『RAVE』や『FAIRY TAIL』『EDENS ZERO』など、数々の人気作を手掛ける大人気漫画家・真島ヒロ先生のオンラインサイン会が10/17(土)20時からYouTube(中国ではbilibili)で開催されます!
日本やアメリカ、カナダ、中国、フランス、イタリアなどの地域から選ばれた80名を対象に、1人ひとりのリクエストイラストを真島先生に描いていただきます! さらにオンラインサイン会の様子は、「週刊少年マガジン」の公式YouTubeチャンネルで生放送!
今回は、異例づくめなこのイベントの裏側をお届け!
オンラインサイン会を開催するに至った経緯や、開催までの紆余曲折、そして見どころなどを担当編集に聞きました!
オンラインサイン会は開催される運命だった!?
──まずは、真島先生のオンラインサイン会を開催するきっかけから教えてください。
担当編集T:
きっかけは真島先生のツイートでした。
10月末に海外でサイン会をやる予定だったんですけど、新型コロナウイルスの影響で中止。「その代わりに読者のために何かできないか」と考えた真島先生が「オンラインサイン会をやりたい」とツイートしてたんです。
https://twitter.com/hiro_mashima/status/1267820898758754304
そのツイートを編集部で見つけて、真島先生に賛同したのが始まりです。
──それは具体的にいつの話?
担当編集T:
6/2です。でも、オンラインサイン会なんて前例がなくて……イメージすらできなければ僕ひとりではどうにもできない。
どうせやるなら、真島先生は海外のファンも多いので全世界に向けて実施したい! とはいえ、そもそどうやったら開催できるのかと悩んで、販売部に相談してみました。
──海外を視野にいれたのはいつごろから?
担当編集T:
海外は、オンラインサイン会の話が出て、早い内に視野にいれはじめました。
真島先生は世界でも大人気なので、海外のファンもたくさん集まってくれると思いました。
だから、せっかくオンラインで開催するんだから世界を巻き込んでやりたいって話になっていました。
──販売部からはどういう返事が来ましたか?
担当編集T:
「やったことがないからぜひ!」というウェルカムな返事でした。
でも、販売部が持つネットワークは日本の書店。全世界に向けたオンラインサイン会だとどうすればいいだろうと一緒に頭をかしげることになってしまって……
だったら、まさに海外を主戦場にしている国際ライツ事業部(海外の出版社と繫がりを持つ部署)に声をかけようって編集部内でまとまったんです。そしてなんと、同じタイミングで国際ライツ事業部からも「海外のファンに向けた真島先生のサイン会を開けませんか?」って提案があったんです。
国際ライツ事業部としても、海外の出版社からサイン会を開けないかって声があったみたいで。本当、運命かよって感じでした。
予定していた会場が使えない!?
絶体絶命のピンチが担当編集Tを襲う
──ようやく体制が整ってスタートラインに立った感じですね。
担当編集T:
国際ライツ事業部が海外の出版社と調整してくれたおかげで一気に現実味を帯びましたね。
それでやっとファンの皆さんに告知できるってなったので、日時や場所も含めてリリースを出したんです。でもその後、予定していた会場に当日、ネット環境とかを整備する工事が入るので、ネットワークがいきなり切れるかもしれないと連絡が入りまして……
──トラブルに次ぐトラブル!
担当編集T:
すでに日程も含めてリリースを出しているから日程の変更はできないので、すごく焦りましたが、編集部内で相談したら、講談社が出資してる『ミクサライブ東京』というイベントスペースが使えることになり、なんとか事なきを得ました(笑)。
今日、国際ライツ事業部の担当者とミクサライブ東京に下見に行ってきたんですけど、いい感じの会場なんですよ!
いろいろ紆余曲折はありましたし当日もハプニングがあるかもしれませんが、「なんとかできそうだな」ってイメージが湧きましたね。
ファン同士の連帯感が高まるイベント
──当日はどういう感じでサイン会が行われるんですか。
担当編集T:
真島先生にステージ上でイラストを描いていただくんですが、描いている手元とバストアップの映像をYouTubeライブで全世界に配信します。世界トップレベルの漫画家、真島先生がイラストを描いている様子を間近で見られるので楽しみにしてください!
また、当日は応募者から集めた質問を真島先生に答えてもらおうとも考えています。
──世界規模での開催は苦労の連続でしたね。
担当編集T:
初の試み、手探りで作っていったんですが、本当にたくさんの人に助けてもらいました。北米の募集バナーはこんなにかっこよくしていただきました! 北米も含めて海外からもたくさん応募があってありがたいです!
当日は世界中のファンからの質問、メッセージも日本語や英語に通訳します。真島作品が世界中で読まれていることを改めて実感できると思いますよ!
ちなみに真島先生にイラストを描いてもらえる80名の当選者は、イベント中に発表します! 当日、ドキドキしながらYouTube(中国ではbilibili)で視聴してもらえると嬉しいです!
──ありがとうございました。
担当編集T:
繰り返しになりますが、真島先生のオンラインサイン会は、日本時間の10/17(土)20時から2〜3時間ほどを予定しています。
※視聴は↑からできます!
募集期間は終了していますが、サイン会の様子は「週刊少年マガジン」の公式YouTubeにて誰でも視聴できます。ぜひ、ご覧ください!