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死刑囚だけの町でバトルアクション! 『黄昏町プリズナーズ』異能力を駆使して地獄を生き残れ!

ある場所に集められた人たちが、しのぎを削って戦うシチュエーションって面白いですよね! 恋愛リアリティショーしかり、サバイバルオーディションしかり……

 

で、例えばなんですけど、死刑囚たちが極限状態で戦う様子が見られるとしたら……

それって非常に興味がわきませんか?

 

そんなわけで今回ご紹介するのが、マガポケで好評連載中の死刑囚たちのサバイバル・バトル・アクション『黄昏町プリズナーズ』。

2025年10月9日に第1巻が発売し、これからますます注目されること間違いなしのマガポケ作品です!

 

本記事では、そんな『黄昏町プリズナーズ』のあらすじとともに、ちょっとワケありな死刑囚3人の紹介をしていきたいと思います!

『黄昏町プリズナーズ』はこんなお話!

死刑囚たちが戦うって、一体どんな世界になっちゃってんのよ!? というわけで、まずはこの作品の背景からご紹介します!

舞台は死刑制度が廃止されて5年後の日本。

 

物語は、主人公の千頭悠真(せんどう ゆうま)が冤罪で死刑判決を下され「黄昏町(たそがれちょう)」へ移送されるところから始まります。

死刑制度が廃止された代わりに、“死刑に値する極刑”に処された被告人は「黄昏町」に連れていかれます!

 

「黄昏町」とは、死刑宣告を受けた罪人たちが収監される特殊施設。

外周が高い壁に囲まれており刑務所のようですが……

 

残念ながらここで罪をつぐなって更生しても、外には絶対に出られません! 

さらに……命の保証もありません!

なぜなら、ここでやることはひとつ――

 

“死刑囚同士の殺し合い”なのですから……!!!

 

黄昏町は、「法律なし!」「殺人OK!」と、なにをやっても罪にならない治外法権特区!

ようするに、死刑制度が廃止になった代わりに、死刑囚たちをここへ収監するので、勝手に殺し合えというお話なのです!

……こりゃ下手すると、死刑より酷いかも知れませんよ……。

 

そして、この黄昏町にはさらに画期的なシステムが!?

 

自分が殺した死刑囚を、「お菊さん」と呼ばれるコンテナのような機械に入れると……

 

その重さに応じて、食べ物や飲み物、生活に必要な備品が買えるのです!!

つまり、この町では殺した人間の重量が通貨となるのです!

 

なるほど……!

そうすることで、生き残るための殺し合いが自然と起こり、死刑囚の数を減らせるってわけですな!

 

ですが――

冤罪で黄昏町に連れてこられた悠真は、当然人を殺したことなんてない、ごく普通の青年です!

特別な身体能力なんて持ち合わせていません!

 

しかも、ここへ来たと同時に特殊な首輪がつけられちゃって、外に出ようとしたり、施設の備品を破壊したりすると、これですぐに殺されちゃうんです……。ひぇーーーー!!!

 

そんな、ごく普通の青年が、極悪死刑囚の集まる黄昏町で生き残れるのでしょうか!?

僕だったら、黄昏町に来て3分以内にお菊さんの中にいる自信があります(キリッ)。

 

でも、この一見普通の青年に見える悠真には特殊な「能力」があったのです……。

それでは、悠真の「能力」もあわせて、本作に登場するメインキャラクター3人をご紹介しましょう!

 

頭脳戦で敵を仕留める“策略の神”、千頭悠真

不幸にも冤罪で黄昏町に収監されてしまった主人公、千頭悠真。

冤罪ではあるのですが、いったい悠真はどんな罪で収監されてしまったのでしょうか?

 

黄昏町に来るまでの悠真は、真面目に勉強して、大学で心理学を学び、就職し、楓(かえで)という可愛い婚約者もいました。

人生を踏み外さないように、そこそこ努力して、そこそこ幸せな人生を歩んできた青年。

 

どこにも落ち度はないように見えますよね?

ところが……

ある日、自身の住むアパートを全焼させた罪で、放火殺人の罪を着せられます!

もちろん犯人は別にいて、悠真は無実!

 

 

この事件の際、悠真を助けた婚約者の楓は、一命を取り留めたものの重体……。

悠真は、楓が命がけで救ってくれた自分の命を無駄にできません!

そこで、黄昏町に連れてこられちゃったけれど、なんとか必死で生き残ろうとします!

 

そこで、まず必要なのは黄昏町で敵に襲われたときに戦うための武器選び。

こんな無茶苦茶な状況でも、悠真はできるかぎり最適解を導き出そうとします。

……ん? この人、こんな状況なのに冷静過ぎでは……?

 

悠真が手に入れたのは、1本のナイフ。

近距離でしか戦えない武器は、戦闘経験のない悠真には圧倒的に不利!

 

しかし、悠真にはもうひとつ“武器”がありました

そう、それこそが――

キレッキレの“頭脳”です!

自分の置かれた状況と敵の心理を冷静に分析し、敵の武器、戦っている地形条件などを組み合わせて、瞬時に策を講じることが出来るのです!

 

個の力では最強クラスと言われる強敵と対峙しても、静かに敵を“誘導”し、逃げられない罠を張り巡らせ……

 

まるで死出の案内人の如く、その頭脳を持って死へ誘う――

そんな彼の能力を、人はこう呼びました。

 

「死送神戯(ヘルメスアート)」と――

このようにして、悠真は頭脳を駆使し、死刑囚たちとの戦いを生き残っていきます!

全然、普通の青年なんかじゃないやん!

 

……しかし、どんな理由であれ、人の命を奪ったことに変わりはありません。

 

 

そのたびに、悠真は葛藤します……。

 

そしてこの、苦悶の表情である。

漫画を読んでいる僕も、ついつい同じ顔になってしまいます(ギュムッ!)。

 

めちゃくちゃ恐ろしい場所に、とんでもない間違いで連れてこられてしまったけれど、婚約者の楓が命がけで救ってくれた命を無駄にしないため。

そして、いつか冤罪を晴らすため、悠真は黄昏町で生き延びる決意をします。

 

いつか、ここを脱出して……!

 

もう一度、婚約者の楓に会うために……

そのはず、だったのに――

 

ええええ!!! 全身やけどで集中治療室にいるはずの、楓が黄昏町の施設内に!?

しかも、「楓が悠真を黄昏町に入れた」ぁぁあ~~!?!?!?

……この黄昏町の闇、かなり深そうです……(ギュムッ!)

 

敵か味方か……? 謎多き凄腕剣士、緋花凪晴(ひばな なぎはる)

「脱出不能な黄昏町から脱出する方法がある」と、悠真に声をかけてきた謎の男。

 

緋花凪晴。

悠真への殺意はないようで、一方的に仲間認定してきますが……。

 

敵は容赦なく斬り捨てることのできるメンタルと、異常なまでの動体視力の持ち主!

 

うかつに逆らえば、次は自分がこうなるかも知れません。

そんなわけで、悠真は緋花から逃れることもできず、結局行動をともにすることになったのです。

そんな緋花は、最強レベルの死刑囚を収監直後に仕留めた悠真のことを、非常に高く評価しています!

 

しかし、その真意はまったく分かりません……。

 

敵なの? 味方なの? どっちなんだい!!!!

なんとも一筋縄ではいかなそうな男です。

そんな緋花は、一体どのような罪を犯して黄昏町へ収監されたのでしょうか?

 

実は――

なんと、緋花も冤罪で黄昏町に収監されたというのです!

表向きには、強盗殺人を犯した罪で収監されたということになっています。

 

まさか悠真の他にもこんなひどい目に遭っている人がいたなんて!

実は、これには死刑判決よりも恐ろしい裏事情がありまして……

黄昏町には、特殊な能力を持っているせいで、犯罪をでっちあげられ連れてこられた人たちがいるというのです!

 

彼らの呼び名は「ルートB」!

緋花も、その一人というわけ!

 

確かに、逮捕時に警察が近距離から発砲した銃弾を、首を傾げるだけでサッと避けたり――

 

これほどの近距離で放たれる矢を刀でさばいたり――

なんてことは、普通の人間にはできません……。

特殊な訓練を受けたわけでもないのに、この動体視力。異能力としか言えません!

 

 

こうしてみると悠真の“頭脳”も、緋花と同様に常人のものとは言いがたく……。

例えば、遠方にいる敵に命を狙われている状況でも、悠真は読み取れる情報から、敵の意図を推測!

まさに、名探偵もびっくりの推理力!

 

これには、緋花もこんな表情しちゃうくらい!

……ひょうひょうとしているように見えますが、ときどきちょっとキショい男です(失礼)。

嘘がバレることにゾクゾクしてるって変わった人だなぁ……。

……って、やっぱりなんか「嘘」ついてるんじゃん!

 

悠真、くれぐれも後ろに気をつけて!

でも、なんだか悠真に対してだけは、殺意よりも大きな感情が芽生えてしまっているような気がしなくもない……。

 

悠真に対する殺意は今のところなさそうなのですが、敵とみなした相手は平気で殺せるメンタルは十分に持ち合わせているので、やはり侮れません。

そして、そんな緋花が悠真に対して「嘘」をついていることを、鋭い悠真が見抜けないはずもなく……?

 

確信には至れていないものの、悠真は緋花への違和感を抱いた状態で共闘関係になっていきます。(結局、おんぶもされちゃいました)

複雑な人間関係も見逃せません!

 

痛みを感じないチェンソー使い! 逢坂詩乃(おうさか しの)

そんな悠真と緋花の前に、さっそく超ヤバい敵が登場!

彼女の名前は逢坂詩乃。

めっちゃ可愛いお顔していますが、めっちゃでっかいチェンソー持ってるんですけど……!?

立ってるだけでもう怖すぎるっ!

でも次の瞬間、さらに恐ろしいものを僕たちは見せつけられます!

 

ボウガンの矢に腕を貫かれても笑ってるーーーー??!!!

イタタタタタッッ! もう読んでいる僕の方がショック死しちゃいそうです!(ギュムッ!)

 

なんと詩乃は“痛みを感じない”という特異体質。

遠距離にいる「ボウガン使い」とコンビを組み、放たれる矢をそのまま貫かせて、悠真たちを攻撃!

 

この戦術は、自分が敵の前に立ち塞がることで、敵に射線を読ませないという強引な作戦!

見えないところから飛んでくる矢なんて……避けようがないですよ!!!

 

あ、でも……ハイ! ちょっと待ってください!

痛みを感じないなんて人、普通いませんよね!?

それじゃあ、詩乃も「ルートB」の人間なのでは?

つまり、罪人ではないかも知れない……ってこと?

そんな複雑な状況で、悠真&緋花VS詩乃&ボウガン使いの一戦。

 

痛みを感じない能力を最大限に使った、戦術で仕掛けてきます!

自分の体が壊れることなんて、一切お構いなしの攻撃!

 

痛みを感じないとはいえ、自分の身を酷使する詩乃の戦い方を見て、悠真はある違和感に気づきます。

そして、後ろにいるボウガン使いと詩乃の関係を考察した結果――

 

……弟!?

 

そう、詩乃の体を貫かせているボウガン使いの正体は、詩乃の弟・ソータ。

なんと2人は姉弟だったのです!!!

 

詩乃は弟を守るために、自分が壁となって戦っていた!?

そして、詩乃がこのような特異体質になったのは、彼女の生育環境に原因がありました……。

 

詩乃は、幼いころから親からの慢性的な虐待を受けてきました。

それが原因で、体がこれ以上痛みを感じないように、脳が痛みをシャットアウトするようになってしまったのです……。

 

そんな詩乃の体質を試すかのように、周囲からいじめを受けることも……。

 

詩乃とソータは、確かに悠真の前に立ち塞がる強敵ではあるのですが……

 

もし犯罪者でない可能性があるのなら、助け合って生き抜こうとしている姉弟を殺したくはありません!(ギュムッ!)

 

しかし! 悠真とて、こんなところで殺されるわけにはいきません!

さて、この戦いの行方はどうなってしまうのか……!

 

そんなわけで、極悪非道な殺人犯だけでなく、特殊能力を持った相手とも戦わなくてはいけなくなった悠真!

 

黄昏町で生き延びることができるのでしょうか! 超危険なバトルアクションから目が離せません!

マガポケで連載中の『黄昏町プリズナーズ』をぜひチェックしてみてください!

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