突然ですがみなさん、何かひとつ能力をもらえるとしたら何が良いですか?
コミュニケーション能力、プレゼン能力、マネジメント能力、などなど……。社会人になると必要な能力がたくさんありますよね。
しかし、ここで私は声を大にして言いたい!
いやいや、ビジネススキルよりもまず、「炎を操る能力」がほしい!!!!!!
突然少年のようなことを言ってしまいましたが、炎使いに憧れるのには理由があるんです! それは……「炎を操る能力」を持つ主人公が無双する最高にカッコいい漫画を見つけたから!!
そのカッコいい作品が、マガポケで連載中の『地獄の業火で焼かれ続けた少年。最強の炎使いとなって復活する。』です!!!!!!
●『地獄の業火で焼かれ続けた少年。最強の炎使いとなって復活する。』はこんなお話!
本作の主人公は、最北のとある村で暮らす呪術師・フレア。
死にかけていたところをこの村の老人に拾われたフレアは、老人を「先生」と慕い、修行に明け暮れる日々を送っていました。
そんなある日、世界を燃やし尽くす業火を封印する「地獄門」の暴走を防ぐため、フレアは生贄として地獄に身を捧げるよう言い渡されます。
先生以外に頼れる人のいないフレアは、生贄になることを受け入れて地獄門へと足を踏み入れます……。
最初こそあまりの暑さに苦しむフレアでしたが、次第に暑さに慣れ、地獄の業火を克服してしまいました!
そればかりか、地獄を探索するうちに、地獄の炎を全て消し去ることに成功! 久しぶりに地獄門の外へと出られるように!
先生の元へ帰ろうとするフレアは、悪漢に囲まれて困っている女性2人を見つけます。その現場へ立ち入った瞬間、悪漢に襲撃されるフレアですが……
一撃で勝利!!
そして、女性たちに襲い掛かる男を殴ろうとしたその瞬間――
体から炎が出て男の持つ剣を溶かしてしまいます。
なんと、フレアは地獄の炎を操ることができるようになっていたのです!!
フレアの炎によって命拾いをした2人は、ホワイトパール王国第七王女・プリマヴェーラ(プリム)と、その聖騎士・アイシェラ。
2人の話を聞くうちに、フレアは地獄門に入ってから1000年が経ったこと、フレアの住んでいた最北の村はすでに滅んだことを知ります。
地獄門を脱出した後の目的がなくなったフレアは、プリムから一緒に旅をしないかと持ち掛けられます。こうして、3人の冒険がスタートするのです!
行く先々で危険な目に遭う3人ですが、フレアは持ち前の体力と気力、そして地獄の業火の力によって敵を順調に倒していきます!
毛皮のように炎をまとう姿、カッコいい……!
仲間を傷つけられたときの怒りの炎、カッコいい……!
さらにパワーアップした炎の力、カッコいい……
炎使いってやっぱり最強だ……!
炎を操るフレアを見ていると、こんな気持ちが浮かんできました。「私もフレアみたいに炎を操れるようになれたらなぁ」と……。
しかし、現代で法に触れないように炎を操る方法なんて、あるわけ……
ある!! 料理だ!!!!!
料理は火力が大事だと言いますよね! つまり、料理をおいしく作ることができたら、これはもう立派な炎使いと言えるはず!!
というわけで、今回は火加減が大事な料理に挑戦して炎使いを目指したいと思います!!
●まずは火力が命の中華料理に挑戦!
火力が重要な料理といえば、やはり中華料理。
きっと中華鍋でかっこよく料理ができると炎使いっぽいと思いますが、「とりあえず中華料理が作れたら炎使い」というゆるいマイルールに従い、今食べたい中華料理を作ります!!
ということで、チャーハンと麻婆茄子の材料を用意しました!
【材料】
・卵
・米
・焼き豚
・ネギ
【材料】
・長ネギ
・しょうが
・茄子
・ピーマン
・にんじん
・合いびき肉
いざ、地獄の業火を使った料理、スタート!
最初に野菜をザクザク切っていきます!
夏野菜って瑞々しくておいしいですよね。このまま食べたくなりますが、炎使いなのでちゃんと火を使うまで我慢しますよ……!
まずはチャーハンから作ります!
点火!!
焼き豚とお米を入れて、卵を入れたら味付け! 炎だ~~~!(一般家庭の最大火力はこんなものです)
丸くなるように乗せたら、完成!!
めちゃくちゃ美味しそう! これはもう炎使いを名乗れるのでは……!?
この調子で麻婆茄子も作っていきます!!
最初に茄子を焼いて……
野菜とお肉を入れて味付けをして……
完成!! えっ、炎使いの天才……!?
完全に調子に乗ってしまった私は、ついに最強の炎料理に挑戦することに!!
●最強の炎料理「フランベ」に挑戦!
「フランベ」――
みなさん知っていますか?
「フランベ」とは、調理の最後に行う香りづけで、アルコール度数の高いお酒をかけて一気にアルコール分を飛ばす調理法のこと。フライパンから炎が燃え上がるアレです。
まさか、普通の単身者用マンションに住む私がフランベに挑戦したくなる日がくるとは……。炎使いとしての自覚が芽生えてきたのかもしれません。
ということで……
でっかいお肉と度数40度のウイスキーを調達……!
これを……
ジュ―っと焼いて…
さらに焼いて……
燃えろと念じながらお酒を入れたら……
ボッッッッ
えっ……!?
めちゃくちゃ燃えてます!!!!!!!
燃えすぎてちょっと怖い……!
そして完成!!!!
一瞬取り乱しましたが、炎使いなのでフランベも余裕でした!!
地獄の業火によってできた3品が……
こちら!!!!
これはもう炎を支配し、操れるようになったと言えますね!
味もとってもおいしかったです!! これも私の炎を操る能力が開花したおかげかもしれません。
……まぁ、優秀なコンロがある現代のマンションでは、火力調節が能力とは関係なく簡単にできてしまうのですが。
と、我に返ってしまいましたが、それとはまったく関係なく面白い『地獄の業火で焼かれ続けた少年。最強の炎使いとなって復活する。』はマガポケでぜひチェックしてみてください!
炎使いになりたくなった際には、火の元に十分気を付けてくださいね!!
●『地獄の業火で焼かれ続けた少年。最強の炎使いとなって復活する。』最新単行本第7巻、絶賛発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!