テレビ東京系列にて、毎週火曜日17:55〜アニメ絶賛放映中の『ダイヤのA』続編『ダイヤのA actⅡ』。(※2019年5月現在)
『ダイヤのA』の主人公・沢村栄純と青道高校の試合を中心に、歴史を振り返る本連載、第2回目は夏の西東京地区大会の第2回戦〜対明川学園編までをお届けします!
※全編ネタバレとなっております。
青道高校 対 米門西高校
西東京大会、青道高校はシードとして2回戦からの出場です。第63話から始まった試合のは都立米門西高校との試合。
結果はコールド勝ちという、順調なスタートを切りました!
沢村・降谷・小湊の一年生トリオにとって、高校野球初の公式戦となったこの試合。
1回表、先取点を取れなかったことで不穏な空気が漂っていましたが、先発投手・降谷がこれを吹き飛ばしました。
バッターの表情と、府中市民球場に響き渡るキャッチング音…! この演出だけで、投げている降谷の豪腕さはもちろん、捕手・御幸のスゴさも痛感できます。
流れは完全に青道に。
キャプテン・哲さんのヒット!
御幸センパイのヒット!
第66話では、沢村が公式戦デビューを飾りました。
降谷のように初回からスムーズな活躍とはいきませんでしたが、それを覆す精神力、やっぱり沢村アツい…!
小湊も代打で順調なバッティング。
試合の見所はこんなところでしょうか。しかし終わった後もドラマがあるんですよね。
涙で目を腫らしながら、「頑張れ」と声をかける米門西高校の選手たち。相手チームも都立ながら必死に努力してきたのかと思うと…言葉が出てきません。
青道高校 対 村田東高校
第68話から始まった3回戦、村田東高校との試合でも、順調にコールド勝ち。
青道高校の快進撃はとても嬉しいんですが、「3年間お疲れさんでしたぁ」って吹き出しがなんだかもう、切ないですね。
そしてこの頃から、降谷の様子が…
北海道から上京した降谷にとって、初めての東京の夏。息が切れている描写が多くなっていきます。
青道高校 対 明川学園高校
第73話から始まったこの試合。結果は7-2で青道の勝ちでした。しかしこの戦いはヒヤヒヤしましたね。
ここまで順調に勝ち上がってきた青道高校の前に現れた脅威、「精密機械」と呼ばれるエースピッチャー・楊舜臣。日本の野球に憧れ、台湾から来た投手でした。
これまで、御幸に色々危惧されながらも結果としては順調だった降谷の投球が乱れ……
打たれ、明川学園に先制点を許す!
まさかの2番・小湊(兄)が……
バッターアウト!!
降谷、倉持センパイ含め、青道の打線は完全に押さえ込まれ、ゲームの流れは完全に明川学園に持って行かれてしまいました。
気温も上昇し、制球も乱れる降谷を見て、監督は投手交代宣言。そう…沢村です! しかし降谷は、マウンドを降りようとしません。
カッコよすぎるだろ主人公!!
降谷の悔しさを晴らすような、沢村のファインプレー…! そんな沢村の気持ちに引っ張られ、三年陣の顔つきも変わります。
アツい。アツすぎる…!! 行け行け青道!! と思っていた僕らに、突きつけられた事実がありました。
舜臣、まさかの最後の夏。明川学園にも、どうしても譲れない想いがあったんだ……。
青道が勝って嬉しいはずなのに、同時にものすごく悔しいのは何故なんでしょうか。もう、舜臣の夏は無いんだよ……。
この試合で、青道高校はベスト8に進出。しかし、別ブロックでは大波乱が巻き起こっていました。
次回は、第注目の準々決勝〜決勝戦までの様子をお届けします!。