

底辺男子校・千鳥高校と、名門お嬢様校・桔梗女子。
ふたつの学校は隣接しているのにもかかわらず、桔梗女子は千鳥高校の生徒を徹底的に忌み嫌う慣習がありました。
そんな両者の関係が、少しずつ好転していくきっかけを作ったのは……このふたり。

強面だけど性格は穏やかな、千鳥高校に通う紬 凛太郎(つむぎ りんたろう)。

桔梗女子の成績トップをキープする才女・和栗 薫子(わぐり かおるこ)。
近くて遠い2人が、周囲に支えられながら愛を育んでいくストーリー『薫る花は凛と咲く』。

2025年にはテレビアニメ化され、いまもなお読者の心を引きつけて離さない本作。そんなムズキュン物語の主人公・凛太郎の転機には、いつもケーキが関わってくることをご存知でしょうか?

何を隠そう、凛太郎の実家はケーキ屋さん。そして薫子は、そのお店の常連さん!
2人の出会いのきっかけも、ケーキだったんですね。
そんなわけで、本企画では3回にわたり、「ケーキで振り返る」凛太郎と薫子の思い出を紹介しております!
※本企画は連載記事です。その1・2を読んでいない方は、以下からチェックしてみてください!
そして、今回はラストとなる第3回! 凛太郎と薫子の「バレンタイン」でのエピソードをご紹介します。
すべてを読み終えた頃には、あなたもふたりの恋を応援したくなるはず! それでは早速どうぞ!
●やりたいことを見つけるヒントの味――薫子からのバレンタイン

これまで周囲に手作りケーキをプレゼントし、大切な人たちを喜ばせてきた凛太郎。
……ただし、今日ばかりは“貰う側”です。それはなぜかって?
「バレンタイン」だからじゃーーーーー!!!

時は高校2年生の冬。ちなみにこの頃、凛太郎は髪を金髪から黒色に戻しています!
彼が金髪にしたのには、ある特別な思い入れがありました。(このエピソードも最高なので、ぜひ本編を読んでください……!)
しかし、薫子という何よりも大切な存在ができたことをきっかけに、自分と付き合う彼女がどう思われるかを考えた結果、髪の色を戻したのです。

って、あれ? そんな大切な薫子さんが、バレンタインデー当日に浮かない顔をしていますよ! いったいどうしたのでしょう?

どうやら薫子も、バレンタインの手作りチョコに挑戦したようです。
しかし調理していると、どうしても凛太郎の腕前と比べてしまい、完成まで苦労したとか……。
そんな苦労の末、薫子さんはいったい何を作ったのでしょうか?

カバンから出てきたのは……チョコマフィン!
綺麗な形をしているだけでなく、ラッピングの丁寧さからも愛を感じてしまいます……(キュン)
恋人からの手作りバレンタインチョコ。それだけでも十分に嬉しいとは思いますが、お味の方は――?

凛太郎のこの笑顔を見れば、とっても美味しいということが伝わりますね!

凛太郎の笑顔にホッとした薫子ですが、このマフィンを作ったときに“私には無理”と思うほど大変だったことを語ります。
そんな薫子の話を聞いて、凛太郎は「とあること」に気付くのです。

自分が恋人や友人のために最高のケーキを作るための努力と試行錯誤をしているときに、“大変”だと思ったことが一度もないという事実を……!
根っからのパティシエだよ、凛太郎……!

何か心に新しいものが宿った気のする凛太郎は、担任の塚田 慎(つかだ まこと)に、自分が感じているモヤモヤをぶつけます。

塚田先生が凛太郎に伝えたのは、「他の人にとっては大変だと思うことでも、自分にとってはそう思わない部分があるって、大きな武器になる」というメッセージ。

その言葉に、将来の道筋が少し見えたような気がした凛太郎。彼の将来が楽しみになる、そんな一幕でした。
さて、全3回にわたってお送りしてきました「ケーキで振り返る凛太郎と薫子の思い出」も、これにて最終回!
「ケーキ」が転機となり、凛太郎が成長し、新たな発見をしていく様子も楽しんでいただけたでしょうか?
そして、この物語の進む先、これから凛太郎と薫子がどんな道のりを歩んでいくのか……。超話題の青春ラブスト―リー『薫る花は凛と咲く』の気になる続きは、マガポケでチェックをお願いします!
●『薫る花は凛と咲く』
単行本第22巻、大好評発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!