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業績トップの天才営業マンが裏社会へ転職!? 『殺し屋の営業術』イカれた営業マン・鳥井一樹による裏社会の生き方

突然ですが、私。営業職の方々を、とんでもなく尊敬しているのです……!

 

だってですよ、営業の方が契約を取ってくれるから、仕事が発生し、そのお給料でご飯を食べられているわけです。
つまり、会社を経営していくためには、どんな仕事にも営業が必須!

そう、たとえそれが裏社会であっても……!

そんな「裏社会の営業」を描いた異色のミステリー作品がこちら!

 

『殺し屋の営業術』。
野宮有先生原作の本作は、第71回江戸川乱歩賞を受賞した小説のコミカライズなんです!
本記事では、各所で話題の本作を紹介します!

 

●『殺し屋の営業術』はこんなお話!

主人公は営業成績トップに輝く、スゴ腕営業マンの鳥井一樹(とりい かずき)。その類い稀なる営業スキルで、あらゆる会社を渡り歩き、成約率は90%!

  

しかし、どんなに契約をとっても鳥井の心はからっぽ……。
鳥井は、自分がなんのために営業をしたいのかわからないまま、とにかく「営業マシーン」としてひたすらに働いてきたのです。

 

そんなある日のこと。
鳥井は訪れたアポイント先で、殺し屋が死体の処理をしている現場に遭遇!!

そして、その場で殺し屋に襲われてしまいます。

 

鳥井を襲ったのは、仕事として家主の殺害を請け負っていたプロの殺し屋たち!!
ドス黒い裏社会の世界に生きる人間たちです! ヒェ……。 (震え)

 

不運にも彼らの仕事現場を目撃してしまった鳥井は、当然のように口封じとして消されそうになります!
しかし、死の間際、「生きたい」という本能を思い出した鳥井は、この絶体絶命の状況の中で――

 

殺し屋相手に「ここで私を殺したら、貴方達は必ず後悔する事になりますよ」と、営業トークを始めました!!!!!

 

研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、その場の空気を掌握する鳥井。(特殊能力発動したみたいに強えぇ……!)
詳しくはこの後に説明するのですが、鳥井を襲ったふたりの所属する組織には、営業マンが足りていなかったんですね。

 

そして、なんと自分を売り込んじゃった!
「この命に代えて貴方達を救って差し上げます」と。そして――

 

契約成立! 絶体絶命の状況から殺人請負会社に転職しちゃいました!!
こうして、天才営業マン・鳥井の裏社会での命をかけた超絶ヤバい営業活動が幕を開けたのです……!

 

●契約のためなら手段を選ばない! 天才営業マン・鳥井一樹

では鳥井がどれほど凄いのか、彼の仕事ぶりをいくつかご紹介しましょう。

とにかく営業に命をかけている鳥井は、契約成立のためなら手段を選びません! 

 

聞き取り調査のために、急に女性を口説いたり!

 

ターゲットを油断させるためなら、一発ギャグも披露しちゃう!
引き出しが多いのが良い営業マンとは聞いたことがありますが、なんて多彩なんだッ……!

 

騙したい相手をいい気分にさせて乗せるなんてことは、もはや朝飯前で……。

 

ときには、役者顔負けの芝居で涙を流すことさえあるのです!
しかし、そんなハッタリだけで営業成績トップに輝いたわけではありません。

 

鳥井の最大の武器は、やはり数々の営業経験に裏打ちされた“戦略”。

 

優れた洞察力で顧客の要求を分析し、スーパーコンピューター並みの頭脳で、少ない情報からあっという間に営業戦略を立ててしまいます!

そしてなんといっても――

 

この強靱なメンタルですよ……!
「つい最近までは、ホントに一般人だったんだよね……?」と聞きたくなるほど動じません。突然、殺し屋にすごまれても、営業マンとしての矜持は失わないのです!

凄いを通り越してとんでもないイカレっぷり!(褒めてる)

 

骨の髄まで営業職がしみついてしまった鳥井は、裏社会でどんな契約をとってくるのでしょうか?

こんな凄腕営業マンだったら、どんな業界でも引く手あまたでしょうが(笑)。

 

●鳥井が転職した殺し屋組織・極凍コンサルティング

では、ひょんなことから鳥井が働くことになった会社をご紹介しましょう!

かつては裏社会の殺人請負市場を独占していた『極凍コンサルティング』でしたが……

 

最近、『ヤマナ』という前の営業担当が金を持ち逃げしたため、2億円の損失を抱え、会社経営が大ピンチ!
現在、営業マンは不在で、社長の風間(かざま)と実働を担う殺し屋たちで成り立っているようです。

 

しかし、風間は残念ながら経営能力が高くなく、さらに非常に感情的になりやすい性格のため、なかなか会社の建て直しに苦戦しているみたいで……。

 

風間とともに、鳥井を始末しようとしていた殺し屋の耳津(みみず)は、のんきな性格で、会社の経営についてはあまり気にしていないようです。
今は、目の前に突然現れた鳥井の存在に興味津々!

 

耳津は予想外の行動をする鳥井を気に入っており、彼の面白い一面を発見しては楽しんでいます。(気持ちはわかる)

 

さらに、「極凍コンサルティング」には、風間と耳津の他に2名の殺し屋が所属しているそうです。
今は仕事がないので(?)出社していないようなのですが、殺し屋の彼らが活躍できるように、鳥井は殺人の新規案件を取ってくることができるのでしょうか?
殺し屋たちの活躍が楽しみです!

 

●極凍コンサルティングの顧客――地上屋・守見屋勝太(もりみや しょうた)

鳥井の最初のターゲットは、違法な地上屋を営む社長・守見屋勝太。
守見屋は「極凍コンサルティング」の取引相手なのですが、商談が保留のまま止まっていました。鳥井はまず、ここから営業を始めようというのです!

 


商談が保留になっていたのは、守見屋の会社で起こった事件が原因でした。
守見屋と一緒に地上げをしていた彼の弟が地主を殺してしまったのです!

 

その死体処理を依頼したのが「メビウス」という反社会組織でした。

 

弟が殺人を犯したという守見屋の弱みをにぎっていることから、「メビウス」は彼をカモ(依頼主)として目を付けていたのです。それで「極凍コンサルティング」に依頼がなかったのですね!

 

そこで、鳥井が守見屋にもちかけた営業は、「メビウス」と地主の両方を「極凍コンサルティング」で、まとめて始末してしまおうというもの!
お客様の問題を解決する大胆な提案! 持ち前の営業スキルを発揮!(裏社会だけど!)

 

悩みの種である「メビウス」と手を切りたい守見屋は、鳥井の提案に乗るのですが、これには鳥井の策略があって……。

とんでもないスピードでお話が展開するので、鳥井の「営業回り」についていくのがやっと!(笑) これはもうコミックスでじっくり読み返すしかありません!

……そして、なんとタイミングがいいのでしょう! 記念すべきコミックス第1巻が9月9日に発売されたばかり!
ミステリーファンのみならず、営業マンも必読ですよ!
……どうでしょう? 鳥井を見習って、僕の営業トークも少しはマシになりましたか?(笑)

気になる物語の続きはマガポケでお楽しみくださいね!

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●『殺し屋の営業術』
単行本第1
巻、大好評発売中!

www.kodansha.co.jp

 

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