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『DAYS』高校サッカー応援プロジェクトが全力始動! 元日本代表の内田篤人さんスペシャルインタビューを大公開!

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「ありがとう高校サッカー」と題し、『DAYS』高校サッカー応援プロジェクトが全力始動! 第99回全国高校サッカー選手権大会の応援リーダーで、元日本代表の内田篤人さんのインタビューが実現しました! 12月31日から開幕する選手権や高校サッカー、そして『DAYS』について熱く語っています! また、その他プロジェクト情報にも注目です!

 

全国高校サッカー選手権応援リーダー 内田篤人
スペシャルインタビュー

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内田篤人 スペシャルインタビュー!
「高校サッカーへの想いを激白」

スピードと高いインテリジェンスを武器に、右SBとして鹿島アントラーズ、ブンデスリーガと海外でも長く活躍し、この冬の第99回全国高校サッカー選手権大会の応援リーダーを務める内田篤人氏への直撃インタビューが実現! 『DAYS』や高校サッカーの魅力について、自身の経験を交えて語ってくれました!

 

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内田篤人 1988年生まれ。高校卒業後、鹿島アントラーズに入団。スピードと高いインテリジェンスを武器に活躍し、2010年シャルケへ移籍。日本人選手初の欧州CL準決勝出場を果たす。日本代表として2010年南アフリカ、2014年ブラジルとW杯メンバー入り。日本を代表する右SBとして活躍した。2020年8月、14年半のプロ生活に幕を閉じた。

 

仲間との絆の深さに共感

――まもなく第99回全国高校サッカー選手権大会が始まりますが、『DAYS』でも選手権が今クライマックスを迎えています。内田さんは『DAYS』を読まれたことはありますか?

内田篤人(以下、内田):鹿島の寮の脱衣所には漫画がたくさん置いてあるんです。その中に『DAYS』もあって、よくお風呂に入りながら読んでいました。サッカーの初心者だったつくしが成長していきながら、仲間と絆を深めていくストーリーが熱いですね。僕自身、高校時代は仲間に恵まれていたので、共感できる部分が多かったです。強豪校では100人以上部員がいるチームもありますが、僕の高校は進学校だったこともあり同学年は18人だけ。だからその分、絆も強かったですね。僕より速い選手や上手い選手もたくさんいたし、練習は厳しかったけど、部活は楽しかった思い出しかない。今でも静岡に帰れば、同学年のチームメイトとはよくご飯を食べに行きますし、先輩に怒られた話とかで盛り上がります。
 もし戻れるなら、僕は高校サッカーをしていた3年間に戻りたい。全国大会には出られなかったけど、仲間と過ごしたあの3年間は、それぐらい僕にとってかけがえのない時間でした。『DAYS』は、そういった仲間の大切さや高校生ならではの、バカバカしいリアルなノリが描かれているのが面白いですね。

 

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▲「仲間とサッカーをした高校時代に戻りたい」と語る内田さん。『DAYS』の聖蹟高校も、日々チーム力を上げて試合を勝ち進む。

 

自分の土台は高校時代にある

――高校時代、思い出に残っている練習はありますか?

内田:先生(監督)がマンツーマンで指導してくれたことですね。何故か僕だけ、半強制的に(笑)。また、先生からメニューをもらったクロスの練習は、朝も夜も相当蹴り込んだ記憶があります。『DAYS』の中にも、「キックの精度だけは努力の量に比例する」というセリフがあったと思いますが、それは本当にその通りです。高校時代のキックの反復練習が、プロになってからも僕の土台になっていることは間違いないですね。

 

――先生に言われて記憶に残っている言葉はありますか?

内田:「おにぎりをおかずに、ご飯を5杯食べる」というノルマを課せられたことですね(笑)。先生には、元々攻撃の選手だった僕をサイドバックに転向してもらったり、マンツーマン指導だったりで色々とお世話になっているけど、一番印象に残っているのはそれですね。おかげで、胃袋と身体と精神力は鍛えられたのかな(笑)。

 

――身体を大きくして練習して、どんどん成長していくところも高校サッカーの魅力ですね。

内田:そうですね。練習して試合で勝った時はやっぱり一番嬉しいですね。『DAYS』のキャラクターには身体が大きくないSBがいたと思うんですけど、僕も身体が大きい方ではないので親近感があります。特にドイツでプレーしていた時、外国の選手はみんな身体が大きいので、日々の練習から負けないように試行錯誤を繰り返しました。試合中、相手の動きを読んでパスカットできた時は気持ち良いですね。相手の動きを読むことは、身体の大きさは関係ないですから。こういったプレーがディフェンスの醍醐味ですね。

 

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▲灰原のように身体が大きくなくても努力して戦う姿に内田さんも共感。

 

両親のサポートには今でも感謝の気持ちでいっぱい

――楽しい思い出がたくさん詰まった内田さんの母校・清水東高校は進学校ですが、ご自身の意思でここに決めたんですか?

内田:いえ、両親に「サッカーで上手くいかなった時に勉強に逃げれるようにしといた方がいい、プロになれない選手がほとんどだから」と言われたからです。だから練習の他に勉強もあって大変だったんです。ユース日本代表の合宿に行ってることも多くてテストもほとんど受けれないし、出席も足りなくて。それぞれの教科の先生のところに「課題ください」と言ってよく回っていました(笑)。
 そして、確かにプロ選手になることができるのはほんの一握りの選手です。喩えプロになれたとしても2〜3年で契約満了になる選手もいるし、誰が活躍するかは誰もわかりません。でも自分で扉を開かないとプロにはなれないから、難しいところ。ちなみに僕の代は、全生徒が進学していて就職したのは僕だけでした(笑)。

 

 ――サッカーに勉強と多忙な日々ですが、ご家族のサポートなどもあったのでしょうか?

内田:自分一人だけだったら今の僕はないですね。『DAYS』でも、つくしとお母さんはお互いに支え合っている親子ですよね。僕も今は子供ができて、親が子供を見守る気持ちが分かります。だから親子のシーンは感情移入しちゃいますね。僕が高校生の時は、朝5時に家を出て学校に向かうんですが、両親が毎日駅まで送り迎えをしてくれました。送り迎えだけじゃなくて、家を出る前の朝ご飯や弁当も毎日作ってくれました。ずっと僕を支え続けてくれたことは、今でもありがたい気持ちでいっぱいです。あのサポートがなければ、僕はここまでサッカーを続けることはできませんでしたから。

 

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特別な1年を過ごしてきた高校生たちへ
内田篤人からのメッセージ

 ――かけがえのない高校時代を過ごした内田さんですが、今同じような時間を過ごしている高校生のみなさんへメッセージをお願いします。

内田:サッカーだけに限らず他の部活もそうですが、若い時にスポーツに打ち込むことは素晴らしい財産になります。僕はそのスポーツがサッカーだったんですが、たくさん練習しないと上手くならないし、簡単には試合に勝てないという厳しさを学び、何より根性を鍛えられました。練習以外では自分たちでグラウンドを整備し、ボールの空気をチェックしたりと、環境も自分たちで整えないといけないですよね。高校生のうちに色んな経験をしてほしいです。そして何より必死に3年間、仲間と日々切磋琢磨して本番に挑む姿は、かっこいいですし感動します。高校生だからミスは多いし荒削りなところはあるけれど、最後の最後まで何が起きるか分からないところも、高校サッカーの魅力だと思います。
 第99回全国高校サッカー選手権大会、僕は応援リーダーをやらせてもらうことになりました。2020年は世の中がコロナ禍によって環境が大きく変化した大変な1年だったと思います。しかしこういう状況だからこそ、サッカーができることに喜びを感じ、応援してくれる人たちには感謝することを忘れないでほしいです。その上で思う存分サッカーを楽しんで、仲間との時間を楽しんで、自分たちのプレーを出し切ってください。みんなの活躍を楽しみにしています!

 

――内田さん、ありがとうございました!

第99回全国高校サッカー選手権大会(12/31開幕〜1/11決勝)は、日本テレビを含む民間放送43社で放送予定

 

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