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『テイルズ オブ』シリーズのコミカライズ! 『テイルズ・オブ・クレストリア 咎我人の罪歌』罪を背負った咎我人たち

みなさん、マガポケで連載中の『テイルズ・オブ・クレストリア 咎我人の罪歌』は読んでいますか?

 

1995年のシリーズ第1作『テイルズ オブ ファンタジア』発売以降、家庭用ゲーム機からスマートフォンアプリまで数多くの作品を生み出してきた大人気ゲーム『テイルズ オブ』シリーズ。

 

『テイルズ オブ』シリーズのひとつである『テイルズ オブ クレストリア』は、スマートフォン用アプリとして2020年にサービスを開始しました。
オリジナルキャラクターによる新作ストーリーが話題を呼びましたが、惜しまれつつも2022年2月にサービス終了。アプリの運営チームから「ゲームとは異なるかたちで物語を継続して描き切ることを検討しております」と発表されていました。

 

そして2022年12月――

ついに、待望のコミカライズ『テイルズ・オブ・クレストリア 咎我人の罪歌』の連載がマガポケにてスタート!

 

「執念のコミカライズ」として発表された本作は、「罪」をテーマにした重厚なストーリー、ゲームでは描ききれなかった台詞や描写、原作の世界観を再現した美麗な名シーン、迫力満点の戦闘シーンなどが詰まった、原作ファンもゲーム未プレイの方も必見の注目作品です!

 

●『テイルズ・オブ・クレストリア 咎我人の罪歌』はこんなお話!

本作の主人公は、貧しい片田舎の村・ダーチア村に暮らす少年、カナタ。
村人から尊敬を集める修道士の息子です。

 

カナタは正義感の強さから、村で悪事を働く人たちを捕まえています。

そのときに使っているものが、「ビジョンオーブ」。この世界で暮らすすべての人間に所持が義務付けられているアイテムです。

 

見た目はアクセサリーのようですが、罪を犯した者を裁くために使用します。

見た映像をビジョンオーブに記録し、その記録を街の広場に設置されている「ビジョンセントラル」に投影して悪人が犯した罪を周囲に知らせることができるのです。

 

それを見た人々が有罪か無罪かを判断し、有罪の場合には体に“罪”の刻印が刻まれ、“咎我人”と呼ばれる者になってしまいます……。

咎我人の烙印を押されると、その者に刑を下す執行者が出現。執行者の裁きによって、咎我人はこの世から跡形もなく消えてしまいます。

 

カナタはこのビジョンオーブの仕組みを素直に信じ、村の平和を守っているのです。

そんなある日、カナタの父親が引き取った孤児・ミゼラに、里親が見つかります。
悲しい別れですが、里親が見つかるのは良いこと。そう思っていたカナタでしたが……

 

なんと、父が孤児を商品として扱っていたことが判明。
ミゼラのことも富裕層への慰み物として売ろうとしていたのです……。

 

尊敬していた父の裏の顔を知ったカナタは、ミゼラを守るため、衝動的に父親を刺し殺してしまいます……。

 

そして、その場面を村人に見られ、投獄されるのです……。

そんなカナタを救うため、ミゼラは修道院に火を放ちます……。
カナタは脱出することができましたが……

 

村人のビジョンオーブによってカナタの罪が公開され、カナタは咎我人に……。
こうして、罪を背負ったカナタの新たな人生がスタートするのです……。

 

今回は、原作ゲームでもお馴染みの罪を背負った咎我人たちを紹介していきます。

 

●大切な人を守るため―― 父殺しの罪を背負う少年・カナタ

村を守る正義感の強い少年・カナタ。
悪事を働く咎我人を何よりも許せずにいましたが、父を殺したことで、自らが咎我人になってしまいます……。

 

父を殺した罪悪感と持ち前の正義感から、執行者に罰せられることを受け入れようとしますが……

 

実際に死の危機に直面すると、カナタの中に「生きたい」という気持ちが芽生えます……。

 

そして葛藤の末、「許されないことだとしても、大切な人を助けるために犯した罪を後悔しない」という答えにたどり着くのです!

 

そんなカナタの手に現れたのは――

自らの罪を受け入れた者だけが得られる武器・ブラッドシン「親殺しの剣 ブレイズオイディプス」。

 

罪を背負う覚悟を決めたことで、執行者に対抗する力を手に入れたのです!

咎我人になったことで、自分の「罪」と「正義の心」に向き合い始めたカナタ。これから先、逃避行の中でどのような成長を見せるのでしょうか?

 

●すべては愛するカナタのため―― 罪を犯した孤児・ミゼラ

カナタの幼馴染み・ミゼラ。
孤児であるミゼラは、カナタの父親が経営する修道院で育てられました。

 

ある日里親が見つかったと聞かされたミゼラは、カナタとシラヌイの花畑に行きます。
そこで、危険が迫ったときに自ら発火して周りの花を守るシラヌイの性質になぞらえて、「シラヌイの花のようになりたい」とカナタに伝えるのです。

 

原作ゲームでも人気のこのシーンは、ミゼラが自分の置かれている環境を伝えようとしたもの。

そうです。ミゼラは、カナタの父親が孤児を高値で富裕層に売っていることを知っていました……。

 

その秘密を知るのは、子どもたちの中でも数人だけ。厳しい監視の目をかいくぐって幼い子どもたちを救うことは不可能に近く、ミゼラは修道院から逃げ出せずにいたのです……。

そんな日々の中でミゼラの心の支えとなっていたのが、カナタでした。

 

ミゼラにとって、カナタは唯一の救い。
大切なカナタを守るためなら、修道院に火を放つことも、「カナタの父を殺すよう命じたのは自分だ」と嘘を吐くこともいとわないのです。

 

しかし、ある事実がミゼラを苦しめます……。

修道院に火を放つ際、ミゼラは子どもたちを全員外へ連れ出していましたが、ひとりの女の子が部屋へ戻ってしまい、そのまま亡くなっていたのです……。

 

修道院で一緒に暮らしていた子どもたちは、みんな大切な家族。そんな子を、自らが殺してしまった――
ミゼラは深い罪悪感から、命を懸けて償おうとします……。

 

しかし……

誰もがカナタを断罪する世界で、カナタを信じる人はもうミゼラしか残っていません。
「カナタの尊さと正しさを守る」ため、罪を背負いながら生きることを決めるのです。

 

そして、カナタと同じく自らの罪を受け入れ、ブラッドシンを獲得!
ミゼラも執行者に対抗できるようになります。

 

カナタを守るためなら危険を顧みないミゼラ。ミゼラの深い愛情をこれからも見守っていきたいと思います!

 

●絶対的な強さと非情な心を併せ持つ―― 世界が恐れる咎我鬼・ヴィシャス

生きる災害と呼ばれる“咎我鬼”・ヴィシャス。
多くの人たちの命を奪いながら、執行者の手から逃れ続けている「世界の敵」です。

 

ヴィシャスが逃げながら向かっているのは「罪の国」。
咎我人だけが暮らしている国があると聞きつけ、そこに向かおうとしているのです。

 

その道中でカナタたちと出会ってからは、行動をともにするように。
そして、罪の意識に苛まれるカナタとミゼラに本心を問い、ブラッドシンを与えます。

 

さらに、ブラッドシンの扱いに慣れないカナタを、執行者から守ってくれるのです。
カナタたちに心強い仲間ができたように思えますが――

 

カナタたちを騎士団に差し出して逃げる非情さを見せることも……。

 

まだまだ謎が多いヴィシャス。これから先、カナタたちの良き味方となってくれるのでしょうか……?

お互いを守るために罪を犯し、それを背負い生きていくカナタとミゼラ。そして、2人の逃避行成功のカギを握るヴィシャス。3人の行く先には、何が持ち受けているのでしょうか――?

 

原作ファンも未プレイの方も必見のコミカライズ『テイルズ・オブ・クレストリア 咎我人の罪歌』。咎我人たちがたどる運命は、マガポケでチェックしてみてください!

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TALES OF CRESTORIA™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.
©いのまたむつみ ©藤島康介

 

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kc.kodansha.co.jp

 

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