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“スマホ”と“ネット上の人格”で最強の霊媒師へ!? 『デッドアカウント』霊媒師学校・弥電学園の一階乙組クラス名簿

多くの人がSNSを利用するようになった現代。
あなたはいくつの「アカウント」を持っていますか?

 

1人が複数のアカウントを持つことも多いので、ネット上にはかなりの数のアカウントが存在しているはず。

 

そんな「アカウント」をテーマにした作品が――

電子化した「幽霊」を霊媒師たちが祓う『デッドアカウント』です!

 

週刊少年マガジンで話題を呼ぶ本作が、先週よりマガポケで移籍連載スタート! 
今大注目の現代式祓霊(ふつれい)バトルアクションを見ない手はありませんよ!

 

●『デッドアカウント』はこんなお話!

本作の主人公・縁城蒼吏(えにしろ そうじ)は、煽りんごの名前で活動する炎上系動画配信者。

 

有名人に喧嘩をふっかけて殴ったり、他人の車を破壊したり――
炎上目的で動画をアップし、その再生数を伸ばすことでお金を稼いでいます。

 

炎上するたびにバッシングを受ける縁城ですが、煽りんごとして活動するのには理由がありました。
それは――

難病に苦しむ妹・緋里(あかり)の治療費を稼ぐため。
両親も頼れる親戚もいない蒼吏は、たったひとりの家族である緋里を助けるため、高校を中退して炎上系動画配信者として活動するようになったのです。

 

緋里を心の支えに、無理をしながらも頑張って生活していましたが……

 

ある夜、自宅で眠っていた蒼吏は、突如何者かに襲われます。

 

煽りんごへの報復だと思った蒼吏は謝罪し、緋里と連絡を取るためのスマホだけは壊さないでほしいと懇願しますが――

 

その男の目的は、蒼吏のスマホを破壊すること……!?

 

彼が蒼吏のスマホを狙う理由は、緋里のアカウントにありました。

なぜなら、緋里は1か月前に亡くなっており、蒼吏と緋里が連絡を取るなどできるわけないから。
では、誰が緋里として蒼吏にメッセージを送っているのでしょうか――?

 

その答えは、「幽霊」です。
幽霊は、死者が強い未練を残した場所に現れるもの。現代では「スマホ」に未練を残した人が多く、死者のSNSアカウントが幽霊化した「化け垢」が多数存在するのだとか。

 

そんなデジタル化した幽霊に対抗するには、霊力をデジタル化した「電能」で祓うしかありません!

 

蒼吏を襲った男は、化け垢を電能で祓う霊媒師・霞流括(かすばた くくる)。
括はスマホから武器を取り出し、緋里の化け垢を破壊しようとします!

最初は緋里が死んでいることを信じたくなかった蒼吏でしたが、緋里に「兄を残して死ねない」という未練を持たせ、化けさせてしまったのが自分だと気づきます。
そして見様見真似でスマホから霊力を取り出し、電能を開花!

 

自らの手で、緋里の化け垢を祓ったのでした。

 

そこで力尽きた蒼吏は、括とその仲間によって、弥電(みでん)学園という全寮制の霊媒師学校へと連れていかれます。

 

電能に目覚めたことで、霊媒師にならないか勧誘を受けた蒼吏は、一階乙組、通称・一乙に在籍することになるのです!

 

ここから蒼吏は霊媒師を目指して学園生活を始めますが――

蒼吏が在籍する一乙クラスの霊媒師たちは、かなり個性的。

 

ということで今回は、一階乙組クラスのメンバーを紹介します!

 

●素顔は優しいお兄ちゃん! 蒼い鬼火を宿した炎上系・縁城蒼吏!

炎上系動画配信者・煽りんごとして悪名を轟かせていた縁城蒼吏。

 

 
しかし、素顔は愛する妹のために無茶をする、優しいお兄ちゃんです。

 

初めは緋里が死んだことも、「化け垢」になったことも受け入れられずにいましたが、自分の弱さと現実を認められるようになります。

 

そして、緋里の化け垢を祓うために蒼吏が開花させた能力は、「炎上系」。
「受霊器」となるスマホの使い方が電能の内容に大きく影響するため、炎上系動画配信者として活動していた蒼吏は炎を操ることができます。

 

蒼吏が放つ蒼い炎は、触れた者を殺してしまう「鬼火」と呼ばれるものと考えられていましたが、

「生者」には炎による被害が発生しないことが判明! 自らの力を「鬼火炎(おにぴえん)」と名付けました。
「鬼火」とは違い、仲間を危険にさらすことなく化け垢を退治することが可能なのです!

 

能力を開花させたものの、はじめは「霊媒師」として活動することに興味を示さなかった蒼吏ですが――

緋里の本当の死因を聞かされたことで、その考えは一変。
緋里は、とある強力な化け垢・通称「寂しがり屋のK」に憑りつかれ、殺されたのだというのです……。

 

それを知った蒼吏は、弥電学園で誰よりも強くなり――

 

大切な家族を奪った「寂しがり屋のK」に復讐することを決意!

 

仲間とともに修業に励み、どんどん成長していく蒼吏から目が離せません!

 

●正義感の強い「叩き系」! 実は面倒見のいいクラス委員・霞流括!

緋里を退治しにきた弥電学園の生徒・霞流括。
ネット上で炎上系を叩くことが趣味だという括の武器は――
 

正義の鉄槌(ポリコレハンマー)!
普段のスマホの使い方と同じく、「叩き系」の武器です!

 

必殺技は正義の袋叩き(ポリティカルリンチ)!
大量の正義の鉄槌で敵を叩きまくり、再起不能になるまで追い込みます!

 

一時期グレていた影響か――

 

口はちょっぴり悪いですが、新入りの蒼吏の世話をよく焼いてくれるクラス委員でもあります!
これからも蒼吏を支えていってほしいですね!

 

●本業・ネットストーカー!? 実は強い粘着系女子・漆栖川希詠(うるすがわ きよみ)!

ツインテールが特徴の美少女、漆栖川希詠!
普段は、推しのバンドマンをネットストーカーする「粘着系女子」です。

 

そのため――

能力も、ドロドロの粘液を発射する「粘着系」!

 

蒼吏や括と同じく「攻撃系」の使い手ですが、攻撃系の能力持ちに良い感情を持っていない様子。

 

普段は「仲良くしたくない」オーラを出していますが――

実戦では、チームプレーで敵を圧倒!
推しのために「仕事として」霊媒師をしているというだけあり、実力は折り紙つきです!

 

蒼吏、霞流とともに、炎上・叩き・粘着の攻撃系トリオとして活躍してくれることを期待しています!

 

●頼れる「フツー」担当! ちょっとビビりな防御系・柄本成彦(えもと なるひこ)!

弥電学園の自称「フツー」担当・柄本成彦。
チャラめな外見とは裏腹に、ちょっぴりビビりな男の子です。
 

そんな成彦の能力は、涅槃の壁(ウォールニルヴァーナ)。
ヘッドフォンから流れてくる音楽に精神を集中させることで強力な防護壁を作り出す、防御系の使い手です!

 

子どもの頃に両親から虐待を受けていた成彦は、耳をふさいで音楽に集中することで、自分の居場所を作っていました。その結果、「周囲を遮断して壁を作る」能力を開花させたのです。

 

そして今は、現実から逃れるために発現させたその能力を、仲間を守る力に変えて戦っています。

 

攻撃系の多い一乙クラスで、ビビリながらもいつもみんなをがっちりと守ってくれる、心強い仲間です!

 

●蒼吏の師匠!? Eスポーツの天才・灰島(はいじま)ひより

ぬいぐるみ――ではなく、れっきとした弥電学園の生徒、灰島ひより!

 

普段は電能「廃人繰イ人形(ハイジンクルイニンギョウ)」を使って、学園のマスコット人形「でんみちゃん」を操り、みんなと交流しています。

 

ちなみに、本体はというと――

かわいすぎる眼鏡っ子!
極度の恥ずかしがり屋で、普段は学園内で引きこもっています。

 

ぬいぐるみ姿も本人もキュートなひよりですが、実はEスポーツ界のトッププレイヤー!
特に格ゲーを得意とするだけあって、接近戦が得意な様子。蒼吏からは「師匠」と呼ばれ、稽古を頼まれています!

 

特訓の甲斐あってか、実戦でも師弟コンビの息はぴったり!
これからも師弟コンビのチームプレーを楽しみにしています!

 

●家族のために戦う写真魔!? 謎多き撮影系・羽住蓮理(はすみ れんり)

いつもスマホで写真を撮りまくっている写真魔・羽住蓮理。

 

そんな蓮理の能力は、写真撮影した画角で“窓”を作れる能力――その名も「世界の写窓から」!
監視カメラ程度の覗き見能力かと思われていましたが、実はその窓を通って空間移動することも可能でした!

 

普段は穏やかでとっても優しい蓮理ですが――

クラスメイトを傷つけられたときには、表情が一変します。
蓮理がここまで一乙クラスを想っているのには、過去が関係していました。
 

蓮理と括は幼馴染で、同じく霊媒師一族の生まれ。
修業の最中に弟を亡くしたことをきっかけに、厳しすぎる家庭環境から括と逃げ出してきました。

 

苦しみを乗り越え、括と一緒にたどり着いた一乙クラスは、蓮理にとって「家族」そのもの。
「ヘラヘラ野郎」と揶揄されることもありますが、家族を守るためなら命を賭して戦うのです!

 

これからも一乙クラスのみんなと一緒に、困難を乗り越えていってほしいです!

 

●教え子愛が強いみんなの先生! 最強の天才霊媒師・痣木宵丸(あざき よいまる)

一階乙組の担任・痣木宵丸先生!
普段は冗談ばかり言っていますが……

 

いざというときには生徒を守ってくれる、かっこいい先生です!
蒼吏たちが「寂しがり屋のK」を相手に苦戦していたときも――

 

登場するやいなや、「勇み鯉」という技で敵を一蹴!

 

この勇み鯉、きっとすごい電能に違いないはず……

と思いきや、実は、痣木先生は電能を使うことができません。

 

電能を使えない昔ながらの“アナログ”霊媒師は、霊力をデジタル変換して出力し、化け垢に対抗しています。霊力をデジタル化すると、その力が1割以下に落ちてしまうらしいのですが――

元が最強な痣木先生は、霊力が減っても最強のまま!

 

こんなに強い先生が見守ってくれていたら、安心して戦うことができますね!

 

●弥電学園一階乙組・相関図

強烈な個性とすさまじい能力の持ち主たちに囲まれて、日々成長していく蒼吏。熱い関係性と先の読めない展開から、目が離せません!

 

今どきの霊媒師たちがスマホ片手に電子化した幽霊と戦う『デッドアカウント』は、マガポケでぜひチェックしてみてください!

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●『デッドアカウント』単行本第4巻、10月17日発売!

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