
「売れたい。」
自分が好きなことで、有名になってみたい!
売れてみたい!!!!

そんな誰にも言えない、内に秘めた思いを抱いている方へ――
泥くせぇ青春漫画を手に取り、登場人物に代わりに思いを叫んでもらうのはどうですかな?
「ちょっといいかも……」と思ったあなたにぴったりな作品がこちら。

その名も……『鳴るさんだぁ』だぁあああ!!!
マガポケで連載中のこの作品。なんとなんと、記念すべきコミックス1巻の発売が決定しました!
連載開始から読んでいる僕からしたら、着実に「売れる」道を突き進んでいると言える……。
いや、もう「売れている」と言っても過言ではないな!!!(まだ早い!?)
本記事では、そんな人気作品の物語を盛り上げる、2人のメインキャラクターを紹介していきますよー!
●『鳴るさんだぁ』はこんなお話!
とある日の、とある路上。
アコースティックギターを抱え、弾き語りを披露する女性が一人。

「がらー⋯ん」
という効果音に負けじと歌い続ける彼女の名は、鳴呼美雷(なるこ みらい)。
プロデビューを目指している、未来ある20歳の大学生です。

たとえ誰もお客さんがいなくても、“私らしさ”全開のオリジナルソングを披露し、なにやらご満悦の様子です。
そこに突然――

「バッタもんのあいみょんみてぇ」
あまりにも鋭すぎる言葉のナイフが突き刺さり、つい弦をかき鳴らす手が止まってしまいます。
そんなひどいことを言うのは、一体誰!?

嬉々としてオリジナルソングを歌う人間に対し、とんでもないセリフを吐いた声の主は、キュートなお顔に、クールな瞳が美しい少女でした。
彼女は「君いくつ?」と質問を投げかけながら、美雷のもとに近寄っていきます。

そんでもって――パァァァァン!
美少女から突然放たれる、超強烈なビンタ!
細やかながらダイナミックに描かれた集中線を見るに、おそらく相当な威力です……。
「へ」……と驚きを隠せない美雷に、さらに襲い掛かる往復ビンタ!
一部の業界ではご褒美なのですが⋯⋯。(だまれ)
初対面でいきなり二度もビンタって……どういうことなん!?

ことはビンタだけに留まらず……クールな美少女は自己紹介もなく、中途半端なメロディを路上に響かせているなどの理由で、美雷を罵倒! 罵倒! 罵倒!
あ、あきらかに“ヤベー奴”だ……(ブルブル)

混乱した美雷は、当然その場から逃げ出す選択をします!
誰だってそうする。僕だってそうする。
が、しかし――

いるんですよ……。次の日も。(ラーメンすすってるし)

その後も罵倒に次ぐ罵倒で言われ放題だった美雷の涙腺は……ついに崩壊。
そんなことないぞ……美雷……。(こっちまでポロポロ)

そんなこと知らねぇ~~~~!!!
純粋無垢な彼女に対し、なぜか追い打ち、追い打ち、追い打ちぃいい!! オーバーキルです!!!
「真っ当に売れたい!」と反論する美雷の訴えむなしく、「泣いたら売れんのか!?」という超現実的なカウンターをくらってしまいます。
そ、そうだけどさぁ……。

しかしその翌日。路上には、なぜかセクシーな衣装を着てモジモジする美雷の姿が!?(やったぜ)
どうやら謎の美少女からの「売れたもんが正義だ!」という言葉を信じ、性春を生きるモヤモヤ男子たちをターゲットにしたコスチュームを選んだようです。
いつもは静かな路上が、こころなしかザワついているような。
ちなみに、僕の心もザワついております!!(ありがとう、謎の美少女)

そして美雷は、さんざん罵倒された相手に対し、曲を聴いてほしいと頭を下げます。一体どういう風の吹き回しなのでしょうか?
当然、これには理由があります。

途方もないほど現実的な言葉を浴びせられたあの日の夜、美雷は気付いたのです。
「私の音楽を聴いてくれていたのは、アンタだけだった」と。

そして改めて、いまだに正体が謎の少女に問われます。
「お前の本当に譲れない気持ちはなんだ!!」
「お前は!! 何が言いたい!!」と――

対して未雷は答えます。
「売れたい!!!!」と。
その言葉を吐いた瞬間、頼りなかった美雷の顔は一変、鬼気迫る表情へ。
そして返ってきた「それだよ」という言葉を皮切りに、運命の路上ライブが幕を開けたのでした!

その後ようやく、謎の少女(女性? 年齢不詳ですね……)が元音楽プロデューサー的な存在であり、涙田雨(なみだ あめ)という名前であることが発覚します。

そして雨が撮影をしていた全力コスプレ路上ライブは、SNSで大バズり!
雨との出会いをきっかけに、美雷の人生はとんでもない方向へと走り出していくのでした。
そう、この物語は――
ナチュラルこじらせピュアシンガー美雷と、性悪敏腕元音楽プロデューサー的存在の雨が織りなす、“ド根性音楽サクセスストーリー”なのです!
ここからは、気になる2人の魅力をさらに紐解いていきましょう!
●売れるためなら“犬”にもなる! ――“凡”な女子大生シンガー、鳴呼美雷
あらすじ紹介の時点で、とんでもない人格否定をされ続けていた主人公の美雷ですが……。

なぜかいきなり、独房のような場所に監禁されています!
本当になんで???
これにはいろいろな理由がありまして――

美雷はつい最近まで、いたって平凡な女子大生でした。
音楽サークルのメンバーと居酒屋で騒ぐなんて、とっても大学生らしいじゃあないですか。

さらに過去――高校生の頃にさかのぼると、さらなる平凡さが際立ちます。
今は金髪でイケイケっぽいのに、こんなに地味子ちゃんだったんですね。これはこれで好きです。(メガネクイッ)

彼女を変えたきっかけというのが、学校の体育館で見たバンドライブ。
スポットライトのあたるステージに、何か言い知れない“特別感”を感じたのです。
こうして凡な自分を変えたいという思いに気付かされた美雷の、ギターを握る日々がスタートしたのでした。
しかし“凡”とは言いますが、彼女自身には“非凡”な部分も存在します。

ボ(イ)ン!(つってね)
ご覧の通り、大変けしからんバディの持ち主であることです。
隠しきれないそのミラーボールに、サークルメンバーも完全に目を奪われてしまっていますよ!

しかし、現在は大学にも行けず、雨から30日間の監禁を受けている美雷。
毎日14時までに、新曲を提出し続けなければなりません!
この前まで普通の生活を送っていた女子大生が、こんな生活耐えられるはずがないでしょうが!
しかし美雷は、グレードダイナマイトバディのほかにも、もう一つ才能を持ち合わせていました。

それは、「売れるためには何でもする覚悟の持ち主」であること。
厳しい環境のなかではありますが、雨の方針のもと、売れるための曲作りを続けます。

そしてついに刑期を終え⋯⋯。(違う)
見てください、出所直後のこの“ロックな佇まい”……。
こいつぁ、大物になるぜ……!

出所に喜ぶ美雷は、好きなモノ食べ放題だと喜びます。しかし、それを呼び止め「乗れ」と、車を指す雨。
あ、これヤバいやつか?
車に乗せられた美雷が次に目を開けると、そこには――

魑魅魍魎??? 悪鬼羅刹???
いいえ、違います。どうやらここはライブハウス。
しかし、見るからに戦闘力の高そうな方々が多すぎないか?

雨が次に用意したプロへの試練。それは、各アーティストがお互い点数を付け、数字で今の実力を測るランキング型バトル!
成長の日々だったとはいえ、まだ雨と出会って一か月程度の美雷。勝手にエントリーされちゃっていますが、大丈夫なのでしょうか……?

しかし、ここまで美雷の姿を見てきたみなさんならもうわかりますよね?
逆境に立たされたときこそ、彼女は底力を発揮するのです!
今回も「今までの私を変えるチャンス」と捉えステージに立ちます。
そうして披露したオリジナル楽曲、その名も――

「おにぎりわくわく共和国」
⋯⋯い、一体どんな曲なんだ? フロアで聴くライバルたちは何を思う?
雨はこの曲でやるのを許したってこと……だよね?
ピュアなハートを胸に抱きつつも、目標にまっすぐ向かうメンタルを併せ持つ主人公・美雷が辿る運命を、皆さんもぜひ見届けてください!
●多数のスターを生み出す“恐怖の大王”――「A&R」の鬼教官、涙田雨
続きましては、美雷をプロミュージシャンへ導く謎の美少女、涙田――

いや、誰じゃい。
え、なんか語尾にYOとか付けてるイキリ兄貴が映ってますよ? カメラさん???

どうやら彼は、HIPHOP界で大人気の「RENGE」という人物のようです。
机に足をドカッと乗っけていますが、「涙田」という言葉を聞いた瞬間⋯⋯。

「ぼくはHIPHOPなんて向いていないんだ」と言いながら、ガタガタ震え始めてしまいました。えぇ……?
どうやら彼は、涙田雨がかつてプロデュースを担当したアーティスト。
売れた代わりに、何かを失ってしまったようですね⋯⋯。(遠い目)

そう、今回紹介する涙田雨は「A&R(アーティスト・アンド・レパートリー)」という職業を生業とする女性。
「A&R」はアーティストの発掘と育成を担う、新たな時代を作る仕事といってもいいでしょう。
どうやら雨は、多数の人気アーティストを世に送り出した存在として、界隈では有名な存在のようです。

そんな雨は、初対面の相手にも容赦のない言葉を投げかける、過激な性格の持ち主!

あまりの言われように美雷が涙を流し始めると⋯⋯
その一雫を、持っていたお米の容器で掬い、そのままおにぎりを作り始め――

「お前の涙に浸して作ったおにぎり 食え」と、優しさのカケラも見せない対応で美雷の心を抉ります!
涙で作った塩でお清めするというエピソードは知っていますが、おにぎり用の塩にするのは流石に……。
このように、非常にエキセントリックな行動をする雨ですが――

音楽に対して、なによりもひたむきなところがあります!
美雷の路上ライブに訪れた際も、ラーメンをすすりながら黙って曲に耳を傾けていますね。

いや、めっちゃ見てたわ!
目でもバッチリとアーティストの様子を観察していました!
これが、本当のプロの目線ってヤツだね!?(違うね)
そして、実際の「A&R」としての姿はというと⋯⋯

いや、怖いて!
これまた超絶おそろしい眼光で、なかなか楽曲を作れずに悩む美雷を追い詰めています!
パワハラ上等、驚異的なスパルタ教育がスタンダードなようですね。

美雷を監禁し強制的に曲作りをさせたときも、1日だけ与えた休日にでさえ盗聴器付きのGPSで動向を探っています。
端から見ると、もはや恐怖でしかありません。しかし、一度関わったアーティストとは全力で向き合うスタンスが、そうさせているようにも見えますね。

そして、実際に指導?を受けている美雷から見ても、音楽についての知識は本物だそうです!

さらにアーティストに試練を与え続けるなか、成長の境界線で的確な言葉を投げかける頼もしい姿も!
鋭いトゲを持つ性格と、担当したアーティストを必ずスターへと押し上げる情熱。
雨を信じてプロの道を歩み始めた美雷に、今後どんな罵詈雑言を投げかけるのか⋯⋯楽しみでなりません!(え?)

異なる魅力をもつ美雷と雨の2人ですが、これからまだまだ個性的な人物が登場する予感がしています!
まずはこのイケイケな姿をした男性⋯⋯敵か、味方か?

お次に登場したのは、ヨワヨワなイメージの可愛らしい少女!
さすがに敵⋯⋯ではなさそうだけど!?
音楽界を舞台に覚悟と根性で成り上がる、超絶スパルタ物語『鳴るさんだぁ』。
気になる続きはマガポケでチェックをお願いします!!!
●『鳴るさんだぁ』単行本第1巻、大好評発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!