
『塞翁が馬な奴』影浦 龍児(22)
『推しのために旋回してみた!』中嶋 優(21)
『どこへも行けなかった暮らしの最後に』本城 錦(22)
『ーpfー ピアノフォルテ』草薙 木葉(26)
『氷と指』森 咲菜(27)
『神殺しの金剛力士』KINDLE(24)
『電車バトル』石田 ヒライ(18)
『スマホが壊れただけなのに』みんごす(22)
『夢妄想』曽根原 巧真(21)
『BREAK!!』亜白 余一(20)


次回以降、更に上の賞を取ると「ライズボーナス」として段階ごとに+1万円贈呈!

 

●ネーム部門 心動かすストーリーの俊英はこちら!!

▼シルバー賞(賞金10万円)

『キラークチュリエール』30P
中垣 智賀(21)

ファッションデザイナーを目指す殺し屋が裏社会の敵を倒す物語。爽快感のあるストーリーがとても良かったです。キャラクターのカッコ良さや笑いを引き立てるセリフも高評価でした。一方、キャラクターがファッションに目覚めた過去の深掘りが物足りない印象を受けました。次回作では、読者がより共感したくなるキャラクターの魅力作りを心掛けて欲しいです。

 

●作画部門 才気あふれる絵を放つ英傑!!

▼ブロンズ賞(賞金3万円)
森 優希(27)

 

たくさんのご応募ありがとうございました!
さらに進化(ライズ)した投稿お持ちしております!!

 

マガジンライズ3月期は3月31日締切!! ※当日消印有効

皆さまからの投稿をお待ちしています!
応募の詳細は下記をチェック!

debut.shonenmagazine.com

 

ぜひ周りの人にも教えてあげてください!

感想をポストする

 

▼合わせてどうぞ! 過去の「マガジンライズ」受賞作はコチラ!

pocket.shonenmagazine.com

▼プロに聞く! 漫画の作り方はコチラから!

pocket.shonenmagazine.com

pocket.shonenmagazine.com