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無敵の“司令塔”がバスケ界を駆け上がる! 『アオバノバスケ』全国制覇を目指す青蕾高校バスケ部メンバーたち!

みなさ~ん! アツいシーズンがやってきましたね!

 

え? 「もう秋なのに何言ってんだ」って?

 

アツいのは気温ではありません! じゃあ何かって……決まってるじゃないですか!!

今週開幕した、NBAですよ!!!!
選手たちがコート上を縦横無尽に駆け回るさまは、見ているだけで心躍っちゃいますよね!!

 

バスケ好きの僕としては、NBAが始まったからにはバスケにどっぷり浸かりたい! 試合がないときでもバスケの熱量を味わいたいってもんです!

 

その願望を叶えるべく、僕が最近読んでいるおすすめの漫画があるので紹介させてください!

マガポケで大好評連載中の『アオバノバスケ』です!

 

●『アオバノバスケ』はこんなお話!

本作の主人公は、中学1年生にして約2mの身長を持つ青葉太樹(あおば たいじゅ)。
スポーツをする者ならば誰もが羨む体格を持つ太樹ですが、彼はスポーツを避けて生活しています。

 

それには、ある理由がありました。

小学生の頃、ミニバスケットのチームに所属していた太樹には、高すぎる身長ゆえに「反則だ」と言われ、周りから避けられてしまった過去があったのです。
自分がいるだけで、ずっと努力し続けてきたチームメイトが悲しい思いをする――。まだ幼かった太樹はそれに耐えきれず、バスケをやめてしまいました。

 

それからというもの、太樹はスポーツを徹底的に避け、次第に何に対しても興味を持てなくなってしまったのです。

 

しかし、ある人物との出会いで、太樹の生活は一変します!

その人物の名は、明星(あけほし)レオ。太樹と同じ中学の3年生で、バスケ部の元部長です。

 

高身長な新入生が入ったとの噂を聞きつけて、レオは太樹に会いにきました。体育館に連れていかれ、勧誘を受ける太樹ですが――

小学生の頃のトラウマがよみがえり、「どうせ自分が活躍するからみんな楽しくなくなる」と断ります……。

 

その発言に、レオは反論! 太樹に1on1を挑みます!

結果は、レオの圧倒的勝利。

 

それもそのはず。レオは、プロチーム傘下のジュニアユースに所属する、U16の日本代表だったのです。

 
そんな一流の選手と対峙したことで、太樹は自分の未熟さとレオの凄さを知り、バスケへの熱が宿るのを感じていました。

 

一方のレオも、太樹にバスケ選手として光るものを感じていました。
実力差がある相手についてこようとする根性、試合中の集中力、そして相手の動きを読む“目”――。

 

磨けば凄い選手になれると確信したレオは、太樹に自分が出場する試合を見せることに!

試合会場で太樹が目にしたのは、圧倒的なレオのプレー! その時、太樹の中にある思いが芽生えます。

 

「レオさんを超える」。
そう決意した太樹は、2年後、バスケの強豪校・青蕾(せいらい)高校へ進学!

 

青蕾高校は、4年前に新監督が就任してから一気に台頭し、東京都の高校バスケ勢力図を一変させた、ダークホース校。
この場所で、太樹は、仲間たちとともに全国制覇を目指す、バスケ漬けの日々をスタートさせたのです!

 

さて、ここからはバスケで頂点を目指す青蕾高校バスケ部メンバーを紹介していきます!

 

●高身長と“目”でゲームを創り出す! 青蕾バスケ部期待の新人・青葉太樹

憧れのレオを超えようとする主人公・青葉太樹。彼の特徴は、なんといっても約2メートルもある身長! 高校バスケの男子選手の平均が180cm程度であることを考えると、とても有利な体格です。

 

ですが、太樹の“本当の武器”は、身長ではありません。それは……

“目の良さ”。
太樹の目は、相手の動きを把握することに長けています。

 

たとえ激しい動きの中であったとしても……

相手の動作を見逃さず、次の行動を予測することができるのです!

 

さらに、太樹の“目”の強みは、視野の広さにもあります。

広いコートの中で、反対側にいる相手の動きをとらえ、鋭いパスを出すことも可能です! 試合経験も多くない中、ここまで周りが見えているのは凄すぎます……!

 

レオが見抜いたとおり、圧倒的な目の良さを持つ太樹ですが、いきなりスタメンに選ばれるほど青蕾高校は甘くありません。

太樹が配属されたのは、スタメン候補のAチームでも、サブのBチームでもなく、「それ以外」のCチーム。
Cチームは体育館を使うことができないため、基本的に屋外でひたすら体力づくりに励みながら、Bチーム昇格を目指します。

 

そのことに納得できない太樹は、過酷な環境で練習を重ねながらも、自分の実力を示す機会を探りますが、彼にはスタメンに選ばれない致命的な弱点がありました。

 

それは、周りに合わせる力がないこと。恵まれたフィジカルを持っていても、突出した能力があっても、チームメイトを無視したプレーをするようでは、バスケの選手としてスタートラインにすら立てないのです。

 

太樹に突き付けられた、あまりにも大きすぎる欠点――。しかし、それを知ってもなお、太樹のバスケへの熱は消えません。

先輩に自分のダメなところを教えてもらっては練習し、出られなかった試合を見ては研究し、常に貪欲に、上達するために必要なことを吸収しようとするのです! 

 

その中で、太樹はあるポジションを目指すようになります。

ポイントセンター。
レオからも聞いたことのあったそのポジションは、センターとしてインサイドで戦いながら、ガードの頭もあわせ持ち、プレーの起点にもなれるポジション。日本の高校バスケ界では、まだポイントセンターは現れていません。

 

しかし、太樹にはその素質がありました。今の太樹にはまだ背負えないポジションですが、いつかチームの司令塔として、この役割を全うする日が来るはずです!
ポイントセンターとして、憧れの存在・明星レオを超えるため、まっすぐに進んでいく太樹から目が離せません!

 

●頭脳を使ってゲームを動かす! 太樹の師匠・風吹錬(ふぶき れん)

青蕾高校3年生・風吹錬。彼は現在の3年生で唯一、1年時からレギュラーメンバーとして試合に出ていた選手です。

 

しかし、現在はレギュラーではありません。

なぜなら、膝を壊してしまったから。手術を受け、ようやくジョギングができるくらいまで回復しましたが、最後の大会には間に合いません……。

 

そのため、現在は、Cチームのコーチとして太樹たちに指導をしています。

激しく動くことはできませんが、それでも、5連続でスリーポイントラインよりも離れたところからシュートを決めるなど、圧倒的な実力を見せています!

 

シュートスキルの高さはもちろんですが、錬を天才たらしめるのは、そのバスケIQの高さ。

練習試合のメンバーに選ばれなかったことで抗議する太樹に対し、理由を理解させるために5対5を提案した際には――

 

錬率いる即席チームが、空間を守るゾーンディフェンスで太樹を完封! 
勝負開始前のたった5分の作戦会議で、太樹を抑える策を仲間に伝え、見事実行させてしまったのです。

 

錬は試合中あまり動けないうえに、錬のチームメンバーは長身の太樹をガードできたことのない選手ばかり。
それでも持ち前のバスケIQの高さでチームメイトの士気を上げ、ゲームをコントロールする姿は、まさに青蕾の頭脳です!

 

  

錬の的確なアドバイスで、太樹たち1年生の実力は大きく伸びていきます。
その中でも、がむしゃらに上を目指し続ける太樹には期待している様子。太樹にポイントセンターを勧めたのも、錬でした。

 

いまは怪我で試合から離れていますが、いつか試合でバリバリ活躍する姿を期待したいですね!

 

●目指すは走れる司令塔! Cチームの実力者・柏葉誠太(かしわば せいた)

太樹と同期の1年生・柏葉誠太。彼は小柄な体格ながら、スピードとテクニックを持つ実力者です。

 

特にドリブルの実力は折り紙付きで、ボールを2個使ったドリブルもお手の物!

 

しかも、誠太はドリブルで切り込んで行くだけはなく――

スリーポイントシュートも華麗に決めちゃいます!

 

1年の中では上位の実力を誇っていますが、それでもスタメンに上がるのは容易ではありません。
「ベンチ入りしている先輩に試合で勝てばチーム昇格、負ければ今後一切体育館に入れない」という条件で、太樹が上級生に試合を挑んだ際には……

自分も上に行くチャンスだと捉え、上級生との試合に参加します! チャンスを掴みに行こうとする貪欲さは、太樹に通ずるものがありますね!

 

はじめは太樹と同じく自分のことで精いっぱいで周囲を見ることができていませんでしたが、太樹の成長を見て、「チームのため」にやるべきことを考えるようになります。

 

向上心のある誠太は、技術的にも、精神的にも成長していく注目株。これからも誠太の成長を応援していきましょう!

 

●高い技術力で敵陣に切り込む! 1年生トップの実力者・花崎野亜(はなざき のあ)

青蕾高校にスカウトされた推薦入学者・花崎野亜。1年生ながら、入学時からスタメン候補で構成されたAチームに所属している、エリートです。

 

身長165cmと、バスケをやるには小柄ですが、それでもAチームで活躍できている理由は、圧倒的な技術力にあります。

 

まずは鋭いドリブル! 公式戦に出場した際には、ゾーンディフェンスによる硬い守りを、磨き抜かれたドリブルで突破します!

 

さらに、高いシュート技術! がっちりディフェンスされた状態でも、技術でスペースを作り出しシュートを決めます!

 

そして、コートに立った瞬間、自分の武器を最大限活かして試合を変化させられる――。野亜が持つその力こそが、青蕾高校が求める選手の条件なのです。

 

野亜のプレーを見れば、この技術を身に付けるまでに積み上げてきたとてつもない努力が伝わってきます!

 

努力に裏打ちされた高い技術力で敵陣に切り込んでいく野亜の姿を、これからも試合で見たいですね!

 

●まだまだいるよ! 太樹の成長を見守るバスケ部の仲間たち!

これまでに紹介したキャラクターたち以外にも、心強い仲間たちが青蕾バスケ部にはたくさんいます!

まずは、青蕾高校バスケ部の監督・庵集介(いおり しゅうすけ)。
4年前に監督に就任してから、青蕾高校を強豪校へと押し上げた凄腕です!

 

2年生の先輩・道源夏芽(どうげん なつめ)。最初は先輩にも意見する太樹を生意気だと思っていたようですが……

 

太樹のがむしゃらさに感化され、自身のトラウマにも向き合えるようになっていきます。

 

Aチーム所属の3年生・志河泉(しが いずみ)。

 

強豪校のスタメンだけあって、志河は、太樹の全力の体当たりを弾き返すほどの強い体幹の持ち主。

もちろん凄いのはそれだけではなく、技術力も教え方も一流! ポイントセンターを目指す太樹に、インサイドプレーヤーとして必要な身体の使い方や戦い方まで叩き込んでくれました!

 

敏腕監督から頼れる先輩まで、青蕾高校バスケ部には強くて頼りになるメンバーが勢揃い! 個性豊かなメンバーの活躍とともに、周囲の刺激を受けて成長していく太樹の姿が楽しみですね!

 

切磋琢磨して成長し続ける青蕾高校のバスケ部メンバーの勇姿を、ぜひマガポケでチェックしてください!

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●『アオバノバスケ』
単行本第7巻、11月7日発売!

kc.kodansha.co.jp

 

ぜひ周りの人にも教えてあげてください!

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