好きな人はいるけれど、勇気がなくて話しかけられない……
どうしてなんだろう……
話しかけて傷付くから? カッコ悪いところを見せたくないから?恥ずかしい思いをするのが怖いから?
ほんとうに大切なのは自分だから?
ズキッ!ときたあなたには、まだまだできることがある。
乗り越えられる、壁がある。
自分の殻から抜け出せない男子に贈りたいのが、今回紹介する恋愛バイブル『GE~グッドエンディング~』。
『ドメスティックな彼女』で有名な流石景先生が描く、恋に臆病な男子の恋愛ストーリーです。
好きな人に近付けたものの……
大好きな晶先輩を、「影から見ているだけで幸せ」という高校2年生・内海聖志。
双眼鏡って……影から見ているってレベルじゃない!
内海が見ているのはテニス部の晶先輩。
晶先輩は友だちの河野、泉の印象にも残っているほど可愛くて元気のある先輩です。
つまりはライバルが多そう、「自信がない」からの「影から見ているだけで幸せ」という結論を出している内海。
でも気持ちはわかるよ……
ゲームではオトせても、現実は乗り越えるべき壁がいくつもある……
何より、現実はやり直しのできないのがイタイんですよね。
そこに現れたのが、もう一人の主人公、黒川雪。
内海たちとは高2のクラス替えで一緒になったテニス部の美少女。
え?のぞき魔?
でも、雪は内海の気持ちを知り、恋の手助けをしてくれるように。
近付かなければ分からないことって、沢山ありますよね。
しかし内海は運動音痴。カッコ悪いところを晶に見せたくなかったのですが……
やっぱり運動音痴&テニス初心者には難しかったみたいで……
内海は逃げ出してしまいます。
内海の気持ちも分かるなぁ……
でも、追いかけてきた雪に言われた「結果、話せた」は、大きな一歩。
本当に好きなのは、先輩より自分?
翌日、逃げた内海の言い訳に雪は呆れてしまいます。
「純情」じゃなくて、「臆病」なだけだった。
自分が傷付かない方法を必死になって探していた。
痛いけど、認めざるを得ない真実です。
「自分より、相手を」好きになるには、傷付く壁を越える必要がある。
内海は勇気を出し、テニス部へ。
変な癖があるもんですね(笑)
それでも勇気を出したおかげで、先輩を誤解させて傷付けることもなく、新たな喜びを知ることができました。
内海が黒川に手を出しそうに
黒川のアドバイスのおかげで、先輩との距離が少しずつですが近付いていく内海。
そもそも黒川はなぜ手助けをしてくれるのでしょう?
気になる…。
黒川に「みんなには見せない表情を見ることができたらチャンスとも言える」とアドバイスされた内海。
晶にも、恋愛の過去が……?
そして気まずいのにデートに誘う、だと?
そんなこと恋愛マニュアル本には書いてないぞ……
「日をまたいではいけない」メモメモ。
そうそう、現実はそんなにうまくいかないもの。
なかなかタイミングを計れない内海は、晶先輩の家へ。
家って……一歩間違えればアウトですが……
おぉっ、デートOK!一時危うかったものの、無事デートの約束ができました。
内海はもちろん、デートの経験ゼロ。
晶先輩とのデート前に、黒川とリハーサルをすることに。
デートの終盤、間違えてお酒を飲んでつぶれた黒川をラブホで休ませていたところ、抱きつかれてつい……
※未成年はアルコール禁止です
※「週刊少年マガジン」は健全な雑誌です
おおおぉい内海!!
黒川にも、複雑な過去がありそうですね。
晶の過去、そして黒川の過去とは?
内海の恋の行方は??
続きは『GE~グッドエンディング~』で!