マガポケで絶賛連載中、イジメが生んだ壮絶な復讐を描く大人気サスペンス『復讐の教科書』。物語もクライマックスに入り、徐々に復讐劇の始まりが明らかになっています――。
そんな本作を最後まで堪能してもらうべく、ストーリーとキャラクターを“復讐”…いや“復習”していきたいと思います!
●『復讐の教科書』はこんなお話
主人公は、教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。唯一のお友達は飼育小屋の「ウサギ」という心優しい男の子ですが――
彼は、優等生の不道エイジが率いるイジメっ子グループに、超ハードで思わずドン引いてしまうようなイジメを受けていました。
イジメがエスカレートしていき、追い詰められた黒瀬は、学校の屋上から転落させられてしまいます。
しかし、黒瀬は落下の途中、担任の教師・白鳥 聖と衝突。
何とか一命を取り止めましたが、目覚めると黒瀬は白鳥先生の姿に。精神と身体が入れ替わっていたのです。
こうして、白鳥の立場と体と……あらゆるものを利用した黒瀬の残忍な復讐劇が幕を開けました……!
教師としての立場を利用し、生徒たちをも手足として使い、不道グループのメンバーを順に復讐していった黒瀬ですが――
不道に勘付かれ、復讐が困難に。
さらに、黒瀬の体で白鳥が目覚めたことで、この物語の復讐劇は一層複雑になっていきます――。
●「黒」と「白」を冠する、ふたりの主人公
■黒瀬良太郎(くろせりょうたろう)
黒瀬は、クラスで飼育委員を務める大人しい生徒。将来の夢は教師です。
不道率いるグループの標的となり、苛烈なイジメを受けていました。
イジメの手段も多岐にわたり……
好きでもない女子に告白することになったり……
ピアス代わりにヘアピンを耳に刺されたりなど、思いつく限りの極悪非道な仕打ちを受けています……。
そして、死の間際に誓った通り――
白鳥の体を手に入れて目覚めた黒瀬は、不道グループへの復讐を進めていきます。
生徒を信用させて、貶めたり――
女性と関係を持って、標的の精神を削ったり――
過去の優しくて、純粋な黒瀬くんはいずこ……!!!
と言わんばかりの復讐を進めていきます。
復讐の過激さにちょっとひるんでしまうところもありますが、不道などに妨害されながらも、体を張って復讐を実行する黒瀬の姿に、応援したい気持ちも芽生えます。
不道エイジたちへの復讐は成功するのか、そして入れ替わった白鳥とはどうなっていくのか……最後まで目が離せません!!
■白鳥聖(しらとりこうき)
黒瀬と精神が入れ替わった白鳥は、誰もが尊敬する真っ直ぐな教師。
そそくさと目立たないように教室を出ようとする黒瀬にも声をかけるなど、一人ひとりを気にかけてい、ます。
そんな彼は不運なことに屋上から落ちた黒瀬とぶつかり、黒瀬の体で目が覚めますが――
自分が誰かもわからない、記憶喪失とのこと。
教師だったことも忘れ、黒瀬として、純粋な良い子として過ごしているかと思われましたが――
ふとした時に見せる顔には、何かが秘めているようで……⁉
また、黒瀬が暮らす白鳥の家には、開かずの引き出しがあったりなど、多くの秘密が。
黒瀬ともただならぬ関係性のようで、白鳥がどのような人物なのか? どのような過去があるのか? 最近の展開でどんどん明らかになっていて、目が離せません‼
●極悪非道のいじめっ子集団、不道エイジグループ
■遊井学(ゆいまなぶ)
黒瀬が最初に復讐のターゲットとして選んだのは、遊井学。
画家を目指しており、その腕前は不道の肖像画をコンクールのために描き上げるほど。
ですが、不道たちと一緒になって黒瀬をイジメ、黒瀬の夢を平然と踏みにじるゲス野郎なんです……。
不道たちに乗っかる形で、軽いノリで黒瀬に“死んでもらおう”としていたところも許せません……。
先生である白鳥(中身黒瀬)に対して、いけしゃあしゃあと黒瀬は自殺だと言い切る姿には、怒りを禁じえません!
彼が黒瀬からどんな復讐を受け、どんな結末を迎えるのかは――マガポケでチェック!!
■切木竜也 (きりこたつや)
黒瀬の第2のターゲットは、切木竜也。
もう顔から “イヤな奴”感がにじみ出てますよね。
イジメの対象である黒瀬だけではなく、所属しているバスケ部でも後輩に対しても高圧的。
しかし、彼女の前ではデレデレになり、普段の高圧的な振る舞いが嘘のよう。
そんな彼ですが、どうやら「絆」を大切にしているようで、黒瀬に追い込まれても頼みの「絆」に自信がある様子でした……。(どの口が「絆」とか言っているんだ……という思いですが)
そんな彼への、黒瀬の復讐が成功したかどうかは――マガポケでチェック!!
■森野くるみ(もりのくるみ)
グループの紅一点、森野くるみ。
インスタにドハマリしており、周囲からの評価を人一倍気にするギャルです。
その実態は、ウサギ小屋で全裸にひん剥かれた黒瀬を撮影するなど、かなりの悪!
躊躇なく不道の下で悪行に及んでいました。
女の勘なのか、不道たちとの会話の中で、黒瀬について核心を突く発言をしていたりします。
正体が知られそうなことを知った黒瀬は、第3のターゲットをくるみに決めます。
インスタでいいねをかせぐために、万引きを犯したことをネタに黒瀬に脅され――
黒瀬の犬として動くように言われます…!!
純粋な黒瀬くんはいずこ……!!! (2回目)
イジメっ子のひとりであることには間違いないのですが、リアクションの一つ一つがちょっと面白いため、意外と憎めない存在でもあります。
彼女がどんなしっぺ返しを食らうのかは――マガポケをチェック!!
■仙水理人(せんすいりひと)
関西弁が特徴の不道グループのメンバー。
ここまで紹介したイジメっ子連中に、あえて順位をつけるとしたら、この仙水理人が一番の悪かもしれません。
彼は、とにかく自分の楽しみのためにイジメに走っているんです……!
黒瀬をわざと怒らせるためにウサギを殺そうとするなど、とにかく手段を選ばないのが彼のスタイル。
そして、挙げ句の果てには息子を心配する黒瀬の母親にまで……そんな悪事を見て、黒瀬が黙っているはずがありません。
イジメをとことん楽しむ彼に、黒瀬はどんな復讐を下したのかは――マガポケをチェック!!
■不道エイジ (ふどうえいじ)
最後は、グループのリーダーを務める不道エイジ。
冷酷で頭もキレる男子。
イジメの主犯格である不道は、黒瀬にとって一番重要な復讐のターゲット。
人が死ぬ間際でもこの顔、本当に憎らしい……!
黒瀬の復讐に気づき、自らの頭脳と仲間を使って逆に黒瀬を追い込んでいきます。
ですが、そんな彼も、学校の顧問弁護士をしている父親には頭が上がらず、怯えています。
さらに、不道の父親と黒瀬は以前から知り合いのようで――。
不道と黒瀬が、昔仲良かった様子が明かされています――!
そんな彼が、なぜこんなイジメをするようになってしまったのか、そして黒瀬の復讐は達成されるのか――マガポケでチェックしてください!!!
▼単行本最新11巻好評発売中!
▼マガポケ漫画のオススメ記事はコチラでも!