突然ですがみなさん、趣味はありますか?
僕はというと、アレを始めたんですよ、アレ。
DIYを始めちゃったんですよ!
漫画がいっぱい入る本棚とか、自分で作れたら素敵じゃないですか⁉ 彼女もいませんが、将来子どものために手作り家具とか作れちゃったらかっこよくないですか!?
なんて、妄想だけははかどっているのですが、いざ作ろうとするとぜ~~~んぜん上手くいきません!
ゲームみたいにクラフトできちゃったら簡単なのに……。
と、現実逃避がてらマガポケを見ていたら、僕の望みを体現している主人公を発見しました!
ということで、今回紹介する作品は、『追放された転生王子、『自動製作《オートクラフト》』スキルで領地を爆速で開拓し最強の村を作ってしまう〜最強クラフトスキルで始める、楽々領地開拓スローライフ〜』です!
●『追放された転生王子、『自動製作《オートクラフト》』スキルで領地を爆速で開拓し最強の村を作ってしまう〜最強クラフトスキルで始める、楽々領地開拓スローライフ〜』はこんなお話!
本作の舞台は、とある異世界の国・フォルニア王国。
フォルニア王国には魔法があり、王族は13歳になると、女神から「ギフト」と呼ばれる特別な能力がもらえます。ギフトは、その人の資質や性格に見合ったものが与えられるのだとか。
本作の主人公、テオドルフ・フォルレアンは、13歳になったばかりのフォルニア王国第三王子。
13歳を迎えたテオドルフにどんなギフトが与えられるか、注目が集まる中、迎えたギフト授与式。
気になる結果はというと――
まさかのギフトなし!?
王族でギフトが与えられないなんて、前代未聞の事態。
これはつまり、「女神に見捨てられた」「王族として認められなかった」も同義……。
父親である現国王も、テオドルフに失望……。
テオドルフを“死の大地”と呼ばれる辺境地の領主に任命します。
“死の大地”とは、フォルニア王国に存在する、瘴気にまみれた領土のこと。作物も育たない荒れ果てた土地なうえ、強いモンスターも多く生息しています。とても人の住めるような環境ではありません。
テオドルフは、領主という役割を与えられたわけではなく、無能の烙印を押され、体よく城から追放されたのです……。
追い出されたわけですから、臣下も使用人も連れては行けません。これから、テオドルフは死の大地でひとりぼっち……。
……と思いきや、テオドルフの専属メイドだったレイラ・オルスティンだけは、城を去って自主的にお供してくれることに! 心強いです!
2人が馬車を乗り継いで数日。
ようやくたどり着いた死の大地は、その言葉通り、草木も育たない荒れ果てた場所……。
優秀なメイドのレイラが一緒と言っても、テオドルフにギフトはありません。本当にここで生活していけるのでしょうか……?
ところで、なぜテオドルフは王族にもかかわらず、ギフトを受け取れなかったのでしょうか?
それには、テオドルフが「もともとこの世界の住人ではない」ことが関係していました。
テオドルフは、かつて日本で暮らす普通のサラリーマンでしたが、あるとき激務がたたって過労死してしまい、この世界に転生してきたのです。
テオドルフ自身も忘れかけていましたが、転生の際、特典として女神から「特別な力」を授かっていました。
つまり、テオドルフは転生した時点ですでにギフトが与えられていたため、13歳のギフト授与式では何も与えられなかったのです!
転生時にテオドルフに与えられていたギフトは、どのようなものだったのでしょうか?
それは――
自動製作(オートクラフト)。頭に思い描いたものをそのまま形にできる能力です。
この能力を使えば、死の大地であっても、こんなに立派な家を一瞬で作れてしまいます!
死の大地にはモンスターが生息していますが、たとえ襲われたとしても……
巨大斧を作り上げて……
モンスターの頭に一撃!! つ、強すぎる……!
この能力があれば死の大地であっても生きていけると気づいたテオドルフは、「死の大地を開拓してみせる」と決意!
こうして、テオドルフによる死の大地開拓物語が幕を開けたのです!
テオドルフの開拓の進展は本編をチェックしていただくとして、ここからは、テオドルフと彼を支える仲間たちを紹介していきます!
●想像次第でなんでもクラフト!? 死の大地の開拓者、テオドルフ・フォルレアン
13歳にして、人が住めない“死の大地”の領主になったテオドルフ・フォルレアン。
島流しにされてしまったテオドルフですが、彼には死の大地をも生き抜ける心強いスキルがあります!
それが、自動製作(オートクラフト)! 材料さえあれば、想像したものが何でも創れる超便利スキルです!
この万能スキルがあれば、先ほど紹介した家や武器だけじゃなく、こんなに立派な露天風呂だって作れちゃいます! 便利すぎる~!
さらに、モンスターの体内から取れる魔石と岩石を組み合わせると……
感情を持つゴーレムだって作れちゃいます!
人手が足りない死の大地でゴーレムがいると、とても助かりますよね!
自動製作の能力には、ゲームのような便利機能がもうひとつ。
物資を別次元へ収納する次元収納(インベントリ)もあるのです! これで、作ったものを別の場所へ輸送することだって簡単にできちゃいます!
しかも、次元収納はただの輸送能力ではありません!
多くのモンスターに囲まれてしまったときには……
次元収納から大量の刀剣を取り出し、刀剣の雨を降らせることも可能!
ただの収納能力だけではなく、攻撃にまで転用できるなんて、テオドルフの想像力のなせる技ですね!
そして、テオドルフの何よりもすごいところは、たとえどんな困難に直面しようとも、いつでも前向きに、自分にできることを考えて行動できるところ。
普通であれば、13歳という若さで家族から見放されるなんて、耐えられません。
ですが、テオドルフはそこで諦めず、自分の能力を使って活路を見出してきたわけです!
さらに今では、この能力を使って死の大地を開拓していけることにワクワクしちゃっているのですから、本当にたくましい子ですよ……!
死の大地をよみがえらせるべく、ひたむきに頑張るテオドルフの活躍から目が離せません!
●剣技から家事スキルまで何でもおまかせ! 万能すぎる美人メイド、レイラ・オルスティン
テオドルフの専属メイド、レイラ・オルスティン。
彼女は、テオドルフとともに死の大地へとやってきた唯一の家臣です。
もともと第三王子であるテオドルフの専属メイドとして働いていただけあって、レイラはメイドとして超一流! 家事は何でもお手のものです!
死の大地ではじめて収穫した野菜も、レイラの手にかかれば……
こんなにも美味しそうな料理に! 一家にひとりレイラがいてほしいですね!
さらに、レイラはメイドとして凄腕なだけではなく……
元S級冒険者で、剣の腕前も一流!
テオドルフの身に危険が及ぼうものなら、圧倒的な剣技で敵を殲滅しちゃいます!
そして忘れてはならないのが、テオドルフへの愛情の深さも一流ということ。
ベッドでもテオドルフの護衛は欠かしません! この近さも、護衛のためですから仕方がありませんね!
ベッドでもつきっきりということは、もちろん……
お風呂だって一緒です!
過剰なスキンシップと言われようが、お仕えする大事な王子に洗い残しがあってはなりませんから! テオドルフが羨まけしからんですが、これもメイドの大事な仕事なのですから!!!
これからもテオドルフとレイラのイチャイチャ主従愛に癒やされつつ、レイラの活躍を楽しみたいと思います!!
●女神様からゴーレムまで! 個性豊かなテオドルフの仲間たち!
レイラの他にも、テオドルフの周りには素敵な仲間がいっぱい!
まずは、テオドルフに自動製作のギフトを与えてくれた女神様!
健気に頑張るテオドルフを、いつも天界から見守ってくれています!
テオドルフが作った作物の匂いに惹かれてやってきた、死の大地に暮らす少女・ルーナ。その正体は……
伝説の神狼・フェンリル!
美味しい野菜のお礼に、「神狼の加護」を授けてくれました。「神狼の加護」が何かはまだ不明ですが、どこかでテオドルフたちを見守ってくれているのかもしれません!
死の大地から少し離れた村で暮らす少女・アイシャ。
村がゴブリンに襲われ、テオドルフたちのもとへ助けを求めにやってきました。
テオドルフに助けてもらう中で、恋も芽生え始めたようです……!
テオドルフが作り出したゴーレム、ゴーム。普通のゴーレムとは違い、感情を持っているようで、テオドルフにとっても懐いています!
素敵な仲間たちも増え、死の大地も賑やかになっているようですね! 今後もどんな仲間が集まってくるのか楽しみです!
荒廃した死の大地を、自動製作スキルで切り拓いていくテオドルフたちの勇姿は、ぜひマガポケでチェックしてみてください!
●『追放された転生王子、『自動製作《オートクラフト》』スキルで領地を爆速で開拓し最強の村を作ってしまう〜最強クラフトスキルで始める、楽々領地開拓スローライフ〜』単行本第1巻、大好評発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!