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死……っ死にたくない‼ 『なれの果ての僕ら』デスゲームを実際にやってみた!

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男として生まれたからには……“デスゲーム”やってみてえ!!


ということで(?)、マガポケをご覧の皆さん、先日(7月7日)、大好評の内に完結したサスペンスでデスゲームな漫画『なれの果ての僕ら』! 最終単行本第8巻が本日発売されました!


【あらすじ】
同窓会のため、母校に集まった小学校の同級生たち27人。彼らはクラスメイトのひとり、夢崎みきおの手によって監禁されてしまいます。みきおは「人の善は極限状態でどこまで耐えられるか」を問うため、皆の倫理観を試すような“実験”を行っていきます。

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最初はみきおに命じられ、従っていただけのクラスメイトたちでしたが、やがて彼らの“本性”があらわになっていき──…… 

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人間の正義と道徳を問うサスペンス、そして思惑が交差するヒューマンドラマ。


サスペンスとヒューマンドラマ、どちらも魅力的な要素ですが……今回着目するのはタイトル通りデスゲーム!


前述のとおり、本作では「極限状態での人間の善性」を問うため、首謀者・みきおによる凄惨な「実験」が行われます。それらは「死」の恐怖によって人間の本性を暴き出す、まさにデスゲーム!特に私の記憶に残ったのは、最初に行われた「毒のリレー」です。 

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集められた元「6年2組」の信頼度を問う…と称されたこのゲームのルールは簡単!


①まず最初に10分後に死ぬ毒をひとりが飲む
②次に指名された人物が毒を飲めば、最初のひとりには解毒剤が与えられる
③これを繰り返し、前に飲んだ人物を救っていく。一定回数リレーが成立すれば実験成功!

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なるほど! とっても分かりやすい!


というわけで早速、このデスゲームをリアルで再現していくことにしましょう。えっと、まずは……

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毒……?

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①毒はダメです

まぁごく当たり前に考えて毒は使えないので、なんとか代替案を考えましょう。
デスゲーム……デスゲームがやりたいんだ俺はッ! 合法的にッ!

 

……というわけで、毒の代用品になりそうなものを検索しました。

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「毒……飲む……死……」

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これだ。

 

②デスソースを飲むからデスゲームです!

というわけでドン!!

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今回は、手に入れやすい+デザインがちょっと面白いやつを中心に4つ程起用してみました。
どいつもこいつも辛さへの自信に満ち溢れていて良いですね……!

 

ちなみに私、この手の商品初体験。
どれどれ、ちょっと嗅いでみよう……

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アッ!!!!

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▲「エンッ!」みたいなことになりました

 

……匂いだけでかなりきます。ダイレクトに吸い込むとせき込んじゃう感じ。
ただ、このままだとまだ「毒」っぽくないなぁ……と思ったので、とりあえず全部混ぜてみます。

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飲みやすいようにちょっと水を足したものがこちらです。

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なんとなく禍々しさが出ましたね。ちなみに作っている最中めちゃくちゃせき込みました
とにかく、これで今回のキモとなる「デスソース」の完成です!!

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▲編集部の冷蔵庫に入れてました

 

さて、難関である「毒」の代用品は準備ができました。
次はデスゲームに必要な、「ルール」を決めていきましょう。

 

“死”を扱っておきながら、まるで遊びのようなルールが存在する……それこそが、デスゲームの恐怖を煽ります。

 

……とはいえ今回はあくまで平和な「実験」。
みきおに倣って、自分の「信頼度」を試す実験にしましょう

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③「デス」ゲーム実行!

ルールは簡単!!


①まず最初に私が毒(デスソース)を飲みます
②次に、私が指名した人毒(デスソース)を飲んでくれれば、私には解毒剤(牛乳)が与えられます。(※飲まなかったら、その分私が飲むことになります)
③これを繰り返し、作った毒(デスソース)がなくなったら実験成功!


というわけで、早速ゲーム開始!

私を可哀そうだと思ってこの毒(デスソース)を飲んでくれる猛者は現れるのか…⁉

 

~某日 編集部にて~


というわけで、まずは私が一杯、皆を信じて、頂きます! ぐいっと…… 

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いや辛ッ!!!! 

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飲み続けるの無理! いやマジでヤバいです。飲んだ瞬間口の中にバッ!!! って広がるんですね、辛みと刺激が!

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 ▲すげぇ汗出る!!!


今すぐにでも解毒剤(牛乳)をグっといきたいところですが、ここからがゲームです…! 

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「誰か! ちょっと手伝って!!」


同僚A「何―?」
「ちょっと…仕事で協力してほしいことがあって……」
同僚A「いいよ。何を……」


「ルールは簡単!」


「俺を助けると思ってこれを飲んでください!」
同僚A「何これ!?」
「デスソース」 

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▲安全には配慮して実験しております


「俺はこれをさっき一杯飲んだから、今、口の中がめちゃくちゃ辛くて……!! 同僚Aがこれを一杯飲んでくれたら、俺は牛乳を飲める! でも、飲んでくれなかったら、俺がこれをまた飲まなきゃいけないの。で、このデスソースがなくなるまで続く」


同僚A「なんで、そんな苦行を⁉」

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 「だから助けてください!」


同僚A「……分ったよ飲むよ! ……ゲホッ(せき込む)」 

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……結構素直に飲んでくれました。意外です。一杯分減った…!!


ちなみに感想としては、「辛いっちゃ辛いけど、飲んだ瞬間死ぬほどでは……あっ来た来た…!辛い……!来るね!」とのこと。そうそう、後から来るよね……(今まさに来ている)。


とにかくこれで、解毒剤の許可が出ました! ぐいっと一杯! 牛乳で口を潤して、すこし救われました……。 

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しょっぱなから同僚が飲んでくれて感動しています。これは私の「信頼度」が思ったよりあったということですかね!(編集部スタッフが若手芸人みたいなマインドをしているからかもしれないけど……)


ただ、まだデスソースはなくなっていない――実験を続けよう……!!!


~~以下ダイジェスト~~
「俺を助けると思ってこれを飲んでください!」
(編集部で叫ぶ私)


同僚B「なんだって~」
同僚C「何、何?」


頼もしい同僚が釣れ来てくれました!


「これ飲んで」


同僚B「え、辛いのは無理だわ(苦い顔)」
同僚C「いいよ!」

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同僚B「喉の……このあたり……(胸を叩く)……通っているのが分かる……あっ! 無理!!! 牛乳牛乳ください牛乳


同僚C「俺これ全然いけるかも」
「マジで⁉」


同僚Cは辛い物好きとのことで勢いよく飲んでくれましたし、同僚Bも頼みこんだら飲んでくれました!


他にも、デスソースと聞いて自分から嬉々として飲みにくる人も。編集部スタッフは若手芸人みたいな心を持っているのか…? 

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▲どうぞどうぞ


そんなこんなで、私には解毒剤(牛乳)がバッチリ供給されました。助かった……!!!

 

④皆の「信頼」のおかげで、実験終了!

というわけで実験の結果、オフィスにいるほとんどの同僚たちが協力くれました。
そんな彼らとの友情と信頼によって――

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デスソース、なくなりました!!!!
やったぜ!

 

若手芸人マインド勇気ある同僚たちの協力で、見事デスソースゲームをクリアできました!!!
これにはみきおも大喜びでしょう!

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……こんな感じのデス(ソースを飲む)ゲーム、いかがでしたか?
余ったソースは持ち帰って普通に家で使おうと思います。本来ちゃんとした調味料ですからね!

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▲ゲーム終了後、編集部内でテイスティング大会が開かれました。味は一番右のやつが好きかな。


今回は一番最初のゲーム「毒のリレー」に注目しましたが、本作で行われる実験はこれだけではありません。

 

クラスメイトを殺した者に対して、「どんな罰を与えればいいか」話し合うという「学級裁判」や……

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「看守」役の生徒が「囚人」役の生徒に「どんなひどいことをできたか」でポイントを競う実験など……

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あの手この手で、クラスメイトたちを苦しめます。

 

しかしそんな中、みきおにも予想外のことが起き始めて……!?

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息つく暇も与えない、驚愕の展開が連続!! ついに完結の『なれの果ての僕ら』、マガポケでも読むことができますので、まだ未読の方は是非チェックしてみてください!

 

以上、冗談抜きで翌日おしりが痛くなったライターGでした。
辛いものを食べると本当に痛くなるんだね……

 

堂々完結!! 『なれの果ての僕ら』最終単行本第8巻、絶賛発売中!

 

kc.kodansha.co.jp

 

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