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メンタル最強の“最弱”ルーキーが“MVP獲得”まで駆け上がる! 『ドラハチ』弱小球団・カーボンズで活躍する野球選手たち!

プロ野球が開幕して、約1ヶ月が経ちました!

 

豪快なホームランに華麗な守備、超一流のプレーの数々が、今年はどれだけ見られるのか――
毎日、野球中継の時間が近づくとソワソワしちゃいますよね!

 

そんな中でも特に注目を集めるのは……
各球団に入団した、新人選手の活躍!

 

新人選手というのは未知数の存在であり、可能性の原石。自分の推し球団がどんな選手をドラフト会議で指名するのか。どんな選手に成長し、どんなドラマを見せてくれるのか。毎年楽しみな野球ファンも多いでしょう!

 

そんな夢が詰まったプロ野球界を舞台に、ドラフト8位ルーキーが奮闘する、アツすぎる野球漫画が――

マガポケで大好評連載中の『ドラハチ』です!

 

●『ドラハチ』はこんなお話!

主人公の黒金八郎(くろかね はちろう)は、今年プロデビューする、夢と希望に満ちた新人野球選手です。
ポジションはキャッチャーで、カーボンズというプロ野球球団に入団が決まっています。

 

プロ野球選手といえば、誰もが一度は憧れる夢の職業! しかし、黒金のもとには、なぜか報道陣があまり来ません……。

 

いったいなぜなのでしょうか?
その理由は――

カーボンズが弱小球団だから!
カーボンズは、5年連続シーズン最下位、選手もどんどん他球団へ出ていき、いまや「誰もが行きたくない球団」としておなじみです。

 

加えて、黒金はその中でもドラフト8位というギリギリの順位で指名された、最下位球団の最下位指名選手。
報道陣の注目も皆無の中、黒金が入団会見で答えた「プロ生活1年目の目標」が注目を浴びます。

 

その目標とは――

シーズンMVPを獲得すること!
……
……みなさんはこの目標のおかしさに気づけましたか?

 

プロ野球シーズンMVP。別名、最優秀選手賞は、その年最高のプロ野球選手に贈られるタイトル。
それだけに、新人選手がすぐに活躍できるような甘い場所ではありません。

 

黒金のような高卒の新人選手は、相当な才能がない限り、すぐに試合に出場することも難しいでしょう……。

 

では、なぜ黒金はシーズンMVPを目標としているのでしょうか?
その答えは――

 

幼馴染と結婚するため……⁉
 

黒金には、土門鈴(どもん すず)という片想い中の幼馴染がいます。
カーボンズへの入団が決まってすぐ、黒金は幼い頃から大好きだった鈴ちゃんにプロポーズしますが、受け入れてはもらえません……。それでも諦めない黒金に対して、鈴ちゃんがある条件を出しました。

 

それが――

カーボンズを優勝させて、黒金がシーズンMVPを獲得すること!

 

というのも、鈴ちゃんのお父さん・土門大也(だいや)は、かつてカーボンズに所属していた超名選手。「ミスター・カーボンズ」と呼ばれ、万年最下位だったカーボンズの黄金時代を築きましたが、引退して以降のカーボンズは弱小球団に戻ってしまいました。

 

父がいた頃のようにカーボンズを強くさせてほしい――
愛する人の願いを知った黒金は、鈴ちゃんとの結婚のために、あの大それた目標を立て、報道陣の前で宣言したのでした!

厳しいプロ野球界に足を踏み入れた黒金は、弱小球団のカーボンズを変えることができるのでしょうか?
気になる続きは、ぜひ本編をご覧ください!

 

さて、ここからは、突如野球界に現れたメンタル最強のルーキー・黒金と、カーボンズの仲間たちを紹介していきます!

 

●目的のためなら全てを懸ける! ドラフト8位ルーキー・黒金八郎

本作の主人公、黒金八郎は、弱小球団カーボンズにドラフト8位で指名された高卒キャッチャー。

 

目立った成績も身体能力もありませんが、キャッチングの上手さと球を後ろにそらさない堅実なプレー、そして、カーボンズにキャッチャーが不足しているという事情から、プロ野球入りを果たします。

ここまで読んだ方はお分かりの通り、黒金の最大の特徴は、目標のために全てを懸けられること!

 

幼い頃に鈴ちゃんが放った、「結婚するならお父さんみたいなプロ野球選手」という一言からプロ野球選手に。そして――

 

最終目標である鈴ちゃんとの結婚に向けて、カーボンズを優勝させて、シーズンMVPを取ることを誓います。

 

ただ、黒金は無鉄砲に突き進んでいるわけではありません。
あえて記者の前で「シーズンMVP」を掲げたのにも、しっかりと理由がありました。

実は、シーズンMVPとは、記者たちの投票で決まるタイトルであり、その年の優勝球団から選出されることがほとんど。
そのため、打撃成績などの個人の数字よりも、いかに記者たちの印象に残る活躍をするかが大切になるのです。

 

プロ1年目の、ましてや弱小球団のドラフト8位ルーキーの「シーズンMVP」宣言は、記者たちへの印象付けとしては十分でしょう!
そして、ざわつく周囲をさらに驚かせた黒金の発言がこちらです。

 

『「前例がない」は「できない」ではないんですよ』
プロ野球界では「球速160キロ超え」や「二刀流」など、前例のない偉業が次々と現実のものになっています。プロ野球選手として、その年で最も活躍する選手を目指すのは、当たり前のことだと言うのです。

 

周りの目を気にする人が多い中、堂々と目標を言う強さがかっこよすぎます……!

 

黒金のすべてを懸けるマインドと、それを支えるメンタルは、野球のプレーにも表れます。 

黒金の武器のひとつは、野球IQの高さ!
野球IQとはその名の通り、野球をプレーするうえでの知能指数の高さです。

 

それがよく分かる、二軍キャンプ・紅白戦の様子を見てみましょう。

試合は最終回、1点差で負けている状況で、黒金に打席がまわってきます。

 

相手投手は、去年まで強豪チームで活躍していた選手。そこでは戦力外となりましたが、「まだまだ自分はやれる」という自信とプライドが彼にはありました。

黒金は、そんな相手投手の思考を完全に読んでいます。ルーキーに投げてくる球は、変化球ではなく、ストレートであると判断!
さらに、わざとホームベース近めに寄ってバットを構えることで、インコースにストレートを誘うのです!

 

球種とコースがわかっていれば、ルーキーでもヒットを打てる可能性は上がります!

 

そして黒金は打撃だけでなく、走塁でも魅せます。

気を抜いている相手のセカンドを発見すると、すかさず「ファーストぉ!!」と叫びながら、一塁をまわり、二塁へダッシュ!

 

相手のセカンドは、味方の呼び声だと勘違いし、よく確認せずに一塁へ球を送球。
これが黒金の謀略だと気づいた時には後の祭り。センター前に落ちた平凡なヒットが、ツーベースヒットとなってしまったのです……!

 

その後も、四球(フォアボール)の際に、どさくさに紛れて三塁へ進んだり……

 

相手にバレないように、タッチアップの際に助走をつけたり……

 

ルールの隅と相手の隙を突くプレーで、試合を同点に導きます!

 

この勝利への執念で、黒金は二軍監督の目に止まります。そして無事に一軍キャンプへ合流することに!! 

ここまでは順調そうに見える黒金のプロ野球生活ですが、まだまだシーズンは開幕していません。一軍では、キャッチャーのレギュラー争いも待ち受けています。

 

ここからさらに加熱していく、黒金のプロ野球サクセスストーリーから目が離せません!

 

●メジャーを夢見る怪物ルーキー! ドラフト9球団競合・紫谷亘(しこく あきら)

黒金と同じ高卒ルーキーながら、9球団からドラフト1位指名を受けた怪物ルーキー・紫谷 旦!

 

甲子園で2試合連続の完全試合を達成したピッチャーで、入団直後ながら多くのファンが彼を応援しています。

 

紫谷の武器は、球速160キロを超える、唸るような豪速球と……

 

相手打者の手元からストンと落ちるスプリット!

 

まさに、日本のプロ野球界の未来を背負う選手といった様子で、プロ初勝利も完封勝利で終えます。

 

そんな紫谷の目標は、メジャーリーグ!
日本ですでに活躍している紫谷ならば、その挑戦は近い将来、現実のものとなるでしょう。

 

しかし、ここである疑問が生まれます。
なぜ紫谷は、高校卒業後すぐにメジャーに挑戦せず、弱小球団として有名なカーボンズに入団したのでしょうか?

その答えは、紫谷の家庭環境にあります。
足の悪い父親のために、「必ず」野球で成功しなくてはいけない紫谷は、「甲子園で活躍して、そのままメジャーに挑戦して活躍する」という前例がない挑戦を怖がったのです。

 

しかし、怖がる紫谷の前に現れたのが、黒金でした。「前例がないはできないではない」と言う黒金に、人知れず悩んでいた紫谷の感情は大きく揺さぶられます。

 

この出会いを経て、紫谷の「メジャーリーグ挑戦」への覚悟は確かなものになりました。
日本プロ野球界の怪物は、今まさに産声を上げたのです!

 

紫谷のメジャーリーグ挑戦の夢は始まったばかり。まずはカーボンズで無双する姿を、この目に焼き付けましょう!

 

●俊足堅守のリードオフマン! ガッツあふれるショートストッパー・喜住竜司(きずみ りゅうじ)

カーボンズのドラフト5位ルーキー・喜住竜司は、金髪のモヒカンがトレードマークの社会人卒遊撃手です。

 

喜住の武器は、遊撃手らしい、後ろを通さない堅い守備と……

 

どんな打球でも、出塁を狙える俊足!
そして――

 

好プレーを支える強気な性格!
喜住が好戦的なプレーをする理由は、野球選手としての意地とプライドからきています。

 

喜住は社会人野球からプロ野球界に入った選手です。言い換えると、学生時代は芽が出なかった選手ということ。
それでも、喜住は「絶対に活躍する」という不屈の想いで、プロの世界までやってきました。

 

その覚悟を持つ喜住が、憧れのプロ野球界で活躍しないはずがありません!
今後、カーボンズにとって必要不可欠になるであろう喜住の活躍に、注目です!

 

プロ野球界に羽ばたいたばかりのルーキーたち。果たして、彼らは、弱小球団・カーボンズを勝利へ導くことができるのでしょうか?
個性豊かなルーキーたちの活躍を応援していきましょう!

 

ドラフト8位ルーキーが夢を叶えるプロ野球サクセスストーリー『ドラハチ』の続きは、ぜひマガポケでチェックしてください!

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●『ドラハチ』単行本第4巻、5月16日発売!

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