みなさん!
マガポケにて好評連載中の『きみとピコピコ』を読んでますか!?
理想の高校生活を送るため、ゲーム部に入学したオタクの太田太一(オタくん)と、同じく新入生のギャル・鬼咲アゲハのふたりが、
有名どころからレトロゲームまで、
さまざまなゲームを遊んでいくというドキドキゲームラブコメです!
ときに最新ゲーム、ときにレトロゲーを使い、
様々なゲームをプレイする中、
オタくんはうらやまけしからん目に遭うことも……!
ちくしょう! 俺も女子高生とキャッキャウフフしたい…!!!!
と、そんな気持ちで本作の単行本1巻を読みながら、
「うちでレトロゲーやってれば、アゲハちゃん来るんじゃね?」
と思い立ったライターT(いやそうはならんやろ)。
連射能力測定機能付きの時計「シュウォッチ」を用意し、
連射数を競う総当たり戦でもやるかー!
と、記事の企画を練っていたのでした。
(※このために取り寄せました)
え、「『シュウォッチ』ってなんだよ?」って?
ご説明しましょう!
●「シュウォッチ」とは
1987年にハドソンから発売された連射能力測定機能付きの時計のこと!
なんで時計に連射機能を付けたのかって?
ファミコン全盛期の当時、ハドソンの社員に「高橋名人」という、いわばプロゲーマーみたいな人がいたんです。その人の特技が「秒間16連射」といって、”1秒間に16回ボタンを押せる”というスペシャルな特技を持っていたんですね。
当時の少年たちはそんな高橋名人に憧れて、「ボタンを高速で連射する」という遊びが流行していたわけです。
そんなときに発売されたのが、この「シュウォッチ」なのですよ!
閑話休題――。
そんなある日……
どこから嗅ぎつけてきたのか、ほんとに来ましたよ!
???「お前らさ……シュウォッチやるんだって?」
アゲハちゃんじゃなくて、謎の挑戦者・Gが!
どっちかっていうと、部長の男木先輩だよ……。
編集部はゲーム好きギャル以外お断りだ! 帰った帰った!
G「そこにある“ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン”を賭けて、俺と連射勝負だ!」
ちょっと待て! それは俺(ライターT)の私物だぞ! 勝手に賭けるな!
G「いーや、俺はそれが欲しい!」
めげないなコイツ!?
まあ……企画記事もこれで一本できるし……
やってやろうじゃねえか!
伊達に編集部にゲーム機は置いてねえ!
かくして(かくして?)、夏の暑さにやられた編集部から5人の戦士たちが強制招集され、ゲーム好きの威信を賭けた連射対決が始まった!
●激闘必至!? マガポケ編集部・連射王決定戦、開幕!!
唐突に始まった対決ですが、かんたんなルール説明です!
編集部にたまたま出社していた5人の戦士たちと1戦ずつ連射勝負をして、
3人に勝つことができれば、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」をゲットできる、
ということにしました。
というわけで、最初にGに立ち向かったのはアフロモンスターK。
アフロ狭しと詰め込まれた漫画知識で、編集部内でも頼られる存在だ。
さて、肝心の連射の方は!?
先攻後攻を決めるジャンケンでは、Gが勝利!
自身が後攻になると宣言し、アフロモンスターKの出方をうかがう模様!
たかがジャンケンで凄く嬉しそうだ! 既に大人げないぞ!
ではアゲハさん! 景気づけに何か一言お願いします!
いや……ボタン連射するだけです……(小声)
●1戦目:ライターG VSアフロモンスターK
(※例のBGM)
早速始まった連射対決……アフロモンスターKは、A・Bボタンの両方を両手の人差し指で連射する戦法に出た!
対するGは「けいれん連射」を使用!
腕の震えを利用して、ボタンを連射する伝統的なけいれんスタイルだ!
結果は……
アフロモンスターKが【67回】
Gは……【84回】!!!!
「うおおおおおおお!!!! 俺の勝ちだあああああ!!!!!」
勝ちは勝ちだけど、イラッとするなぁ!
でもアゲハさんが喜んでいらっしゃるのでヨシ!
●2戦目:ライターG VS新人A
そんなノリにノっているGに立ちはだかるのが、
編集部の若きホープ・A!
連射文化に慣れていないとのことだが……その実力やいかに!
先攻は新人A!
後攻はまたしてもG!
その結果は……
新人Aが【150回】
Gは……【89回】
「まあ、初心者なら……」と、
すさまじい連射数を記録できる禁じ手「こすり連射」の使用を解いた新人A。
「やべぇ…」とか呟きつつ、大人げなくこすりで対抗するもGは玉砕!
お前のこすりおっせぇな!
「あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ” あ”!!!!!!!」
うるせぇ! アゲハさんも言ってやってください!
辛辣ゥ!(※アゲハさんはこんなこと言いません)
●3戦目:ライターG VSライターT
続いて立ち向かうのはライターT。
シュウォッチを買った張本人だけあって、既に連射の特訓は完了!
挑戦者を打ち破れ!
「オラァァァーーーーーーーーー!!!!」
「ぐおおおおぉぉーーーーーーーーー!!!!」
結果は……
ライターT……【141回】
Gは……【94回】
「ああああんもおおおおおおお……!!!」
いやースカッとするぜ!
見ててくれましたか、アゲハさん!
飽きて「どう街」やっとるやないかい!
●4戦目:ライターG VSライターY
次に戦うのは本記事を執筆したライターY!
初めて触れたゲームハードはスーファミで、連射文化とはすれ違っているため自信がない! どうなるか……?
まあ、敗北感に心をやられてるライターG相手なら楽勝でしょ(楽観)。
先攻はライターY。
後攻のG。
結果は……
Yが……【88回】!
Gは……【94回】!
「うっひょおおおおおおお!!!! 俺の勝ちいいいいいいい!!!!!!」
おなじみのポーズで勝利の喜びを表現するG! くっそ! 普通に悔しい!
こすり連射に手を出したのが間違いだった……。
編集部が送り込んだ戦士は5人。そのうち3人にGが勝利すれば、
ミニスーファミはヤツの手に落ちてしまう……。
●5戦目:ライターG VSベテランTMY
景品を賭けた最後の戦いに臨むのは、ベテラン編集TMY!
リアルタイムに連射ブームを体験している世代ということで、古参の実力やいかに!?
先攻のTMYの連射…って、
は、速ええええええええええええええええ!?
本気のこすり連射を見せつけてきたTMY! 速い!速すぎるぞ!
いやほんとに速いな?
衝撃の結果発表は……
G……【94回】
TMY
・
・
・
【212回】!!!?
「もうやだあああああああああああああ!!!!」
悔しさのあまり、今日イチの速度で編集部の床を連射するG。
そんなに欲しいならもうミニスーファミ買いなよ……。
でも連射上級者で、奥義こすり連射をするTMY氏もちょっと大人げないかも……?
いやいやいや、獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くすとも言いますよね?
なめてかかった挑戦者が悪いということ……!
敗者には何も与えられません!
TMY「家に帰るんだな、お前にも家族がいるだろう」
「俺のミニスーファミ~~~~~!!!!」
いや、お前のじゃねーから。
……なにはともあれ、なんとかミニスーファミを防衛したマガポケ編集部。
いつの日か、アゲハちゃんとドキドキゲームライフを送るために、今日もライターTはネットの海でレトロゲーグッズを探すのでした……。
あ、ちなみにTは鶴先輩が好みです、ハイ。
う~ん、かわいい(確信)
そして、誤解なきように言っておくと、実際の『きみとピコピコ』は本記事のような暑苦しいものではなく、ゲームを懐かしみつつ、ドキドキな日々を楽しめるラブコメ作品です!
気になった方は、是非読んでみてくださいね!
©2008 HUDSON SOFT
『きみとピコピコ』単行本第1巻、絶賛発売中!!