『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』は、平凡なサラリーマンが異世界の弱小貴族アルス・ローベントに転生し、持ち前の“鑑定スキル”で優秀な人材を集めて最強の領地を目指す異世界成り上がりファンタジー!
本記事ではアルスのもとに集った最強の家臣たち+αを紹介していきたいと思います!
●平凡なサラリーマンから貴族に転生! アルス・ローベント
人口1000人ほどの小さな土地・ランベルクを統治しているローベント家。次期領主のアルス・ローベントに転生した主人公は、知力・体力・魔力――どれをとっても飛び抜けた能力を持ちません。
しかし、ひとつだけ他の人にはないオリジナルスキルを授かります。その能力こそ――
職業適性やステータスを知ることができる “鑑定スキル”。
アルスはこのスキルを駆使することで、わずか3歳にして――
弓兵に適正があるのに、槍兵の訓練をしていたミレーの才能を見抜く!
これを知った父のレイヴン・ローベントからは――
次期領主としての自覚を促されます。というのも、ランベルクが属しているのはサマフォース帝国ミーシアン州カナレ郡。この時期、サマフォース帝国では各地で反乱が頻発していて、アルスは群雄割拠の戦国時代を生き抜く運命にあったからです…!
さらにサマフォース帝国下のミーシアン州でも次期総督を決める後継者争いが勃発間近…!
つまり主人公がアルスとして転生した時代は、一触即発! とにかくヤバい!
領地の未来は、いかに優秀な人材を集められるかにかかっている…!
そういうわけで、アルスは――
ランベルクの平和を守るため、“鑑定スキル”を駆使して最強の家臣集めに奔走することになるのです!
●アルスの右腕! リーツ・ミューセス
領地がヤバい。
そう気づいたアルスが初めてスカウトした家臣が統率、武勇、知略、政治すべての潜在値90超えの圧倒的ステータスを誇るリーツ・ミューセスでした。
これぞまさに戦国の風雲児。
ただし、彼は下等な人種として差別されるマルカ人。アルスが父のレイヴンにリーツを家臣に加えたいと伝えても――。
「愚行だ」と一蹴されてしまいます。
でも、アルスは諦めません。せめて能力を試すテストをして欲しいと食い下がり、レイヴンから「自分に一太刀でも浴びせることができたら、雑兵として雇っても良い」という言葉を引き出します。ですが――
レイヴンは桁外れの“武勇”を誇るランベルク随一の剣士!
その壁を超えることは不可能なのか…!? 周囲の誰もがそう思ったその時――。
リーツはレイヴンの股下をかいくぐる奇襲を仕掛け、さらに逆光を味方につけて一撃を食らわせることに成功!
こうしてローベント家の家臣として認められたリーツは、
アルスの教育係を任されることに…!
知略99の頭脳を活かして周辺諸国の動向を完璧に察知。
迫りくる戦争に不安を感じるアルスには…。
逆にチャンスだと言って励ましてくれるリーツ。
優しい! イケメンすぎです!
ですが、ひとたびアルスに害をなすものが現れれば――
冷酷非情な戦士に豹変…!
武勇90のずば抜けた戦闘力でアルスを守り抜きます!
まさに武・知・忠誠すべてに優れた最強の家臣。
彼がいれば、どんな困難もきっと乗り越えていけますね!
●魔法の逸材! シャーロット・レイス
シャーロット・レイスは
ローベント最強の魔法兵。
物心ついたときから孤児として生きてきた彼女は、とある奴隷商人に身柄を拘束され、ボロ雑巾のように扱われていました。
しかし、優秀な人材を求めて街にやってきたアルスとリーツが彼女を救出。
武勇116、魔法兵適正Sランクという、とんでもない数値に驚愕したアルスは、彼女をランベルクの魔法兵としてスカウトします。
それから3年後、隣のサイツ州との領土問題から戦争が勃発。
シャーロットは、その戦場で目覚ましい活躍を遂げていき――
ローベントの火焔姫と呼ばれるまでに成長!
殺伐とした戦国の世ではありますが、リーツとシャーロットに支えられるアルスは本当に幸せそう!
見ているだけで気持ちがほんわか温かくなりますね!
●サマフォース帝国一の知略持ち⁉ ロセル・キーシャ
ロセル・キーシャは狩人を生業とするキーシャ家3人兄妹の末っ子。
潜在知略109の天才児です。
アルスが出会った頃のロセルはまだ5歳。
しかも、狩人一家の中でも一番臆病で身体の弱い落ちこぼれ。
知略の高さに惹かれたアルスは、ぜひ家臣になって欲しいとスカウトしますが…
ロセル、泣き叫んで拒否。
力仕事が中心の生活では、彼の才能が発揮される場面がなく、ロセルは自分がダメな奴だと思いこんでいたのです。しかし、そんな彼をローベント家の図書室に連れて行くと…
たったの数時間で大量の本を読み漁り、ものすごい勢いで知識を吸収! よく聞いてみると、彼は一冊の本から読み書きを学び、生まれてから今までの記憶をほとんど覚えていると言います。そんな彼に本で学んだばかりの「罠」を作らせてみれば…
大量の獲物をゲット!
その上、獲物の子どもは捕まらないような仕掛けを作って、生態系への配慮もバッチリ!
これぞまさに天才の為せる業。
こうしてロセルは――
ローベント家の参謀役として立派な成長を遂げていきます!
これから彼はどんな驚きの作戦を見せてくれるのでしょうか? 想像するだけでとてもワクワクしてきますね!
●天使の笑顔に爆高野心! リシア・プレイド
リシア・プレイドはトルベキスタ領主の娘で、アルスの許嫁。
9歳になったアルスは、はじめて彼女と顔を合わせて驚きます…!
こんなに無邪気で可憐な女の子のステータスが、
政治100&野心80。
もしかしたら家を乗っ取ろうとしているのかもしれない…!
そんな不安に襲われるアルスですが、リシアの笑顔は――
天使のごときかわいらしさ!
この笑顔を前にしたら、だれでも心を許しちゃう!
さらに弱冠10歳にして、
リシアの政治力は超一流。
彼女が交渉すれば、どんなトラブルも円満解決。
すべては彼女の“手のひらの上“なのです!
実は彼女にはある特別な才能がありました。
顔色を見れば相手の感情がわかる力。
この力のせいで、リシアは幼い頃から、嘘や陰謀が渦巻く大人たちの汚い世界を敏感に感じ取り、苦しい思いをしてきました。ところが、アルスは、権力欲にとりつかれた貴族たちとは全く違い、地位や身分の垣根を超えた“優しさ”を持つ男の子でした。
もともと許嫁に興味のなかったリシアでしたが、アルスを取り巻く“優しい世界”に触れたことがきっかけで、本気の恋に目覚めます!
そしてリシアは決意するのです。彼の美しい世界を阻むものは――
めちゃくちゃ頼もしいリシアさん!
ちょっぴり頼りないアルスですが、彼との幸せな世界をぜひとも築いてくださいね!
●武勇で貴族に成り上がった超人! レイヴン・ローベント
言わずとしれたアルスの父親。
統率86に加えて、武勇95と騎兵適正ランクSを誇る歴戦の強者です。
ミーシアンの農村で生まれた彼は、10歳のときに家を飛び出して兵士になり、数々の戦果を上げて、小さいながらも領主の地位にまで上り詰めてきました。ゆえに、ランベルクは彼にとっての宝。それを守ることにレイヴンは一生涯をかけてきたのです。
そこで培われた覇気と武力は、他の追随を許しません。ひとたび剣を握れば――
襲いかかる姿は鬼神のごとし…!
見下ろす眼光は、鷹のごとし…!
並の兵士ならば、一睨みされただけで、すくみあがってしまいそうです!
しかし、レイヴンはたんに無情で恐ろしい人物ではありません。
認めるべきは認め、褒めるべきは褒める。
名君の器というべきレイヴンの志を、アルスはどのように引き継いでいくのか…!? ローベント家に受け継がれていく熱い魂の行方も、本作の注目ポイントですね!
●ローベント家の将来有望な双子ちゃん! クライツ&レン
クライツとレンは、ローベント家に生まれた双子の兄妹。
ふたりとも個性的な才能を秘めて生まれてきました。
兄のクライツは、統率82、武勇89、そして歩兵適性Sの戦士タイプ。
妹のレンは、知略91と計略適性Aの軍師タイプ。
成長はこれからですが、ふたりとも立派にすくすく育っています!
クライツとレンの活躍がいまからとても楽しみですね!
以上、ローベント家に仕える最強の家臣たちの紹介でした!
彼らの勇姿をぜひ本編でチェックしてみてください!