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最凶の不良が、街の英雄へ―― 『WIND BREAKER』不良高校生・桜が歩む、“防風鈴”活動の軌跡!

突然ですが、みなさん! 激熱ヤンキー漫画『WIND BREAKER』は読んでいますか!?

『WIND BREAKER』は、ケンカで“てっぺん”を目指すべく、ケンカ最強で名高い風鈴高校に入学した不良高校生・桜遥(さくら はるか)が――

 

風鈴高校には街を守る正義のチーム“防風鈴”としての側面があることを知り――

 

防風鈴の一員として、仲間とともに街を守る英雄へと成長していく物語!

 

2021年の連載開始から、東京・渋谷の広告をジャックする「渋谷4大ジャック」やポップアップショップの開催、「次にくるマンガ大賞2021」「このマンガがすごい!2022」をはじめとした漫画賞へのランクインなど、大きな注目を浴びてきました。

そんな人気作『WIND BREAKER』が、ついにマガポケでの連載100話を突破!
さらに、アニメ化も決定しました!!

 

ということで、今回は100話突破&アニメ化決定を記念して、桜が歩んできた“防風鈴”活動を総復習!
仲間との交流や敵との戦いを通じて成長してきた桜の勇姿を振り返っていこうと思います!

 

●防風鈴としての初ケンカ! 「獅子頭連」戦!

防風鈴の一員として活動することになった桜は、初めての見回り中、不良に襲われている中学生を助けます。
初の防風鈴活動は成功! と思いきや……

 

その中学生を襲っていた不良たちは、隣のシマを仕切るチーム「獅子頭連(ししとうれん)」。このことがきっかけとなり、獅子頭連とのバトルが勃発してしまうのです……!

 

対決は、お互いのチームの存続を賭けたタイマン5本勝負に!

 

これまでたくさんのケンカを経験してきた桜ですが、防風鈴として初陣となる今回は、いつもと気持ちが違っていました。

なぜなら、獅子頭連から襲われていた中学生に「任せとけ」と言ったから。
「自分のためだけ」に戦ってきたときとは違う、「誰かのため」に拳を振るう勝負――

 

桜は戸惑いながらも、同時に不思議な力が湧いてくることを感じていたのです……!

 

桜のタイマン相手は、獅子頭連の副頭取、十亀条(とがめ じょう)。
「“力”の絶対信仰」を標榜するチームのNo.2だけに、十亀は序盤から圧倒的な実力を見せますが……

 

桜は十亀の拳に迷いがあることを感じ取り、それがなぜなのか知ろうとします。
ケンカを通じて相手を知ろうとするなんて、これまでの桜では考えられないことでした。

 

十亀は、獅子頭連のトップ・兎耳山丁子(とみやま ちょうじ)が道を外れていくのを止められず、後戻りできないところまできてしまったことを理解していたのです。

 

真っすぐすぎる桜からの拳と言葉で、十亀は自分の想いと過去を振り返り……
お互いの気持ちをぶつけ合う、全力の終盤戦へと突入!

2人とも、これまでのケンカでは知りえなかった心地良さを感じ始めます……!!

 

最後は、十亀がケジメとして桜の拳を受けギブアップ。防風鈴としての初陣は勝利を飾りました!

結局このタイマン勝負は防風鈴の全勝で終了。兎耳山たちは自らの過ちに気付き、獅子頭連を立て直すことを決意するのでした。

 

常に他人から拒絶され、それゆえに他人を受け入れることなどなかった桜。
一匹狼だったこれまでと違い、「何かのために」そして「相手と向き合って」戦うことを知り、防風鈴の一員として大きな一歩を踏み出したのです!

 

●身に染みる未熟さと新たな葛藤―― 「KEEL」戦!

街での活躍を認められ、防風鈴としてクラスをまとめる“級長”に選ばれた桜。

 

そんなある日、クラスメイト・杏西(あんざい)の友人が、悪名高いチーム「KEEL」に囚われていることが判明します。

 

もちろん、桜たちは助けにいくことを決意! クラス全員でKEELの待つ造船所跡へと向かいます!

 

しかし――

KEELは正々堂々と勝負するようなチームではありません。
武器を用意し、大人数で防風鈴を待ち構えていました……。

 

怪我をしたメンバーも出始め、防風鈴はピンチに陥りますが……

そこへ、防風鈴の2年生が援軍として参戦!
なんとか形勢逆転に成功します!

 

そんな中、桜はKEELのリーダーに気を取られ、上手く立ち回れずにいました。
仲間が傷つけられるところを見て、頭に血が上っていたのです。

 

そんな桜を見て、2年生の級長・梶蓮(かじれん)が「級長としてまず何をすべきなのか」伝えます!

 

自分のことしか考えていなかったことに気付いた桜は、あっという間に目の前の敵を蹴散らし、梶の言う通りに仲間をフォロー!

 

2年生の参戦のおかげもあり、KEELは全滅。杏西の友人を取り戻すことに成功します!
しかし……

桜は自分の力不足に打ちのめされていました……。

 

そんな桜に、仲間たちから優しい言葉が贈られます。
自分のせいで危険な目に遭わせてしまったクラスメイトたちからは励まされ……

 

防風鈴の総代・梅宮一(うめみや はじめ)からは、体が動かなくなった理由を「そいつらのことが好きだからだよ」と教えられ……
桜の中に、例えようのない感情が湧き出てきます。

 

「仲間と協力して戦う」という初めての経験は、桜の心の中に大きな葛藤を生み出したのです……。

 

●大切なのは、仲間を信じて自分と向き合うこと―― 級長としての大きな一歩!

桜は仲間との戦いを経て、自分ひとりでできることは限られていると気付きます。
悩んだ結果、一念発起して2年生の級長・梶に「なぜ仲間を頼れるのか」を聞くことに。

 

梶から返ってきた理由は、「自分じゃできないから」。
とても単純な答えですが、それは自分の弱さを認めてしまうこと。桜には受け入れがたいものでした。

 

「ケンカが強いから仲間たちに受け入れてもらえている」と考える桜は、「弱い自分」を見せると仲間から拒絶されると思い込んでいるのです……。

 

そんな桜に、梶は周りの人たちが桜を大切に思っていることを伝え、仲間たちを信じるようアドバイスします。

 

桜は覚悟を決めて、クラスメイトたちに本音をぶつけることを決意!

拒絶される恐怖に胸が張り裂けそうになりながら、自分の弱さを吐露し、KEEL戦での失敗を謝ります……。
そんな桜に対して、クラスメイトたちは――

 

もちろん、誰も桜を責めたりなどしません!
桜以外の人はみんな知っている通り、桜はこの学校と街のみんなから愛されているのです!

 

桜はこれまで、暗闇の中で必死に綱渡りをするように生きてきました。
でも、それは知らず知らずのうちに自分自身で思い込んでいたもの。

 

桜が勇気を出した先には、安心して人に身を任せられる場所がありました。

桜は生まれて初めて、「自分の居場所」を見つけることができたのです!

 

●自分なりの戦いを模索して―― 六方一座との共闘!

ある日、桜たちは防風鈴の四天王・椿野佑(つばきの たすく)が働くショーパブへと向かうため、風鈴高校近くの歓楽街・ケイセイ街に足を踏み入れます。

その途中、怪しい男たちに追われる少女を発見!
彼女の名は、成田(なりた)しずか。椿野が働くショーパブで歌手をしている女の子です。

 

桜たちは圧倒的な腕っぷしで男たちを倒し、しずかをショーパブまで送り届けますが……
男たちは、再びしずかを追って街で争いを起こし始めます……。

その報せを聞いた桜たちは、ショーパブのボーイでありケイセイ街の安全を守るチーム「六方一座(ろっぽういちざ)」の座長である中村幹路(なかむら かんじ)たちとともに、しずかを守るための戦いへ繰り出すことに!

 

六方一座と桜たちの共闘により、かなり善戦しますが……

相手はかなりの大人数。
少数精鋭の六方一座と桜たちだけでは、どんどん体力を削られてしまいます……。

 

そんな中、幹路が桜たちへ「ここを離れて店に戻ってくれ」と頼むのです……。

 

これまでの防風鈴活動で自分のできることを知った桜は、渋々ながら戦いの場から身を引くことに。
不利な六方一座を置いて去るなど、これまでの桜なら絶対に受け入れられなかったことです。

 

そして、椿野から、戦うのではなくしずかを「守る」ことを頼まれたときも、自分のやるべきこととケンカの目的が何かを考え、その頼みを引き受けます。

 

“てっぺん”という立場への理解、そして仲間への信頼を知ったことで、「自分が最前線で戦う以外の最善の道」を選べるようになったのです!

そして、勝負は六方一座と桜たちの勝利に終わります。しずかの身の安全も守られ、一件落着!

 

しかし、六方一座の戦い方を見ていた桜の中に、ある気持ちが芽生えます。

六方一座の戦い方は、「自分たちが全員倒れたとしても、街としずかが無事ならそれでいい」というもの。
大切なものを守るためならば、自分たちが犠牲となることはいとわないのです。

 

桜はその考えを受け入れようとしますが……

どうしても、仲間が倒れていくのを受け入れることはできませんでした……。

 

綺麗ごとだとしても、誰も倒れないように戦いたい――
桜はこの戦いを通じて気付いた自分の想いを宣言するのです。

新たな戦い方と“てっぺん”を知り、桜は自分の理想とする戦い方を見つけたのでした。

 

●音もなく近づいてきた脅威―― 風鈴の伝説・棪堂(えんどう)との邂逅!

防風鈴が巻き込まれたKEEL戦と六方一座との共闘には、黒幕がいました。

 

その人物とは――

防風鈴ができる前、風鈴高校で伝説の強さを誇っていた棪堂哉真斗(えんどう やまと)。
2年前に風鈴高校を離れてから消息を絶っていた棪堂が、防風鈴の前に姿を現したのです。

 

桜は他人を使って争いを起こす棪堂に怒りをあらわにしますが……

KEEL戦で空回りする桜を見ていた棪堂は、桜に対して「風鈴にいるべきではない」と言い放ちます。

 

以前の孤独な桜であれば揺らいだかもしれない言葉。
しかし、仲間を得た今の桜は、自分の居場所は自分で決めると断言することができるのです!

 

その場でケンカが始まるかと思いきや、棪堂は気まぐれを見せて去っていきますが……

 

棪堂が去り際に放った「またな」の言葉に、かつての棪堂を知る防風鈴の幹部たちは、全面戦争になることを危惧します。

 

棪堂は、昔の風鈴の凶暴性を内に残したまま風鈴を去って行った「風鈴の影」。そのため、今の平和な風鈴を昔のような場所に戻すために動き始めた可能性があるのです……。

しかし、桜はそれに怯むことなく、改めて防風鈴として戦うことを宣言!

 

六方一座との共闘で感じた、「少しでも多くの仲間を助けるために、少しでも強くなりたい」という思いを胸に、決戦まで全力で修業します。

 

そして迎えた、決戦の日。

棪堂は、風鈴史上最強の男・焚石矢(たきいし ちか)とともに、大人数を引き連れて風鈴の街へと乗り込んできます。

 

防風鈴は各チームに分かれて戦うことになりますが、あまりの勢力差に、圧倒的に不利な状況……。
しかし、これまでの活動の中でいろいろな経験をしてきた桜は――

防風鈴の仲間とともに、大切な場所を守るための戦いへと踏み出していくのです!

 

果たして、勝利の女神は防風鈴と棪堂軍のどちらに微笑むのでしょうか?

 

最初は一匹狼で他者と関わることを避けていた桜。
しかし、街の人たち、そして防風鈴の仲間たちと過ごす日々の中で、苦しみつつも成長してきました。
この先も桜がどのような成長を見せてくれるのか、そして防風鈴としてどのように活躍していくのか、とっても楽しみです!

 

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