週刊少年マガジンで連載中(2019年1月16日現在)の『ランウェイで笑って』アニメPVが現在公開中!
そのPVの中で、主人公・都村育人とヒロイン・藤戸千雪を一人二役で演じ分けた人気声優・花守ゆみりさんに特別インタビュー!
☆前編はコチラ
PVでは一人二役に挑戦!
―――たしかに衝撃的なシーンでしたね。今回、一人二役でPVに出演してほしいと言われた時、どう思いましたか?
花守:「育人くんの声もやるんだ…!」と、凄く驚きました(笑)。今までメインキャラクター二役を一人で演じたことがなかったので…。
―――実際にそれぞれのキャラクターを演じるにあたって意識したことがあれば教えていただきたいです。
花守:千雪ちゃんは、彼女自身の欠点である身長と向き合いつつもまっすぐな芯を持ち、壁を乗り越えていこうとする逞しくも可憐な魅力が伝えられるよう声を当てさせていただきました。
私自身、ただ一つの欠点のせいで辛い境遇に立たされながらも、自分の夢を諦めず気丈に育人や周りの人間に接することができる千雪ちゃんに励まされました。とても素敵な女の子です!
―――たしかに千雪には可憐さと強さが共存しているように感じます。それでは育人の方はいかがでしょうか?
花守:一見ひ弱そうに見えてしまう育人くんですが、実は千雪ちゃんと同じくらい強い芯を持っているということで、演じる時にそれを前面に出すか秘めた方がいいのか正直とても悩みました。
厳しい家庭環境の中で葛藤しつつも、服作りへの強い気持ちが千雪ちゃんと出会ったことで溢れていく、そんな彼の魅力が今回のPVの中で伝わっていると幸いです。
型を破って前へ進む物語
―――ありがとうございます。お話をお聞きして、花守さんがとても真摯に作品とそのキャラクターに向き合っていることが伝わってきました! 最後に何か『ランウェイで笑って』に関してコメントがあればいただきたいです。
花守:作品のタイトルにもなっている、「ランウェイで笑って」という言葉が本当に好きです。
服を纏うモデルはランウェイで笑ってはいけないはずなのに。服を創造するデザイナーは、その服が評価されるかのプレッシャーで押し潰されそうになっているはずなのに。
千雪ちゃんと育人くんなら、きっとそれが成せてしまう。決められた型を破って前に進んでいくことができてしまう。漫画を読めば読むほどそう思ってしまいます。
負けず嫌いな二人が、負けず嫌いしかいない世界で革命を起こしていく、素敵なお話だと思いました。これから先のお話もとても楽しみです!
―――ありがとうございました!
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