「マガポケ」の数あるオリジナル作品の中でも人気の高いサスペンス、スリラー作品。
お気に入り数ダントツトップの『ストーカー行為がバレて人生終了男』もストーキング行為好きな主人公が、数々の最悪の事態を回避、解決していくストーカーサスペンスです。
※ストーカー行為は法律で禁止されています
今回は、「マガポケ」が誇る、サスペンス、スリラー作品を集めてみました!
何が偽りで、何が真実か?『絶望の楽園』
tos先生が原作、オギノユーヘイ先生が漫画を担当する『絶望の楽園』は、宗教スリラー。
母子家庭だった主人公芦谷透の母が亡くなって、透の生活は少しずつ変化していく。
母が亡くなったあと、いろいろ世話を焼いてくれる八代京子は文武両道、生徒会長も務める人気者。
スーパーの安売り情報を教えてくれたり、苦手ながらも料理や洗濯まで世話してくれる。
しかし、透には違和感があった。
「お前誰だよ」
名前ぐらいは知っている。
でも世話をしてもらうほど仲が良い訳でもない……
違和感を覚えながらも、心を通わせていく二人。
「二人きりになりたかったから」
ついに夏祭りで京子が透にアプローチをかけていく。
しかし、ここで物語は急展開!
「お前……あの時の……!!」
結ばれようとしたとき、透が京子のことを思い出す。
透が思い出すと同時に部屋に入ってきた見知らぬ男性たち。
京子と親しげに話す男性たちは「君を助けに来たんだ」と透を縛って車に押し込む。
京子の正体とは?
「助けに来た」とは?
tos先生の読むほどに謎が深まっていく原作を、オギノ先生が繊細なタッチと構成で描く傑作スリラーです!
連続殺人を食い止めろ!
『This Man その顔を見た者には死を』
花林ソラ先生原作、恵広史先生漫画による本作は、正体不明の連続殺人犯を追うサイコサスペンス。
主人公は交番勤務と似顔絵捜査員をこなす天野斗(はかる)巡査。
斗は「職人芸なのに特別手当も出ないなんて」と言う雑誌記者の恋人に「でも、やりがいはあるよ」と返す真面目な警察官。
そんな斗は、恋人が「ヨガスクールで出会った」という明里母娘の相談を受けて事件に巻きこまれていきます。
明里娘、星子の話を聞きながら描いた似顔絵を見て「どこかで見たことがある」と不思議に思った斗は、地元の仲間たちに「見覚えがない?」と聞いてみます。
手がかりとなったのは「夢に出てくる男」。
都市伝説?
なぜ都市伝説の男が明里母娘の下に現れたのか……
「勤務外での似顔絵捜査は問題がある」
友だちには「最近、見たんだ」と誤魔化したがーー
実在しないはずの男が明里母娘の前に登場。
怯える星子は難を逃れたものの明里母は殺害されてしまう。
そして、実はこの都市伝説には続きがあった。
「This manを見たものには死を」
星子を謎の男から護りながら、斗がThis manの正体、謎に迫っていく必読のサイコサスペンスです。
後編では、サバイバルスリラーを紹介します!