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伝説の料理漫画『中華一番!』の続編! 『中華一番!極』史上最年少の特級厨師・マオが作る“跳ねる肉団子”に挑戦してみた!

みなさん、料理漫画の名作といえば何の作品を思い浮かべますか?

 

家庭料理や和食、イタリアン、フレンチなど……さまざまなジャンルで料理を題材にした名作が生まれていますが、中華料理の名作といえばこちら!

(『中華一番!』より)

『週刊少年マガジン』と『マガジンSPECIAL』で連載していた伝説の料理漫画『中華一番!』ですよね!

 

 
(『中華一番!』より)

『中華一番!』は、19世紀の中国を舞台に、天才料理人を母に持つ少年・マオこと劉昴星(リュウ マオシン)が、最高位の料理人“特級厨師”を目指して奮闘する成長物語!

 

 
(『真・中華一番!』より)

シリーズ第2作となる『真・中華一番!』では、中華料理界の極道・裏料理界との争いの中で、マオが特級厨師として成長していく姿が描かれました。

 

そして、マオの冒険が幕を閉じた1999年から約17年後――

マガポケにて、ファン待望の続編『中華一番!極』がスタート!
成長したマオが中国各地で活躍する姿が描かれています!

 

●『中華一番!極』はこんなお話!

『中華一番!』では、実家である四川省髄一の料理店・菊下楼の総料理長職を継承し、史上最年少で特級厨師の資格を取得したマオ。さらに『真・中華一番!』では、裏料理界を倒すことに成功します。

 

あらゆる困難を乗り越えた天才特級厨師の次なる目標は、中華料理の果ての果てまで極めること!

菊下楼の総料理長継承者でありながら、あまりの若さゆえに修業期間が設けられているマオは、中国各地を巡る修業へ出ようとしているのです。

 

そんなマオに、マオの姉・カリンは菊下楼先々代料理長・マリウ大師の十三回忌法要の際に菊下楼へ戻ってくるよう伝えます。

実は、マリウはマオとカリンの父。マオは2歳のときにマリウを亡くしているため、ともに過ごした記憶はありません。しかし、偉大な料理人であるマリウの存在はマオにとって大きなものでした。

 

マリウの法要の数日前、菊下楼へと戻ったマオは――

四川料理の頂点に君臨する伝説の大厨師・玉仙老師(ぎょくせんろうし)から「マリウは生きている」と告げられたり……

 

マリウの一番弟子・ルイと出会い、マリウの料理の味を知ったり……
菊下楼に戻らなければ知りえなかった事実に直面していきます。

 

そんな中行われたマリウの法要で、事件が起こります……!

なんと、菊下楼で大爆発が発生……!
この事件によって、菊下楼は大倉庫が全て吹き飛ぶという大打撃を受けます。

 

マオは、この事件には裏があると踏んだルイから真相を探す旅に誘われます。
こうして、再びマオの冒険がスタートしたのです!

 

マリウを巡る謎に、ルイとの冒険――
マオの新たな旅路も見どころがたくさんですが、もちろんこれまでのシリーズと同じく、本作でも美味しそうな料理がたくさん登場します!

マオの料理を食べた者は――

 

刺激的な辛さと濁りのない味わいに、汗を流しながら白目をむいたり――

 

澄んだスープの味に、思わず全裸で海に浮かんでいる気分になったり――

 

ふわふわの卵白に、雲の上を飛んでいるような気分になったり――
とっても気持ちよさそうなのです! これが特級厨師の力なのでしょうか……!

 

画面いっぱいから美味しさが伝わってくるマオの料理を見ていると、僕も同じものを食べたくなってきました……。

 

僕はもちろん特級厨師ではない、ただの一般人ですが……
マオみたいな料理を作りたい!!!!

 

ということで、特級厨師になりきってマオの料理を再現してみたいと思います!!

 

●炸弾紅焼獅子頭(ジャーダンホンサオシーズートウ)を作ってみた!

思い立ったは良いものの、何を作るべきか――。
考えまくった結果、マオが冒険への覚悟を表明したときのあの料理を作ることにしました!

 

その料理とは、

「炸弾紅焼獅子頭(ジャーダンホンサオシーズートウ)」!

 

まるで獅子のように飛び跳ねる中国式肉団子です!

 

危険に満ちた旅へと向かうには、何度奈落の底へ落ちても這い上がる「獅子の心」を持って挑まねばならない――
そんなマオの決意が表現された炸弾紅焼獅子頭、作るしかありませんよね!!!!

 

作る料理も決めたところで、特級厨師の気持ちになって調理スタートです!

まずはメイン食材の豚肉。

 

『脂身を多めに配分して』という原作のレシピを忠実に再現するため、肩ロースとバラの2種類を用意しました!

 

この豚肉に爆発の衝撃を受けさせて、肉の繊維を断ち――

というのは現代の法律が許さないため、適当なサイズにカットしていきます!

 

 

ネギと生姜もざっくりカット!

 

つなぎとして、爆発によって粉状になった米(と思い込みながら購入した米粉)も用意します!

 

それらの材料をすべてフードプロセッサーに入れて、スイッチオン!
特級厨師はフードプロセッサーを使わない気もしますが、繊維を断つにはこれが一番です!

 

さらに、マオと同じく水を少しずつ加えていきます!
ひき肉料理に水を加えると、パサつかずふっくらジューシーに焼きあがるそうです。

 

フードプロセッサーでこれでもかというほどこねて、下ごしらえは終了! こんなに丁寧に作ったのだから、よく跳ねる肉団子になるはず!

あとは形を整えて揚げていきますよ!
油の温度は180度にして――

 

 

マオと同じく「デカく丸めてじっくり揚げ」で、焼き方も忠実に再現していきます!

 

9~10分ほど揚げていくと、徐々においしそうな色に!

 

ちょっとサーターアンダギーっぽくなりましたが、肉団子です!
油から引き上げ、休ませておきましょう!

 

その間に、甘酢餡を作っていきます。黒酢、醤油、レモン汁、砂糖を用意して――

 

水と一緒にフライパンへ入れ、加熱!
沸騰してきたら水溶き片栗粉を入れて、とろみをつけ……、

 

煮詰まったところへ、寝かしておいた肉団子を投入!
一気に餡と絡めていきます。最後に、別途用意しておいたチンゲン菜と一緒に盛り付ければ……

 

炸弾紅焼獅子頭の完成!

 

見た目はかなり特級厨師っぽいものができた気がします……!

 

●炸弾紅焼獅子頭を食べてみた!

マオの炸弾紅焼獅子頭とも遜色ないものができた気がしますが……
さっそく試食してみます!

これでもかとフードプロセッサーを回したので、驚くほど滑らかです。一緒に入れたネギや生姜も極限まで細かくなっているため、食感の邪魔にならずに香りだけが効いていて、これは美味しい……!

 

マオの獅子頭を食べた人たちは、思わず獅子のような雄叫びをあげていましたが……
僕の作った獅子頭も叫びたくなる美味しさです!

 

●炸弾紅焼獅子頭を跳ねさせてみた!

と、ここまでは順調に特級厨師の道を歩んでいる僕ですが……

やはり気になるのは跳ね具合!
『獅子が皿の上で跳躍している…!!!』と言われるほどの跳ねっぷりを見せてほしいところです!


それでは、ご覧ください……!

 

………
……

ズドン……!
しっかりと肉の重みを感じる落下を見せてくれました……!

 

トロッとした甘酢餡が衝撃吸収材の役割を果たし、餡無しの状態より静かに着地している気がします。

餡をまといながらここまで跳ねさせるなんて、やっぱりマオは天才です……!

 

しかも、マオはこんなにすごい料理を作りながら……

マリウ失踪の謎を追い――

 

元裏料理界の面々と戦い――

 

危険な道も臆せず進み――

 

料理でみんなを幸せにしているのです!! マオ、すごすぎます……!

 

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