

「この世は理不尽だ!」
なんて考えが頭をよぎったこと、一度や二度ではありませんよね……?
そんな我々が感じるマイナスの感情を、「なんてちっぽけなんだ……」と思わせてくれる作品がマガポケに誕生しましたよー!

その名も『ロブレイブ』!
『ロブレイブ』は、マガポケ10周年を記念して開催された「連載獲得ダービー」を経て連載に至った作品です!
「連載獲得ダービー」とは、読み切り5作品のなかから、面白かったものを読者がアンケートで投票。最も多い票を集めた漫画が、マガポケで連載されるという企画! つまり、王者の作品というコト!!
ちなみに読み切り時の作品名は『魔王童子』! 読み切りで読んだけど、タイトルが変わっていて気付かなかった……という人、マガポケで連載開始されてますよ~!
さあ、そんな連載前から大注目だった今作。ここでは理不尽極まりないあらすじとともに、物語を熱くするふたりの登場人物を紹介していきますよ!
●『ロブレイブ』はこんなお話!

この世界ではかつて、とある魔法使いが猛威を振るっていました。
その名も、魔王デレス。

しかし、闇あれば光あり。
魔王を倒すべく立ち上がったのは、王国最強の剣士・勇者カルセゴです。
カルセゴは仲間とともにデレスと戦い、ついに封印することに成功したのでした。

そんな伝説から30年ほど経ったころ。
なんと魔王デレスが、封印を解いて姿をくらましたという知らせが国中を駆け巡ります!
恐怖のどん底とは、まさにこのことですね……。

時代のうねりのなかで、勇者の写真を見つめるひとりの少女。
額に生えたツノが特徴的な亜人・オーガのラミです。

ラミはどうやら、炭鉱のようなところで働いている様子。
危険と隣り合わせの、力仕事では――
っと、ラミ! 山の上から台車がッ……! 危ない!
こんなのが当たったら、オーガといえどひとたまりもありません。
お願い……避けて……!!

しかし台車は、ラミに降り注ぐ寸前でストップ!
謎の少年(?)が、片手だけでタイヤを支えています。おそらく……これは魔法!?
ラミを助けてくれたそこの少年、君は一体どなたなの?

彼がフードを外すと、クリッとした目が特徴の少年が姿を現しました。
その少年は名も名乗らず、彼女の無事を確認してすぐに去ろうとしてしまいます。か、かっこいい!

と思いきや、ラミの背中に痛々しい傷があることに気付き、思わず大きな声を上げます!
この鞭で打たれたような痕は、まさか――

「懲罰の痕」だと、彼女はハッキリそう言いました。
どうやらラミ、この炭鉱で“人間の奴隷”として働いているようなのです……。
うーん……でも、数々のファンタジー漫画を読んできた我々としては、少し違和感を覚えませんか?
一般的には、オーガみたいな亜人は人間よりも力が強いはず。

ほどなくして、オーガが人間の奴隷になっているのは、この国にできた「とある規則」が関係していることが判明します。
その法律をきっかけに、彼女のような亜人は“人間より下の存在”であるという規則ができたらしいのです……。
いやいや! そんな無茶苦茶なルール、普通の国家なら許すはずがありませんよね?

しかし、続けて彼女は“勇者様が言い出した”と衝撃的な発言をします!
実際に勇者は、ともに魔王と戦った仲間の亜人を、自らの手で殺めているのです。
え、どういうコト……理解が追いつかないよ!(震え)
勇者カルセゴ曰く――

魔王との戦いのさなか、仲間だと思っていた亜人が寝返ったとのこと。信じていた存在からの裏切りをきっかけに、亜人は邪悪な存在であると結論づけたようでした。
なんだか突拍子もなく聞こえてしまいますが、世界を救った勇者の発言です。
当時の国民に、彼を信じない人などいるはずがありません。

この話を聞き“間違っている”と声を荒らげたのは、先ほどの少年。
少年とは思えないほど、理路整然とした感情をラミに向けます。
一体あなたが何者なのか、気になって仕方がありません!

そんなふたりのもとにやってきたのは、炭鉱を管理する人間たち。
そして彼らは少年を見るやいなや、こう叫んだのです。

「魔王デレスだ!!」と。
……は!?
たしかに、幼くなってはいますが、手配書に描かれたデレスの面影そのままです!
でも、でもですよ!?
魔王である存在が、先ほどのように奴隷制度が間違っていると、本気の目を他人に向けますか?

その後、炭鉱の人間たちと少年は戦いに発展。少年は見事に蹴散らすのですが、そのなかでラミは少年の後ろ姿に、かつての勇者の姿を見たのです……!

この少年……やっぱり魔王なんかではありません!
――少年の口から語られた衝撃の真実。
それは、魔王デレスが封印される寸前、勇者カルセゴと魂を入れ替える術を使ったことでした。
そうです……。
少年の正体は、勇者カルセゴだったのです!
う、うわぁ……なんか……なんか急に辻褄があったぁぁぁ!!(歓喜)

魔王デレス(中身はカルセゴ)が封印されたのは、いまの時代から30年前。
勇者カルセゴ(中身はデレス)は地上でゆうゆうと暮らしています。一説では、禁術を使い若さを保っているとの話も!
そんな魔王も当然、カルセゴが封印を破ったことが耳に入っています。

そう、この物語は――
入れ替わった魔王と勇者が、文字通り因縁の対決を繰り広げる新しい王道ストーリーなのです!
ここからは、主要人物である魔王の姿をしたカルセゴと、亜人であるオーガのラミを紹介していきます!
予測不能な旅路をいくふたりですが、一体どのようなキャラクターなのでしょうか!
●子どもの魔王の姿をした勇者――カルセゴ

まずは、あらすじで衝撃の正体が判明した、勇者カルセゴです!
念のため、おさらいしておきましょう。
彼の外見は、子どもの姿をした魔王。しかしその中身は、魔王から魂交換の技を受けてしまった勇者カルセゴ、その人なのです!

彼は30年封印され続け、ようやく地上へと舞い戻ってきました。そんなカルセゴの道のりは平坦ではなかったようで――
一緒に戦いたいと話すオーガの亜人・ラミに対し、青ざめながら拒否反応を示します。
「巻き込みたくない」って、どういうこと?

実はカルセゴ、魔王と入れ替わった直後、自らの身体が仲間を次々と切り裂いていく姿を目の当たりにしていたのです……。
自分は封印されてしまっているので、文字通り手も足も出ない状態。このときのカルセゴの絶望たるや、想像もつきませんね……。(涙)

カルセゴはもともと、相当な仲間思い!
冒険の途中に仲間がケガしようものなら、「自分が庇いきれなかったせいだ」と大変に落ち込みます。身体だけでなく、心も生粋の勇者なのですね!
そんなカルセゴは、これからさまざまな戦いに身を投じていくわけですが――戦闘力の方はどうなっているのでしょうか?

繰り返しますが、中身は勇者だけど、身体は魔王ですよね。だったらめちゃくちゃ強いんじゃ?
と思う人もいるかもしれませんが、実際は魔王の身体になったせいで、とある弊害があるようで……。
子どもの姿で復活してしまったせいか、かつて大魔法使いと呼ばれていたほどの魔力が、いまの身体ではほとんど失われていたのです。

ただし、それでも魔王の体であることには変わりません。
ラミの奴隷として付けていた首輪は、逆らうと電流が走る仕様になっています。その光景を見たカルセゴは――

怒りの感情とともに、そっと首輪に触れます。
そして「触れただけで魔法の仕組みがわかった」と呟いたのです!
魔力はなくても、魔法を使ってきた経験は体に染み付いているんですね!

そして気付けば、上空に「ゴゴゴゴ」とうなりをあげる雷光が……!
まだ“上”の存在に気付いていない、悪い奴らのニヤつき顔とのコントラストがたまりませんな!(愉悦)

もはやオノマトペすら置き去りにするほどのスピードで落ちる雷の柱が、悪人たちに降り注ぎます!
説明がなくてもわかる極大の雷魔法!
大魔法使いと呼ばれた魔王の体だけあり、触れただけでその魔法を習得できるようですね。これもまさしく、チートスキル!

そしてそして、ここからは中身である勇者カルセゴの番。
バトルのなかで、戦闘センスがバツグンなところも見せてくれます!
先ほどの雷魔法で、魔力をかなり消費してしまったと話すカルセゴ。しかし、目の前には武装した敵の軍隊が!

軽い魔法を数回しか放てない状況。
そんななかで彼がしたのは、ラミの協力を得て、敵に水をぶっかけること――

そう、水浸しになった兵士たちに雷魔法を放ち、感電の嵐を巻き起こします!
このように、少ない魔力でも敵を一網打尽にする機転も持ち合わせているのです。これはおそらく、勇者としていくつもの死線をくぐってきた彼だからこそできる立ち回りでしょう!

そしてそして! もちろん“王国最強の剣士”として名高かった彼は、剣術もバッチリ……というか、それこそが本領発揮であります!
魔王がもつ魔力と、勇者がもつ剣術と勇気。
どちらも併せ持つのが現在のカルセゴといえますね!

そんなカルセゴも、もう誰も失いたくないと、初めはひとりで戦おうとしていました。
しかし、ラミの献身的な気持ちに心動かされ、仲間としてともに戦うことを決意するのです……! 熱すぎる!!!(号泣)
体は子ども魔王、中身は勇者。
数奇な運命を辿るカルセゴのこれからを見逃すべからず!
●高い身体能力と強い心をもつ亜人――ラミ

子どもの姿であるカルセゴに、母性たっぷりの膝枕をしているのは、亜人・オーガであるラミ。(勇者よ、そこ代わってくれないか……!)

その人柄は優しく温厚で、子どもの姿であるカルセゴにも明るく話しかけます。子ども好きの優しいお姉さん……って感じですね!

しかしそんな優しいラミも、勇者カルセゴの姿をした魔王が「亜人は人間より下の存在である」と規則を定めたせいで、現在は奴隷として炭鉱で働くはめに……。
少しでも逆らうと、強烈な電流が走る首輪を付けられている始末です。こんないい子に……ほんと許せません!

そしてオーガであるラミは、とある特殊能力をもっています。それは、五感や身体能力が人間より優れていること!
例えば、真っ暗闇の牢屋でも、中にいる人間が全員ハッキリと見えているようです!

実際の戦闘でも、煙の中から敵を見分けて先制攻撃を仕掛けます!

ラミの活躍は、こんなものでは終わりませんよ!
立ちはだかるは、自らを奴隷として扱っていた炭鉱のボス・ギルバート区隊長。

仲間のオーガを傷つけられて、怒り心頭のラミが放ったのは――
一撃で相手を気絶させるほどの……
カルセゴの強化魔法を受けた全力パンチ!
これにはギルバート区隊長も、完全に白目を剥きながら吹き飛んでしまいます。
首輪による弱体化を受けてもなおこの威力。これならカルセゴと一緒に、悪人どもと戦えそうですね!

そんな頼もしい仲間となったラミですが、勇者カルセゴに対し特別な思いを寄せています。
なんと小さな頃、森で魔物に襲われそうになったところを助けてくれたのが、ほかでもない勇者カルセゴだったのです!

そんな感謝の思いを胸に抱きながら、ラミは自らの手で掴み取った勝利を境に、カルセゴとともに戦う決意をします。
優しさと強さを併せ持つラミが、この世界をどう変えていくのか楽しみですね!

さあ、そんなカルセゴとラミの次なる目標は、炭鉱で奴隷にされたオーガたちの解放。
電流の走る隷属の首輪を外す鍵を持つという、四騎士を倒すべく新たな戦いの場へ。

ちなみに「四騎士」とは、“魔王が選抜した優秀な戦士”のこと。つまり四天王みたいなものですね!
そしてふたりは、いよいよ戦地で四騎士のひとりと対峙します……。

カルセゴを前に、突然被っていた兜を外す四騎士。
彼の正体というのが……カルセゴのかつての仲間、エンマだったのです――。

ラミと同じく、気の優しいオーガである彼が、なぜ魔王の部下に?
このまま、かつての仲間と剣を交えることになってしまうのでしょうか……?
そんな気になる『ロブレイブ』の続きは、ぜひマガポケで!
記念すべきコミックス第1巻も発売しているので、同時にチェックしてみてくださいね!
●『ロブレイブ』単行本第1巻、大好評発売中!
ぜひ周りの人にも教えてあげてください!