BOKU先生が描く『放課後の拷問少女』。
一見すると、よくある学園コメディ、よくある恋愛ハーレムもの……と思いきや！
一変して、欲と恥ずかしさとフェチにまみれた世界へ……
うらやましい！ いや、うらやましくない！
体験してみたい！ いや、体験したくない！
ギリギリラインを責めてくる！ それが『放課後の拷問少女』だ！
はじまりはいつもおだやかに……
物語の主人公は石丸大人（いしまるだいと）、高校１年生。
どこにでもいる、普通の “女運が悪い” 男子高校生である。
好きだった幼なじみが怪しい宗教にはまっていたり。
初めての彼女（だと思ってた人）が、実は同性愛者だったり。
おい、待てよ。
齢（よわい）たったの15、6歳にして、女運濃すぎやしねえか!?
そんな（女性遍歴を除いては）普通の男子高校生である石丸くん。
「高校生活は違う！」
今度こそ “普通で可愛い彼女” との爽やかな出会いに胸を膨らませて高校生活をスタートしました。
ここまでは、よくある “普通の” 学園物語の始まりである。
空から女の子が降ってきたら拷問が始まる!?
校内を歩いていたら、階段から女の子が落ちてきた。
しかもめちゃくちゃかわいい。
ほどよいラッキースケベもお決まりに発動！
これもよくある “普通の” ワクワクスクールライフの始まりだ。
ドッキドキだぜ！
少年漫画にありがちなハーレムフラグ。
2人の美少女に囲まれて、彼女たちの部室へ連れて行かれる主人公。
普通だけどちょっと、だいぶ、いやかなり羨ましいぞ。
ここから楽しい放課後ライフが始まるのだろうなあ。
なるほど、これは確かに「拷問」だ……
とりあえずハードボイルドなお話じゃなさそうだ……普通の楽しい学園ラブコメじゃないか。
爽やかなおっぱいサンドに心を躍らせながら読み進めよう。
ふんふんふん〜♪ と、ページをめくるとそこは……
拷問部屋だった……
ナンジャコリャー！
突如現れた普通じゃない光景どーん！
おま、見てすぐにわかるんかい！
普通じゃなかった！
彼女たちは、人類がいかに拷問に屈し、時には抗ってきたのかを探求する『人文研究会』のメンバーだったのだ。
人文研究ってなんだよ。
なんで人文研究が拷問メインなんだよ。
“人文” の範疇がキワモノすぎる！
そんなわけで、普通の主人公は美少女たちに誘われて人文研究の道へ進むのです。
“拷問”少女は伊達じゃなかった！
エスカレートする研究が癖になる！
この漫画、次から次へと拷問、もとい“研究”をしていきます。
冒頭の “普通” は何処へやら。
まったく普通じゃない高校生活のはじまりはじまり！
くすぐり相撲で女の子にこんな顔させちゃったり…。
拘束椅子で我慢できなくなったり…。
街で履いてなかったり…。
マッサージ機を背中に押し当てたり……
物語が進むに連れて明かされていく先輩の壮絶な過去とは……!?
女運の悪い石丸の恋の行方は……!?
読み進めるうちにノーマルな思考はかき消され、どんどんハマる「放課後拷問」ワールド。扉を開けたらもう戻れません。
あなたがエスだろうが、エムだろうが、オールマイティに楽しめます！
