こんにちはマガポケベースのニシジマです。
↑でもお知らせしましたが、ポケ助が受肉しました。
(ポケ助です)
マガポケの「マスコット」であり「名誉編集長」でもあるポケ助。
彼が肉体を得たのは、マガポケの一員としても非常に嬉しいです。
ポケ助が編集部に来てからというもの、僕は毎朝、彼に話しかけているんですが、なかなか話が噛み合わない。
どうやら、ポケ助は自分が今どこにいるのか分かっていないようです。
僕は「週マガの申し子であるポケ助がなぜ???」と困惑。
どうやらポケ助は肉体を得た反動で、一時的に記憶を失っているようです。
(記憶を無くしたポケ助は、編集部で孤独を感じていたと思います)
ポケ助の記憶を取り戻すために、マガポケを運営する週刊少年マガジン編集部を旅します。
ポケ助と巡る!
週マガ編集部ガイド
まずは「打ち合わせ室」。
世界に誇る「メイド・イン・週マガ」の漫画の多くは、この打ち合わせ室での打ち合わせから生まれています。
ある種の人間にとっての、一つの聖地かと思います。
この円卓が並ぶ空間で、連載中のプロの漫画家さんも、投稿作を作っている新人の漫画家さんも同様に、担当編集と激論を交わしているわけです。
写真は早朝の時間ゆえ、ガランとしていますが、夕方あたりの混雑時は9つある円卓が全て埋まってしまうこともあります。
あと、年季が入った部屋なので、床がガタガタです。それも、雰囲気があって僕は好きです。
次に紹介するのは、「打ち合せ室」の隣に位置する「ネーム室」。
ここは連載作家さんがネーム作業を行うための部屋です。
十数年以上も連載を続けるベテラン漫画家さんや、今からデビュー!というフレッシュな漫画家さんに至るまで、様々な人が利用しています。
ここで数時間ネームを作り、完成したら横の打ち合わせ室で編集と会話。
そのネームを変更するためにまたネーム室へ。
その変更したネームをまた打ち合わせ室へ……。
というような光景が日常的に見られます。
漫画家さんの日々の血汗が染み付いた、凄みのある部屋です。
おや、ネーム室でポケ助が何か発見したようです。
これは週刊少年マガジン謹製、「ネーム用紙」ですね。
プロの漫画家さんも利用している、便利なシロモノです。
実はこの「ネーム用紙」、週刊少年マガジンのサイト「マガメガ」でスキャンデータを無料でダウンロードできます。
http://www.shonenmagazine.com/content/files/name_pasteboard_B4.pdf
ラーメン屋さんの秘伝のタレ、そのレシピ無料公開みたいなものなのですが、ぜひ使いまくって面白い漫画を作ってください。
ポケ助も、作家さんと編集の聖地や、商売道具たる「ネーム用紙」に触れ、少しずつ記憶を取り戻したようです。
(少し、孤独からは解放されたかな)
さて、読者のみなさま、いかがだったでしょうか。
ポケ助の記憶を取り戻すための編集部ツアー。
残念ながら、まだポケ助の記憶は戻っていないようですが、 この調子で、全ての記憶を取り戻していきたいですね。
ご期待ください。
(終わり)