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『ブルーロック』大好評御礼企画! 岡崎慎司選手スペシャルインタビュー!!

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『ブルーロック』vs.U-20日本代表編超人気御礼!! 日本代表ストライカー&『ブルーロック』読者である岡崎慎司選手のスペシャルインタビューが実現!! 「世界で戦うストライカー論」を大公開しちゃいます!!

 

岡崎慎司選手スペシャルインタビュー
「世界で戦うストライカー論」

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Profile:
現在SDウエスカ所属(スペイン)のプロサッカー選手。兵庫県出身。2008年~日本代表FWとして活躍中。2021年現在、日本代表得点ランキングで歴代3位、日本代表出場ランキングで4位の記録を保持している日本を代表するストライカー。

公式ツイッター @okazakiofficial

twitter.com

 

「世界で戦うストライカー論」

日本を代表するトップストライカー・岡崎慎司選手が登場! 日本代表として、またドイツ・イギリス・スペイン……3つの欧州主要リーグという超トップレベルな環境で活躍を続けてきた経験を元に自身のストライカー論や『ブルーロック』という作品について語っていただきました!

 

『ブルーロック』のストライカー論と僕が考えるストライカー論は同じです!

―――本日は、代表戦や3つの欧州主要リーグ等で多くのゴールを決めてチームを勝利に導いてきた、日本を代表するストライカー・岡崎慎司選手と『ブルーロック』のコラボインタビューということで、どうぞよろしくお願いします。


岡崎慎司選手(以下、岡崎):
よろしくお願いします。『ブルーロック』で描かれている「”武器”を突出させる」というストライカー論は、全くその通りだと思いました。ストライカーに求められているのは、ゴールを取ることに対して突出した部分を持っているか否か。DFの裏を取るもよし、上がってきたクロスをボレーやヘディングで合わせるもよし、ドリブルで相手を崩すもよし。なんでもいいからゴールの形を持っていることがストライカーの必要な素質だと、これまでのサッカー人生を通して俺も強く感じています。

 

―――ありがとうございます! 「”武器”を突出させる」ことの重要さを強く感じたきっかけはありますか?


岡崎:
相手DFからゴールを決めるための「武器」がないと、ゴールが求められるストライカーというポジションの役割を果たすことができません。ゴールを想起させられないストライカーにはパスを出す価値がありませんし、そもそも試合に出ることすらできません。なので、海外のトップレベルのストライカーたちは皆「武器」を持っています。そんなライバル達からレギュラーを勝ち取るためにはどうすればいいか、海外で揉まれて色々な失敗を経ていく中で「”武器”を突出させる」という結論に辿り着きました。俺自身ようやく最近気づけたことだったので、『ブルーロック』を読んだ時に、どうしてこんなにサッカーを深く描けるんだろう、凄い作品だなと思いましたね(笑)。

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▲ “武器”を見つけ、突出させる。岡崎選手の結論と、絵心が“青い監獄”内で説いたストライカー論は完全に一致した!

 

―― 3つの欧州トップリーグで活躍されている岡崎選手が考える、世界で戦うために大切なことはなんでしょうか?


岡崎:
ここで必ず結果を出してやるという「覚悟」だと思います。たとえライバルに負けたとしても、次の日にはそいつに勝ってやるという折れない心を持ち続けることができるか。そして、勝つために「武器」をいかに磨き続けられるか。世界のトップリーグで日本人が戦い続けるためには、そういった「メンタル」の部分が非常に大切だと思います。

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―― 文化が違う国でプレーをするということはとても大変なことだと思うのですが、海外に溶け込むコツはあるのでしょうか?


岡崎:
プレーで示して認めさせるのが一番のコツだと思います。ヨーロッパの人は極端なので、サッカーで認められれば仲間に入れてもらえます。なので、上手くいっていない時や怪我をしている時は物凄く居心地が悪いですね(笑)。

 

―― 日本代表がW杯で優勝するために何が必要だと思いますか?


岡崎:
自分たちにしかできない「オリジナルの武器」を身に着けていくことではないかと思います。これまで日本は様々な国のスタイルを研究することで凄まじい成長を遂げてきました。そんな現状から更に上を目指すためには、新たな日本代表独自の武器を創り上げられるかにかかっているように感じます。そのためには、それぞれの所属リーグで各々の武器を磨くことが大事だと思います。

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―― 今後の目標はありますか?


岡崎:
クロスを上げられたら絶対に決められる選手になりたいと思っています。2019年のシーズンでは12ゴール挙げた内の10ゴールくらいがクロスからのものでした。それが今の自分の武器だと思いますので、特化させていきたいですね。これまでのサッカー人生を凝縮させて、集大成をお見せできるように頑張っていきます!

 

『ブルーロック』は物凄く理にかなっていると思います!

―― 今回の取材の前に、岡崎選手のTwitterアカウント上で「『ブルーロック』は僕にとっての海外でプレーする事と同じような感覚で心が熱くなりました」と、とても嬉しいご感想を投稿していただきありがとうございました! 『ブルーロック』を読まれていて、好きなキャラクターはいらっしゃいますか?


岡崎:
主人公の潔世一です。何もない人間が徐々に成長していくという展開は、やはり熱くて良いですよね! また潔のあらゆる物事を糧に成長していく姿勢は一人のサッカー選手として非常に参考になります。それに、潔は俺がモデルなんじゃないかと思ってたりもします(笑)。

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―― (笑)。どうしてそう思われたのでしょうか?


岡崎:
昨年、現在所属しているSDウエスカのスペイン2部優勝・1部リーグ昇格が決定したCDヌマンシア戦でのバックヒールのゴールが、81話で潔が決めたゴールとそっくりだったんです。あのシーンを見た時に「これ、主人公、俺か?」と思いました(笑)。

 

―― 確かにそっくりですね!


岡崎:
他にも、37話で潔が「トラップする時間が無駄だ」と気づいてダイレクトシュートに辿り着くシーンにも、物凄く共感しました。僕は無駄や迷いをなくして、なるべく反射でプレーできるように、いつも試合前にインザーギ選手のゴール映像を見て色々な得点パターンを頭に焼き付けるようにしていたりします。そうすることで、似たようなシチュエーションが訪れた際に冷静にゴールにつなげることができるんです。「”武器”を突出させる」というところ含め、『ブルーロック』は物凄く理にかなっていると思います!

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―― 『ブルーロック』が掲げるストライカーのエゴイズムについては、どう思われますか?


岡崎:
立ち場によって変わってくるとは思いますが、サッカー選手として個人的に「FWは唯一エゴイストになっていい権利を持っているポジション」だと思います。なぜなら、ストライカーはどんなに良い役割をしても、結局ゴールを決められなければ物足りないと思われてしまうからです。そして、そんな時に守ってくれる人は誰もいません。だからこそ、自分のゴールを決めるために、エゴイストになっても良いと俺は思います。

 

―― 最後に、マガジンを読んでいるサッカーキッズに一言お願いします。


岡崎:
新型コロナウイルスの影響でとても大変な状況だと思いますが、そんな何が起きるか分からない状況だからこそ一人の人間として自立できるチャンスでもあると思います。今、自分は何をしなければならないのか、何がしたいのか繰り返し考えてみてください。それは、きっとサッカーにも役立つはずです。どのような状況でも、自分の糧として成長につなげられるように、一緒に頑張っていきましょう!

 

トップストライカー岡崎慎司選手が選ぶ!
尊敬している・一緒にプレーをして凄いと感じたストライカー!!

■中山雅史選手(元日本代表FW)
高校時代からずっと好きな選手です。凄まじい得点力と、エネルギッシュなプレーは見ていて気持ちいいですし、希望が湧いてきます。ただゴールを決めるだけではない、そんな凄みがあるように感じます。

■フィリッポ・インザーギ選手(元イタリア代表FW)
試合前のルーティンとしてよくプレー動画を観ています。こんなに貪欲な選手にどうやったらなれるのだろうと思います。理想の選手です。

■ジェイミー・リチャード・ヴァーディ選手(元イングランド代表FW 現・レスター・シティ所属)
プレミアリーグで一緒にプレーをして衝撃的だった選手です。「今日は全然動いてくれないな」と思っても、一瞬でスーパーゴールを決めたりするんです。ゴールで周囲を納得させるという典型的なストライカーでした。

 

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