僕たち非モテ男子の青春の思い出。
それは、クラスの女の子と仲良くなることでも、彼女との初々しいお付き合いでもなく――
“エロ本”。
友だちと至高の一冊を持ち寄って感動を分かち合ったり、先生に没収されたり……
今となってはとても良い思い出です。(しんみり)
そんな僕たちが愛してやまない“エロ本”をテーマにした作品がマガポケに登場したので、紹介させてください!
その作品は――
『風紀委員長はエッチな本を没収したい』です!!!
風紀委員長×エロ本なんて、最高の組み合わせじゃないですか……!
●『風紀委員長はエッチな本を没収したい』はこんなお話!
本作の主人公・真島龍弥(ましま りゅうや)は、ちょっぴり不良っぽい高校1年生。
校則に縛られることのない緩い校風を想像して、偏差値の低い高校に入学してきました。
しかし、この学校には、真島くんの自由な学校生活を脅かす、ある人物が存在していたのです。
その人物とは――
風紀委員長を務める雛守柊花(ひなもり しゅうか)!
雛守委員長は、その真面目さを買われて、入学当初から3年生になった現在までワンオペで風紀委員を任されている、レジェンド風紀委員です。
そんな雛守委員長に目を付けられた真島くんは、自由な学校生活を送れなくなっていました。
できるだけ雛守委員長を避けて行動していたある日のこと。真島くんは、雛守委員長の驚くべき秘密を知ってしまいます……。
その秘密とは――
エロ本に興奮していること……⁉
なんと、風紀チェックの後に、生徒から没収したエロ本を楽しそうに読んでいたのです!
雛守委員長の秘密を知ってしまった真島くんは、その日の放課後、風紀委員会室へと呼び出されます。
風紀委員会室を訪れた真島くんを待っていたのは――
女教師のコスプレをした雛守委員長……⁉
え、なぜ⁉ とっても眼福だけど、なぜ⁉
真島くんも僕たちも戸惑いを隠しきれませんが、雛守委員長は、さらに――
「女教師のタイトスカートから覗くライン」について感想を要求……⁉
エロいことに耐性のない真島くんは、予想だにしていなかった雛守委員長の行動にタジタジ!
しかし、そんな真島くんをよそに、雛守委員長は――
真島くんに馬乗りになって、風紀委員へ勧誘し始めます!
真島くんの校則違反ペナルティを今後一切なくす代わりに、風紀委員の一員になるよう説得するのです。
雛守委員長のこの突飛な行動の理由は、何なのでしょうか?
それは、自作の官能小説を執筆する際に、手伝ってくれる人がほしいから。
雛守委員長は趣味で官能小説を小説投稿サイトに投稿していますが、想像や資料だけでは表現に限界があるため、よりリアルな状況描写や表現をする方法を探っていました。
そんなときに、自身の秘密を知った真島くんに白羽の矢が立ったのです。
雛守委員長の熱意を感じた(風紀違反のペナルティを与えられそうになった)真島くんは、こうして、雛守委員長の官能小説執筆の手伝い要員として、風紀委員に入ることになったのです……!
ということで今回は、真面目だと思いきや実は変態だった雛守委員長の魅力を紹介します!
●将来は官能小説家!? エロに真摯な雛守委員長がかっこいい!
雛守委員長は、成績・態度共に真面目な生徒ですが、その実、没収したエロ本を読んで官能小説の参考にしている変態風紀委員長です。
中学3年生から官能小説を書き始めた雛守委員長は、長い間資料の収集に困っていました。
そんなとき、風紀の乱れた高校で風紀委員になれば資料と保管庫を手に入れられると気付きます!
そして、高校に進学した雛守委員長は、朝5時起きで資料収集風紀チェックをし――
没収したエロ本を貴重な資料として保管し――
夜中2時まで官能小説の執筆をする、マジメで変態な風紀委員長となったのです!
朝から晩まで“エロ”に向き合い続けている雛守委員長ですが、その“エロ”に対する活力はどこから来ているのでしょうか?
雛守委員長の感情の根底には、「 “セックス”に至るまでの男女の感情を知りたい」という思いが存在しています。
性描写の最高峰であるエロ本を研究し、自分でも創作して描写を研ぎ澄ませることで、「恋愛の行きつく先」を知ろうとしているのです。
やっていることは変態そのものですが、“エロ”に真剣なその姿は、ついつい応援したくなりますね!
●エロ本のためなら手段を選ばない! 何でもアリな雛守委員長がぶっ飛んでいる!
風紀チェックによって、資料集めがかなりはかどっている雛守委員長。
しかし、今はネットの時代。生徒たちは雛守委員長に没収されるにもかかわらず、なぜアナログなエロ本を学校に持ってくるのでしょうか?
その答えは、学校の無線LANにありました。
校内でスマホからエロサイトを閲覧しようとすると、たちまちウイルスに感染してしまうため、生徒たちはエロ本というアナログな方法で「エロ」に触れているのです。
雛守委員長にとっては、なんともありがたい状況と思いきや――
なんと、その無線LANこそが雛守委員長の策略!
校内の使っていないPCを使って無線LANを飛ばし、スマホへウイルスの警告を出すことによって、紙媒体のエロ本を主流にさせていたのです! 雛守委員長、恐るべし……!
(ご安心ください、実際にウイルス感染はしていません!)
“エロ”のためならここまでしちゃう雛守委員長、強すぎます!
●大胆すぎる……! 雛守委員長の言動から目が離せない!
真島くんに自分の秘密を知られた雛守委員長は、本性を隠す必要がなくなったことで、大胆な行動を繰り返しては真島くんを驚かせています。
自身の官能小説の一文を再現するため、突如制服を脱ぎ始めたかと思えば――
真島くんの顔を胸に押し付けちゃいます……!
なんという羨ましい状況……! 感想ならいくらでも伝えるので、僕にもお手伝いさせてほしいです!
そして、この暴走は真島くんの前だけではありません!
雛守委員長は、授業中にもエロ小説のことばかり考えています。
そのため、国語の音読はいつの間にか卑猥な文章に早変わり! 教室中に雛守委員長の煽情的な朗読が響き渡ります!!
風紀を一番乱しているのは、雛守委員長なのでは……? と言いたくなりますが、
こんな発言や……
こんな行動……
こんな誘い文句も、すべて、“エロ”に対する純粋な思いが溢れた結果。
多少大胆になっても仕方がないでしょう! むしろもっと見せていただきたい!
今後も雛守委員長の大胆な行動から目が離せませんね!
●過激だけど、実は……? 純情な雛守委員長がかわいい!
美少女の雛守委員長は、男子生徒から大人気。入学してから告白された回数は、脅威の22回!
しかし、告白した男性生徒が普段見ているのは、雛守委員長の表の姿にすぎません。
マジメで清楚な委員長の姿を期待して、告白なんてしようものなら――
「私とセックスしたいということですよね?」と、ピュアな告白をぶった切り!
さらに、好みの体位やシチュエーション、特殊性癖まで確認する始末……。これでは、告白した男子生徒は逃げてしまいます……。
ただ、誤解しないでください!
雛守委員長の言動は、“エロ”に真摯すぎるがゆえなのです!! 付き合う前に性への価値観を確認しておきたいだけなんです!!!
と、“エロ”に積極的すぎる雛守委員長を見ていると、ある1つの疑問が生まれてきました。
それはズバリ、「雛守委員長は経験豊富なのか?」ということ!
こんなにもモテモテで“エロ”に関心があって、大胆な言動にも躊躇がない雛守委員長ですから、その経験は相当なものに違いありません!
その答えはというと……
実は、純情そのもの!
真島くんにその証拠を見せようとする姿はやはり変態さんですが、それでも雛守委員長は超ピュアなのです!
その理由は、風紀活動や執筆活動の妨げになるから。
恋人はおろか、友人も作らずに風紀委員と執筆活動に専念してきたのです。
そんな雛守委員長に初めて踏み込んだのが、真島くんです。
今まで交友関係を築いてこなかった雛守委員長にとって、「友達になろっか」と言ってくれた真島くんとの交友は“初体験”そのもの。
生まれて初めてできた「友人」である真島くんに、雛守委員長がどう変わっていくのか――
この先、雛守委員長が見せる新たな表情や反応にも要注目です!
大胆すぎる雛守委員長との風紀委員活動は、ちょっぴり大変で、とっても刺激的。もしも風紀委員に誘われたらどうしますか?
断りますか?
本当に断わるんですか?
いや……断れないでしょう!(断定)
そうです、僕たちはもう雛守委員長の溢れ出る魅力に夢中! その姿から、片時も目を離すことは出来ないのです!!!
雛守委員長の行動にドキドキが止まらない『風紀委員長はエッチな本を没収したい』を、ぜひマガポケでチェックしてください!
●『風紀委員長はエッチな本を没収したい』単行本第1巻、12月7日発売!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!