マガポケで連載中の大注目サッカー漫画『蒼く染めろ』。
本作は、“天才の兄”と“落ちこぼれの弟”が、日本の男子高校サッカー界に旋風を巻き起こす激アツ漫画です！
前回の記事では、天才の兄・紅也と落ちこぼれの弟の人物像と激アツな関係性を紹介しました！
今回は、“天才の兄”飛高紅也にスポットライトを当てて、
紅也がいた「スペインのプロチームの下部組織」はどういうところなのか、そこに所属していた紅也がどれほどスゴい選手なのかを紹介したいと思います！
●「プロチームの下部組織」ってなに？
小学６年生の終わりにスカウトされ、スペインへと渡った紅也はスペインのプロチームの下部組織に所属していたとのこと。
下部組織とは、多くのサッカークラブで若手選手の育成を目的として設けられている組織のことです。
スペインのプロサッカークラブには、下部組織「カンテラ」と呼ばれる育成組織が存在しています。
才能ある若手選手を発掘・育成し、スペインのトップチームへと送り込む役割を果たしている組織なんです！
特に「ラ・マシア」と呼ばれるFCバルセロナのカンテラは有名で、さまざまなスター選手を輩出しています。あの有名なアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手も、その一人なんですよ！
他にも、レアル・マドリードやアスレティック・ビルバオのカンテラも有名。ほぼすべてのスペインのプロサッカークラブは優秀なカンテラを持ち、日々新たな才能を発掘・育成しているんです！
ところで、「紅也って日本人だけど、なんでスペインのプロチームがスカウトを……？」と疑問に思った方がいるかもしれません。
そう、カンテラはスペイン国内だけでなく世界中から若手の有望株を集めているんです！
しかし、スぺイン国内の選手ではなく海外の選手がスカウトに見出されるのは、よほどの才能を秘めていると思わせたときだけ……！
しかも紅也は小学校６年生のときにスカウトされ、毎年のように選手が入れ替わるカンテラに、U-15まで所属し続けているのだから驚異的です。
まさにクラブから将来を嘱望されていたと言えるでしょう！
●U-15の欧州大会、U-18の日本代表と常識破りの大活躍！
そんな紅也が高校入学直前に出場していたのが、U-15世代の欧州大会。15歳以下の選手で構成されたチームによるヨーロッパのクラブチームによる大会です。
欧州ではここで才能を認められると、地方の小さなクラブから世界的なビッグクラブへと引き抜かれることも多いと言われています。
そんな試合で「２ゴール３アシストの大活躍」ですから、欧州でも紅也は同世代の選手の中で抜きん出た存在のようですね！
また15歳の紅也ですが、なんとU-18の日本代表にも選ばれて大活躍した経歴も！
U-15の中学生である紅也が、高校生年代のU-18に選出されただけでもスゴいのに……、
そして試合に出場できるだけでも快挙なのに……、
さらに大活躍してしまうなんて！
成長期に当たる中学生から高校生年代は、体格差が如実に現れるため、なかなか上の年代で活躍することは難しいはず。
しかも代表チームによる国際試合なので、紅也の凄まじさが感じられます！
そんな大活躍を見せる紅也の元には、バルセロナ、マドリードのほか、マンチェスター、バイエルンからもオファーが届いていました。
すべて欧州どころか世界を代表するビッグクラブばかり。
まさに日本サッカーの英雄ですね!!!
●世界で活躍する“黄金の時代”が紅也を追って日本に集結！
U-15カテゴリーまで順調にステップアップしていた紅也。
強豪クラブに行き、さらなる活躍を期待されていた彼ですが――
紅也は誰もが羨むような魅力的なオファーをすべて断って日本に帰国！
そして、弟・蒼士と同じ翔凌高校に入学します!!
スペインではなく、日本で、しかも高校のサッカー部で、その後のサッカー人生を左右するU-18年代を過ごすことにしたその理由は――
「一緒にプレーしなきゃいけないスゴイ奴がそこにいるから」!!!!!
「スゴイ奴」、それはやはり蒼士のことでしょう!!!
しかし、世界で大活躍していた紅也を周りは放っておきません。
紅也を追いかけて、欧州で彼と凌ぎを削っていた“黄金の時代（エル・ドラード）”と呼ばれる同年代の選手たちが日本に集結！
“黄金の時代（エル・ドラード）”同士で戦い合い、サッカーの歩みを100年進めると約束していた選手たち。
そんな彼らが、なんとそれぞれ異なる日本の高校に所属するというまさかの展開が待ち受けていました！
各クラブに世界的な名選手が所属していた、黎明期のＪリーグを彷彿させますねぇ……！
これが“黄金の時代（エル・ドラード）”！
天才・紅也、そして紅也に「スゴイ奴」と言わせる蒼士が、彼らとどんな激闘を繰り広げるのでしょうか……!?
今後の展開を要チェックです!!!
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