「別冊少年マガジン」で大人気連載中の『アルスラーン戦記』。
待望のミュージカル化が実現し、9月5日から8日まで大阪COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、9月11日から16日まで東京THEATRE1010で公演されます!
今回は、ミュージカル化を記念してミュージカルでアルスラーンを演じる木津つばささんとアニメのアルスラーン役、小林裕介さんに特別インタビュー!
公演への熱意、好きなキャラを話してもらいました。
「一緒に旅をするならやっぱりあの人とがいいですね」
―――主人公・アルスラーンの好きなところを教えてください。
小林さん:
僕はエラムとの会話シーンから感じられる人柄が好きですね。
木津さん:
おお!わかります!
小林さん:
アルスラーンはダリューンもナルサスもファランギースもギーヴも、皆のことを家臣というよりは仲間として見ていて、接する上でそこまで気を使っていないと思うんです。
だけど、きっとその中で一番エラムを身近に感じていて、王としてではなく一人の男の子として接しているのが好きです。エラムも最初はつんけんしているのに、仲良くなるにつれてアルスラーンを信頼していくのが良いですね。
木津さん:
僕も同じです。
台本を読んでいてエラムとの距離感がすごく可愛いなっていつも思っています。アルスラーンは14歳ですが、背負っているものがとても多いんですよね。
そこの大人としての側面と、エラムと接しているときの少年のような側面があるのがすごく切ないです。
―――もし、お二人が14歳で旅に出るなら『アルスラーン戦記』の誰と行きたいですか?
小林さん:
これは欲を出して良いんですよね? ずばり、アルフリードです。
だって旅はやっぱり女の子としたいじゃないですか⁉(笑)
それと僕は優柔不断で、無難なことをしがちなんです。
だから遊びにいったり、ごはんを食べる場所は事前に決めておくし、その場その場の判断が慎重になっちゃうんです。でもアルフリードって「ま、いいからここ行こうよ!」とか、気軽に色んな場所に引っ張っていってくれて自分が普段見れらない世界を見られそうだから、僕一人じゃ出来ない旅の楽しみ方ができるかなと。
それともう一人は、やっぱりダリューンですかね。
『アルスラーン戦記』の世界だったら、何よりも生き抜くことが大事じゃないですか。必要なのは武力だと思うんです。それでいて困っているときは助けてくれる一番のお兄さん的存在なので、心強いかなと。仮に一緒に旅に出たら、ダリューンが外で戦っている間に僕は家で料理をして帰りを待ってます(笑)。
木津さん:
なるほど(笑)。ボクはキシュワードですかね。
キシュワードとは鷹友(たかとも)なので。
小林さん:
鷹友?
木津さん:
キシュワードはアズライールとスルーシ、2匹の鷹を飼っているじゃないですか。
僕の演じるアルスラーン王子は、その鷹たちにすごく懐かれているんですよ。
だから飼い主のキシュワードとも通じ合うところがある気がするし、仲良くなれるんじゃないかなって(笑)。鷹を通じて友達になるから、鷹友なんです。
小林さん:
なるほどね。たしかに、アルスラーンは凄く鷹に気に入られてるよね。
木津さん:
あとは、やっぱりダリューンですね。
守ってもらいたいですよ。強さはやっぱり一番大事なことです。死にたくないですもん。ダリューンと一緒にいたら絶対に死ななそう(笑)。
―――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
木津さん:
毎日の稽古は大変で、原作は凄い作品ですし、とてもプレッシャーを感じています。だからこそ気合いが入っているので、ぜひ観に来てください!
また、原作とアニメで築きあげてきたものがあるからこそ、この舞台が始まって、アルスラーンをはじめとする素敵なキャラクターたちと出会えて、心から感謝しています!
素敵な舞台に出来るよう頑張るので、よろしくお願いします!
小林さん:
素晴らしい原作と、僕たちが精一杯作り上げたアニメ、そしてまた新たな世界を見せてくれるであろうミュージカル。
この機会に多くの方に作品に触れて頂き、『アルスラーン戦記』が更に盛り上がってくれると信じています。是非劇場に足をお運びください!
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©荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ