さあ。剣を取れ。
特異点・ゲームセンターを攻略せよ！
大人気アプリゲーム・FGOの世界観を
徹底再現！
Fate/GrandOrder Arcade
のマスターになろう！
７月末から全国のゲームセンターで稼働を開始した大人気アプリゲーム・FGOをベースに作られたアーケードゲーム『Fate/Grand Order Arcade』。
今回は 『FGO Arcade』のディレクター・ゲームセンターいかみ氏に直撃取材！
全国対戦や実際に手に入る物理カード、3D画面の戦闘など、『FGO Arcade』でしか楽しめない魅力に迫るぞ！
セガ・インタラクティブ第二研究開発本部所属。これまで『バーチャファイター５』などのアーケードゲームやスマートフォンアプリの開発に携わってきた。本作ではディレクターを務める。推しサーヴァントは「エリザベート・バートリー」。
勝負を決定づけるのはマスターの「戦略性」だ！
いかみ氏（以下：いかみ）：最初に『FGO Arcade』の企画が持ち上がったのは、１６年の２月でした。
TYPE-MOONさんやディライトワークスさんとの打ち合わせを重ねて、ロケテストを実施したのが１７年１２月。
とにかくFGO本来の魅力である「戦略性」をアーケードで再現することに苦心しました。
ーー操作の上手さが勝負に直結するわけではないんですね。
いかみ：アクションゲームに慣れてない方にも気軽にプレイしてほしいという想いから、操作性だけではなくて「戦略」が勝負を左右するゲームバランスにしたかったんです。
左手のスティックは視点切り替えや移動、回避など複数のボタンがありますが、右手の操作はボタン１つ。
シングルプレイでエネミーを撃破したり、全国対戦モードであるグレイルウォーで他のプレイヤーと対戦をする際に、パーティ編成や、コマンドカードの切り方、サーヴァントの相性など、マスターの創意工夫が勝敗を分けるゲームバランスを意識しました。
FGOらしい、戦略性の高いゲームに仕上がったと感じています。
何と言っても、サーヴァントを「物理カード」でゲットできる魅力！
いかみ：現在サーヴァントは２３騎、概念礼装は４０種以上を用意しています（９月中旬時点）。
特にサーヴァントには霊基再臨をした際のイラストに合わせてそれぞれカードを用意しているので、それらも合わせると総カード数は１００種を超えます。ぜひ集めて楽しんでいただきたいですね。
これからもサーヴァントは定期的に追加していく予定なので、楽しみにしていてください！
こだわり抜いた世界観！
『FGO』の世界を完全再現！
いかみ：FGOファンの方が違和感を感じないように、サーヴァントやマップなどを3Dで再現する作業には、とりわけ気を遣いました。
アプリの背景は平面ですが、想像力をフルに働かせて、TYPE-MOONさんやディライトワークスさんの監修を受けながら、3Dマップとして再現しています。
会話シーンで頻繁に使用されていた「オルレアン 城門」のマップではアプリ画面を横に並べていただくと分かりやすいんですが、場所によって全く同じ見え方になるようにしています。
他にもスマートフォン向けゲームの背景と被るマップがいくつかあるので、ぜひ皆さんもスマホを横に置きながら探してみてください！
ーーサーヴァントを3D化する上で苦労した点は？
いかみ：空間から大量の武器が現れるギルガメッシュの攻撃演出や、遠距離では弓、短距離では剣を操る〝二刀流〟エミヤのアクションですね。
細かい話だと、ヘラクレスの腰布って中はどうなってるんだろう…と真面目に考えたり（笑）。でも、開発中のアルトリア（・ペンドラゴン）が草原に立つ3DCGを目にして、「これはイケる！」と確信を深めました。
ゲームセンターで躍動するカッコいいサーヴァントの姿は必見です。ギルやエミヤも、こだわり抜いた甲斐がありました。
イチオシは、スペシャルアタック時や宝具発動時の、3Dならではのカメラ演出。
アーケードでしか見れない迫力ある画面を、ぜひゲームセンターで楽しんでください！
▼更なる情報はFGO Arcade公式HPをチェック！
（※この記事は別冊少年マガジン2018年11月号に収録されたものです）
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（終わり）
