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この“ホームズ”はひと味違う!? 『ヴァンデッド』ロンドンの闇を狩る“吸血鬼ハンター”を徹底調査!

突然ですが、みなさんは名探偵と聞いたら誰を思い浮かべますか?

 

エルキュール・ポアロ? ジェーン・マープル? 
金田一耕助に明智小五郎?

 

パッと思い浮かぶだけでもたくさんいますよね。

 

でもやっぱり、最も有名な名探偵と言えば――
そう! やはり、シャーロック・ホームズですよね!!

 

助手のジョン・H・ワトソンと共に、その類まれなる頭脳で数々の難事件を解決した世紀の名探偵!!!

 

そんな誰しもが知るホームズですが、今回紹介する作品『ヴァンデッド』に登場するホームズは、名探偵という表の顔に加えて、もう1つの顔があるんです!

 

そう――

「吸血鬼(ヴァンパイア)ハンター」という裏の顔が!!!!

 

“シャーロック・ホームズvs.吸血鬼”!!?
と、驚いているみなさん! ただの人間のはずのホームズとワトソンが、強靭な身体能力を持つ吸血鬼にどのようにして立ち向かうのか? ……興味ありますよね!?
この心躍る未体験のダークアクションストーリーをお見逃しなく!!

 

●『ヴァンデッド』はこんなお話!

19世紀、ロンドンにて――
物語は、退役軍人のジョン・H・ワトソンがロンドンに帰ってきたところから始まります。

 

無一文で住む家すらもないワトソンは、たまたま目にしたルームシェア募集の張り紙に惹かれ、ハドソン夫人が営む“ベーカー街221B”を訪れました。

 

そこで、探偵をやっているという男、シャーロック・ホームズと出会い、彼の“仕事”を手伝いながら共同生活を送ることになったのですが――

 

ホームズの仕事部屋に案内されたワトソンの目に飛び込んできたのは、何体もの吸血鬼が拘束されている異様な光景だったのです!!!

 

吸血鬼の存在を知らないワトソンは、その光景に絶句……。そんな面持ちのワトソンを余所に、ホームズは「これが僕達の本職、吸血鬼ハンターだ」と誇らしげに語るのでした!!

 

ところで――
この作品での吸血鬼とはどんな存在なのでしょうか?
ホームズがワトソンにレクチャーした研究成果を、みなさんにもご説明しますね!

 

【1】吸血鬼には人並外れた力と回復機能がある!

吸血鬼は体が傷ついても即回復し、切断された箇所も再生します。ただし、頭を破壊されると再生するまで活動を停止。


【2】吸血鬼は何者かによって作為的に作られた存在!

吸血鬼になった人間は生前、不倫や詐欺、窃盗など“罪を犯した者”である。また、吸血鬼には皆、首に注射痕があることから、何者かが“罪を犯した者”を狙って吸血鬼にしている、差別的殺人だと考えられます。

 

【3】新たな吸血鬼が誕生すると“共鳴”が発生する!

どこかで新しい吸血鬼が生まれると、吸血鬼達の体が振動する“共鳴”現象が起こります。“共鳴”は新しい吸血鬼に近づくほど強くなるので、ホームズ達は吸血鬼用の“方位磁針”として吸血鬼の指を瓶に入れ、吸血鬼を捜す時に使っているようです。

 

……と、以上がホームズによって解明された、吸血鬼に関する情報です!

 

さて、話を物語に戻しますと――

吸血鬼のレクチャーを受けたワトソンは半信半疑ながらも、ホームズに促され、新たに生まれた吸血鬼の出没地点へと向かいます!

 

ですが、ここでアクシデントが発生!!
待ち伏せていた吸血鬼に襲われ、ホームズが致命傷を負ってしまったのです……!!

 

ワトソンは瀕死のホームズを担ぎ、吸血鬼から懸命に逃げようとしますが――

 

自分が足手まといだと判断したのか、ホームズは拳銃で自らの頭を撃ち抜いて自殺するという、まさかの展開に……!!

 

しかし、結局ワトソンも吸血鬼に追いつかれてしまい、絶体絶命の大ピンチ!!!

 

と、その時!

死を覚悟したワトソンを吸血鬼の魔の手から救う救世主が現れました!

 

その人物は……え!? 死んだはずのホームズ!!?
しかし、何かいつもと雰囲気が違うような……?

 

 
それもそのはず! ホームズはヴァンパイアとなって復活したのです!!!

 

自ら開発した、一時的に吸血鬼になれる“吸血鬼薬(ヴァンパイアやく)”意思のある“特製吸血鬼”になったホームズは、その優れた頭脳と超人的なパワーで、吸血鬼を楽々撃破!!

 

こんな切り札があったなんて、さすがシャーロック・ホームズです!
しかも、薬の使用は初めてで、ぶっつけ本番だったというから驚き!! ワトソンを相棒にしたのも「失敗した時の後釜」になってもらうためだったらしく、二度ビックリです!!

 

何はともあれ、こうしてホームズとワトソンの間に強い絆が生まれ、正式に最強コンビが結成されました!
謎だらけの吸血鬼事件の真相解明は、このコンビにかかっているといっても過言ではないでしょう! 二人の活躍に注目です!!

 

さて、ここからは危険な吸血鬼に立ち向い、事件解決を目指す吸血鬼ハンター達4人を大調査! 彼らの魅力に迫ります!!

 

●悪事は見過ごせない!! 名探偵の相棒に選ばれた“退役軍人”ジョン・H・ワトソン!

英国軍で軍医として働いていたジョン・H・ワトソンは、アフガン戦争での負傷がもととなり退役。
生きる目的を見失い、金も底を尽いた状態でロンドンの街に戻ってきたところで、ホームズと運命的な出会いを果たし、コンビを組むことになりました。

 

ワトソンは誠実な人柄で正義感が強く、悪事や卑劣な行為を見過ごしません!
目の前でスリが出れば、毅然とした態度で犯人を注意します!!

 

が、そのせいでリンチに遭い、怪我をしてしまうことも……。

 

このように、ワトソンの短所は少しばかり視野が狭いところ。
物事をさまざまな視点から見ることが苦手なようです。
ホームズが孤児達に犬探しを手伝わせた時は、犬を見つけた孤児達に「報酬を全て渡すべきだ」と迫りました。

 

 
しかし、そんなワトソンに対してホームズは「仮に依頼主が孤児に犬探しを依頼した場合、孤児は足元を見られ、今回自分が渡した報酬よりも少ない額しかもらえなかったはず」と持論を述べたのです。

 

もちろん、ワトソンは誠実な上に素直なので、自分が間違っているとわかったらすぐに謝罪! 相手が正しければ、それを認めてリスペクトできるのは素晴らしいですね!!

 

しかし、ワトソンのハンターとしての実力は、まだまだ素人レベル。
現在、吸血鬼との実戦形式での訓練でハドソン夫人に厳しくしごかれ、悪戦苦闘の毎日です!!

 

初日の訓練では、吸血鬼に効果的なハンターご用達の武器“斧”を上手く扱えず、得意の射撃も精密さに欠けて当たりませんでした……。

 

――しかし、軍隊で鍛えた自慢のフィジカルを活かし、日を追うごとにめきめきと上達! ホームズとハドソン夫人のスパルタ訓練ならば、ワトソンが一人前のハンターになれる日も近いはず!

 

日々成長するワトソンのこれからが楽しみです!!

 

●名探偵は特製吸血鬼!? 天才的な頭脳を持つ“吸血鬼ハンター”シャーロック・ホームズ!

ロンドン中に名が轟く“名探偵”シャーロック・ホームズ。その非凡な頭脳で、ペット探しから殺人のトリック解明まで、あらゆる事件を解決してきた稀代の天才です!
広い視野で物事を多角的に見ることができ、凡人では辿り着けない答えを導き出します!!

 

そんな誰もが知る「ホームズ」ですが、なんと彼曰く“探偵は副業”とのこと!?
探偵業はお金のためにしていると断言しています。どうやら吸血鬼の研究にはお金がかかるそうで、昼は探偵、夜は吸血鬼ハンターという二足のわらじで生計を立てているのです!

 

その甲斐あって、前述の“吸血鬼薬”の開発に成功し、ついに吸血鬼の能力を入手!!!
しかも、普通の吸血鬼と違い、人間に戻ることが可能で、さらに意識も保てている“特製吸血鬼”だというから流石の一言!!

 

吸血鬼薬が効いている状態なら銃は効かず、胸を貫かれようとも、胴体を真っ二つに切断されようとも平気! 再生してすぐに元通り!! 超人的なパワーで相手を粉砕することも簡単です!!
まさに無敵!?

 

……とはうまくいかず、吸血鬼薬にはさまざまな欠点があるのも事実。
薬は効果持続時間に限りがあり、尚且つ吸血鬼の特性を発揮するには一度死ぬ必要があるのです。
また、出血で薬の成分が身体から抜け切ったら死ぬ危険があり、1日で薬を何度も打つと効果時間が短くなるという弱点も……。

 

さらに、どうやら吸血鬼化の後遺症もあるようです。
ホームズが初めて吸血鬼になった時は、左手の感覚と味覚が無い症状が出てしばらく治らなかったとか……。まだ薬を改善する余地がありますので、研究を続けるためにお金がたくさん必要なわけです。

 

そんなホームズですが、理屈っぽくて傲慢な捻くれ者なので、誰からも好かれるとはいかないようで……。
知り合いの警官からも「アンタの勝ち誇った顔不快だ」と言われる始末。
人当たりの良いワトソンが間を取り持つことで、他人とのコミュニケーションが円滑になったのは、ホームズにとってラッキーだったかも?

 

吸血鬼化して戦う迫力あるアクションシーンはもちろん、天才的な頭脳で名推理をするホームズは常にスマートでカッコ良さMAX!

 

吸血鬼事件の真相を解明に向けて今後もアッと驚くような活躍を期待したいです!!

 

●実は最強の吸血鬼ハンター!? ミステリアスな“大家”ハドソン夫人!

ハドソン夫人は、ホームズとワトソンが下宿する建物“ベーカー街221B”の家主であり、吸血鬼ハンターであるホームズの協力者です。
普段はしとやかで気品のある大人の女性ですが――

 

怒ると言葉遣いが荒っぽくなり、手(脚)も出てしまうようです。これはうっかり怒らせないよう、気をつけないといけませんね……。

 

か弱い婦人のように見えますが、身体能力が非常に高く、吸血鬼との戦闘も手慣れているようで、斧の扱いもバッチリ!! 
ハンターの中でもトップレベルの実力者であることは間違いありません! もしかしたら最強なのでは……!?

 

そんなハドソン夫人はワトソンの教育係でもあります。吸血鬼との戦いに不慣れなワトソンに対する指導はもちろんスパルタ!!
「身体で覚えていきましょう」なんて無理難題も、この笑顔で言われたら……怖くて逆らえません!(笑)

 

吸血鬼の知識も豊富で、ハンターの能力にも優れているハドソン夫人。
それなのに、ホームズ達の吸血鬼退治に同行はせず、あくまで後方支援に徹しています。そのあたりのミステリアスな事情はいつか明かされるのか……今後の展開が気になります!

 

●吸血鬼への憎しみは誰よりも強い!? ロンドン警察の“吸血鬼ハンター”レストレード警部!

レストレードは、「スコットランドヤード」の通称で知られるロンドン警察の警部で、警察内部の吸血鬼ハンター達を取り仕切る立場にいます。

 

ぶっきらぼうな捻くれ者で、ホームズとは犬猿の仲。
ソリが合わないホームズのことを“シロアリ頭”と呼び、会えばいつもケンカに……。そんな強面のレストレードですが、実姉のハドソン夫人には逆らえないという、意外と情けない一面も。

 

そんなレストレードの扱う武器は日本刀。持ち前の身体能力を活かした剣術で、吸血鬼をいとも容易く斬り裂きます!!
人並以上に鼻が効くので、離れた場所にいる吸血鬼の匂いを感知することも可能。吸血鬼の捜査で非常に役立つ能力を持っているのです!

 

そして、レストレードが戦う理由は吸血鬼が死ぬほど嫌いだから!!
吸血鬼を憎み、誰よりも先に見つけ出して捕まえることに執念を燃やしています。
そうなった原因は弟のリゲルが関係しているようですが……。一体何があったのでしょうか!? レストレードの過去が描かれるのが待ち遠しいです!

 

以上、吸血鬼事件の解明に向けて果敢に挑む吸血鬼ハンター達を紹介しました!
これから一段と激しさを増していくハンターvs.吸血鬼の激アツバトルに、期待が高まりまくりです!!

 

……
ところで――
吸血鬼はどこから、どのようにして生まれてきたのでしょうか……?
この疑問に対しホームズは、何者かが作為的に生み出していると推測していましたよね?

ええ、その通り! ホームズの推理は大当たりで、吸血鬼事件はある男の企みで始まったのです……!!
この顔に大きな火傷の跡がある“黒幕”の男の手によって!!!

 

自らを“天才”と称する黒幕は、配下の“仮面の男”を使い、犯罪者や不道徳を働く者といった“街の癌”を吸血鬼にしています!

 

黒幕の目的は“種の進化”――。
吸血鬼を生み出すことが、種の進化にどう繋がるのか不明ですが、何やら危険な思想、かつ危険な実験をしていることは確かなようです……。

 

そして、“適合者”と呼ばれる、「意識が残る吸血鬼」が誕生し、黒幕の実験は“フェイズ2”へと移行……!
次の段階へと進んでしまいました!!

 

“フェイズ2”になると何が起こるのでしょうか……。そして、この黒幕の正体とは……!?

 

気になることばかりですが、ホームズとワトソンによる吸血鬼事件の調査はまだ始まったばかり!
次々と謎が浮かび上がるスリル満点の『ヴァンデッド』を、ぜひマガポケでチェックしてくださいね!

 

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